第2回WBC 対中国戦を見て

いよいよ始まりました、WBC!
最初から気合いを入れて見る予定が、大工さんとの話が急遽入り、テレビで見始めたのは7回から。
なので、散発的に見て感じたことを書いていきます。
まず感じたのは、

おお、普段のプロ野球の応援をしているじゃないか!

ってところです。前回のWBCの東京ラウンドを観戦して一番意外に思ったのが、日本の応援が殆ど無かったことです。歓声はもちろん上がっていましたけど。なぜか韓国に対する応援の声の方が、大きかったという不思議な光景でした。思わず前に行って応援のリードをしようかと思ったほどです。いや、それほどの勇気はとても無いですが[E:coldsweats01]
北京五輪の予選で台湾の時の応援も、応援歌はなぜか「さくら」・・・。あれで盛り上がれ!と言っても難しいでしょうねえ・・・。
それに対して今回は、しっかりとその選手の応援歌で応援していましたね。イチローの応援マーチなんて、ほぼ10年ぶりに聞きますから、とっても懐かしかったです。イチローコールも相変わらずでしたね。
うるさいとか野球が楽しめないとかいろいろと賛否がある日本のプロ野球の応援ですが、今回は勝つことに意義があるんで、どんどん応援していくべきだと思うので、今回のこのやり方はとっても良いのではと思いました。
次に感じたのが
イチローに対する周囲の変な気を遣ったコメントに対する違和感

です。
確かにイチローは素晴らしい選手で、誰もなし得ていない実績を残しているわけですが、人間は「裸の王様」とか「絶対君主」のように、自分が悪くても何も言ってもらえないことほど辛いことは無いと思います。前回のWBCは868本の本塁打を打った王さんがいたので、実績で自分が浮き立つと言うことはまだ回避できていましたが、今回は周囲が余りにもイチローに気を遣いすぎて、孤高の存在にしてしまっている。これが問題のような気がします。
別に遠慮無くイチローに言えばいいと思うのです。「ちょっと体突っ込んでいるよ」「打ち急いでいないか?」「スウェーの幅が大きすぎないか?」って。もしかしたら山田コーチが言えるかも知れませんが、彼も打者ではないですからね・・・。新井さんとかがいればよかったかな。でもイチローは篠塚コーチのバッティングも好きだったはずだから、そこから突破口を開くとか。
コメントを聞いていると「良くはないけど、彼ほどの打者なら大丈夫」といった話のオンパレード。そんなことを言って貰っても、なんも嬉しくないし、役にも立たないと思うのです。それより何か言ってあげた方が、ヒントを掴むかも知れないじゃないですか。昔、ある大打者はよくカメラマンに自分のフォームのアドバイスを聞いていたそうです。そういった役割を周囲がしてあげるのも大事だと思うのです。なんか変なことを言って混乱させたらどうしよう、なんて思う必要は無いのです。それこそ彼ほどの打者だから、きちんと取捨選択しますって。
ちなみに今日発売のナンバーの野村監督のコメントは必見です。著作権が関係ないなら全部掲載したいくらいです。どれもこれも自分の思っていたことばかり。うなずきながら読んでいました。お暇があったら是非お読み下さい。
で、明後日はいよいよ生で見てみます。なるべく拙ブログでも速報に近い形でアップしたいなあなんて思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

「第2回WBC 対中国戦を見て」に4件のコメントがあります

  1. いわゆる評論家のご意見は総無視。北京の際にあれだけ行く前と帰ってきてからのコメントの違いをみて呆れましたから。それより前評判にとらわれず一戦一戦悔いの無いような戦いを期待しています。

  2. おくさん
    コメントありがとうございます。 
    さて、最近いわゆる評論家は技術系の方々と応援(?)系の方々に二分されていますね。いずれにせよ、今まで自分のやってきたことに自信と誇りを持って、評論活動をしていっていただきたいですね。
    あとおっしゃるように「前評判にとらわれる」ということはプロもアマも問わず、百害あって一利なしなので、本当に持てる力を出し尽くせるような試合であって欲しいですね。
    では、そろそろ東京ドームに行ってきます♪

  3. ナンバー買いました。ミスターアマチュアこと、杉浦さんの記事がでていたので嬉しかったなぁ。彼はプロでも十分やれる力があったののに、敢えてアマチュア一本でしたから。  74ページの『この国では…』は意味深でしたね。まぁ男の子でしたら、皆持っているような[E:coldsweats02](下ネタになってしもぅた[E:pig])

  4. おくさん
    コメントありがとうございます。
    杉浦さんの記事も良かったですよね!東京ヤクルトの宮本選手も、よく杉浦さんの話をしていましたよね。
    74ページ、・・・あはは[E:coldsweats01]

おく こと KEI Okumura へ返信する コメントをキャンセル

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