相澤 相澤 あ~いざわっ!

(この文章は、旅行中に外出先のパソコンから掲示板に書き込んだものです。勝手に相澤君への手紙を書いたのですが、なんかそのまま消えてしまうのが勿体なく感じ、記事として残してみました。)
_dsc0754

相澤君
1年間、本当にお疲れ様でした。
合田くんが引退した後、塾野球部のローテーションはどうなるんだろうと思っていたとき、颯爽と現れたのが相澤くんでした。その安定感溢れる投球に目を見張りました。慶早戦での8回まで無失点で・・・といった試合が印象的でした。その年のヤクルト戦で見事3者凡退にしとめた姿をみて、これで塾野球部の投手はしばらく安泰だと思ったことが思い出されます。
しかし3年生になると、なかなか起用法が定まらず、精神的につらい日々が続いたことでしょう。それでも気持ちを途切らせず、黙々と努力している姿を見て感服していました。
そして人望厚いあなたは4年生になると、主将の大役を任され、文字通り全身全霊を傾けて塾野球部を引っ張ってくれました。今回の慶早戦号のケイスポに「今季のMVPは相澤くんだ」とのコメントを読み、本当に嬉しかったです。
また相澤くんのブログを読み、風体と違い(失礼!)とてもナイーブな性格であることを知りました。そういった方が主将を務めるのは並大抵のことではなかったでしょう。
今日の試合、残念ながら観戦できませんでしたが、この掲示板の書き込みに試合終了後に相澤くんが涙していたとの文を読み、思わずこちらも涙しました。
勝利は目標とすべきですが、目的ではありません。あなたが今まで示してきた気概は、きっと頼もしき後輩たちに受け継がれているはずです。相澤くんには是非胸を張って、後輩にバトンを渡してほしいと思います。
今まで多くの夢や感動を見させてくれて、本当にどうもありがとうございました。相澤くんのこれからの人生が幸多からんことを心よりお祈り申し上げます。

-追伸-
先程掲示板で見たのですが、天皇皇后両陛下が慶應義塾150年式典にご光臨の際の学生代表として挨拶するとはすごい!ですが、彼なら納得ですね。

「相澤 相澤 あ~いざわっ!」に4件のコメントがあります

  1. 主将の立ち居振る舞い、私にない境地です。
    私は相澤君の何を知っているわけではありませんが、オーラは感じられます。
    浮き足立たない胆力を感じます。
    四年間の闘い。お疲れ様でした。皆、貴君を見つめていました。これは財産だと思います。

  2. 相澤君の名前を知ったキッカケは、東都OBと観戦していたとき、
    まだデビュー前のこと、ブルペンで投げている相澤君を解説。
    「東都の最強打線の占める2人、九州学院の選手から聞いた。
    相澤君は九州学院の打線を抑え、自ら5番も打って、孤軍奮闘、
    優勝候補の九州学院と引き分けた。
     熊本ではあの進学校の熊本高校が準決勝まで行くなんて信じられない。
     しかも彼は一浪して慶応の文系のトップ学部経済に入った。」
     その後、彼自身のブログで、彼が現役で藤沢のAO入試で不合格であったことを知らされた。
     彼は入試に落ちたことを自分の甘さと分析していたが、野球部のOBは、藤沢の合格基準がわからない、と嘆いていた。
     一浪してしかも2年生で神宮登板、彼の凄さは加藤君の卒業した後の春の慶早戦の完封に現われた。その気力と知力を駆使した投球、きっと伝説の九州学院戦の再現であったに違いない。
     今年の塾野球部は、地方県立高の出身者の活躍が目立った。
    前橋高校であの甲子園完全試合男、松本監督の指導を受けた小野寺君、甲子園には無縁の野沢北の湯本君。
     掲示板では塾高びいきで、塾高出身がスタメン七名占めれば正常
    というコメントを見て、唖然としたことがある。
     今後は放っておいても塾高出身がスタメンの多くを占める。
    地方県立高校で神宮を目指す高校生にとって、慶応義塾は「最後の開かれた門」だと思う。
     第2の相澤君の登場を塾高出身者が温かく期待してほしいと切に願う。
     

  3. げんきさん
    コメントありがとうございます。
    「これは財産だと思います」
    この言葉は相澤君に対しても、我々に対しても言えることですね!
    主将時代の彼も好きなのですが、3年生の時に起用法がなかなか定まらず、多分彼自身不安定なポジションになっているときに、黙々と自分のやるべきことをやっていた、あの佇まいがとても気を引きました。
    そんな彼を応援できる立場にいれたことは、自分にとって「大きな心の財産」でした[E:happy01]

  4. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    最初彼を見た時は、単純に一人の好投手だったのですが、当時の掲示板に文武両道さんが熊本高校時代のお話をいろいろと書いていただいたお陰で、彼に対して興味を持つようになりました。
    見ていると、とても魅力ある人物だと感じました。
    ノーラン・ライアンにあこがれていて、会いに行くつもりが会えなかったとか、最近の電気のスイッチの話とか、風体とはちょっと違う雰囲気の話を読む度に、ますます彼に好感を抱きました。
    げんきさんのコメントにも書きましたが、彼を応援できたのは、とても大きな心の財産です。
    自分は塾高出身者ですから、当然塾高出身者が活躍してくれるのは嬉しいです。但し、慶應義塾は本来様々な背景を持った人が集まり、お互いに議論をして、刺激し合い、切磋琢磨して、より自らを高める場所だと思います。
    なのでそれこそ相澤君や、これからは湯本君のような選手がどんどん出てきて、
    塾高組も甲子園組も公立組も一つの場所で切磋琢磨してお互い高めあって欲しいと切に願っております。
    そうそう、加藤投手(さすがにプロの投手なので)も公立組ですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください