平成21年春季リーグ東京六大学野球 対法政大 一回戦 観戦記 後編


では、早速昨日の続きです。
内野自由席を後にし、学生席に向かっていると歓声が聞こえてきます。そして、下の通路を通り抜けて学生席のスタンドに入ると、なぜか法政の6回のところに1点が。又聞きですが、相手の打球が選手に当たってコースが変わる不運なヒットで1点追加されたようです。6回表が終わり2-0で法政がリード。
6回裏は先頭の竹内君がヒットで出塁。梶本君が倒れた後、伊藤君の時にヒットエンドランが見事決まり1-3塁。ここで小野寺君が内野ゴロの間に1点を返します。学生席も、今日の初得点に盛り上がります。
7回はお互い動きが無く、げんきさんと「ホームランってなかなか出ないもんだねえ」と話していたら、なんと8回表の先頭打者、松本雅君に手痛い一発を食らいます。
8回裏、先頭の渕上君が2塁打を放ち、竹内君のところで3塁に進み、梶本君の内野ゴロで1点を返し、H3-2Kとなります。
その後は中林君は危なげない投球で9回表も抑えます。
9回裏、塾野球部も意地を見せようとしてくれました。先頭の小野寺君が二塁打で出塁!続く青山君がバントで送り、1死1-3塁と一打同点の場面を作ります。
ここで塾野球部は湯本君、湯浅君と温泉コンビ(単純に湯がついたのでそう思ったんです[E:coldsweats01])を代打に出しますが、湯本君は法政の前進守備の中内野ゴロ、湯浅君はストレートをミートするのですがセカンド正面のライナーとなり、万事休す。試合は3-2で法政が勝ちました。
では、この試合で思ったことを。
1)試合の序盤、塾野球部の攻撃陣は早いカウントでの勝負が目立ちました。そしてあっさり倒れる。また、盗塁も試みませんでした。法政の捕手の石川君は、二塁送球が結構乱れることがあります。早めに走って、相手を攪乱してみると面白かったような気がします。昨日の妄想面でも書きましたが、二神君は割と神経質なような気がします。それを彼の努力と根性(加賀見君が目標とする投手だそうです)により、今季の活躍があるのだと思いますが、そこを崩す努力をしてみれば良かったのかなあと。後半は結構チャンスを作っていただけに、ちょっと残念でした。
2)中林君、結局明治戦でのトラウマがなかなか取り切れないシーズンとなっている気がします。つまり大事なところでのストレートで、腕を振り切ることを怖がるようなフォームになってしまっているということです。もしかしたら多少の怪我もあるのかもしれません(球速も145kmアンダーですし)。でも、キャッチボールの時とか、この試合でも後半はいい感じで腕が振れていたんです。なので後半2点はもったいなかったですね。でもそれは時の運みたいなところで、どうこう言う問題ではない。
彼は責任感が強く、まじめな性格だと思います。で、それを過剰に抱えてしまうこともある。今季の始め、「9勝するくらいの気持ちで」という話しがありました。らしくもありますが、それが過度のプレッシャーになってしまうこともあります。前田元監督が三田評論上で「絶対に勝たなければいけないと言われても、そんなことできっこない」と、語れていたことがあります。私もそう思います。だからこそ彼をリラックスさせてあげないと、力を発揮できない。そこら辺をよくわかっているのが漆畑君なんでしょうが、中林君にみんな助けて貰いもし、また助けてあげるために、明るい雰囲気を出してあげてほしいなあと思います。
おまけにウルシとバヤシの写真をちょっと。
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3)青山君、今季は悩める人になってしまっていますね。この試合はライトフライ2つに三振に、最後は犠打。いずれもランナーがいたためか、右打ちを意識した打ち方でした。
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でも、自分が思うに、これが青山君とは思いません。彼は泰然自若で、自分のスイングをすればいい打者だと思います(勿論、ケースバッティングは本来はとてもいいことなんですが)。
彼には流すバッティングではなく、引っ張るバッティングをして欲しいのです。最近の彼の三振は思いきって振り切った結果の三振というよりは、中途半端な感じがどうしてもしてしまいます。
彼もまた、見た目とは別にまじめな性格だと思います。2年生の時、慶早戦三回戦で負けた後、泣いていた姿を思い出します。周りの期待になんとしても応えたい!お世話になったあの人に恩返しがしたい!自分を慕ってくれている後輩のためにも打たねば!ここで打たなければ四番ではない!という気持ちが強いのだと思います。
でもそういったものを自分の力に昇華するには、どこかで抜くか、はたまたポジティブなイメージに転換していく姿勢が必要だと思います。まさにメンタルトレーニングです。
彼の力はこんなものではない!と声を大にして言いたい。そのためにもまずは「フルスイング!」ですよ。
最終回、無死二塁でバントはとても残念でした。個別の作戦面は余り論評しても仕方ないと思っていますが、あそこは四番を任せていた打者に対しては、とても残念でした。最後まで信頼してあげる姿勢を見せてあげて欲しかったですね。彼の今後のためにも。また、青山君にもそこでやるべきことはやる。でもこの作戦には納得できない!俺が打ってやるんだ!くらいの気概を思い出して欲しい。牙を抜かれた虎になってはいけませんよ。
前にも出した写真ですが、やはりこれくらい振り切っていきましょう!
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残念ながら今季の優勝はなくなってしまった塾野球部。しかし、六大学は対抗戦です。一つ一つの対抗戦で勝ち点を挙げていくことが大事です。まずはこの対法政戦、そして来るべき慶早戦は必ず勝ち点をもぎ取る意識で、これからに取り組んでいくべきですし、応援していく自分もそういった気持ちを持っていきたいと思います。
頑張れ!塾野球部。
(なんとか、日中にアップできました[E:coldsweats01])


「平成21年春季リーグ東京六大学野球 対法政大 一回戦 観戦記 後編」に4件のコメントがあります

  1. せっかくのご旅行の最中に書いていただき申し訳ないです。もう第2戦の結果もでて、残念な結果になってしまいましたね。第1戦は以前にリンクで紹介した松本くんが皮肉にも活躍とかで。しかし、彼は昨年まで試合にでた事がなく、神宮で名前を聞いてあれ?と思い出しネットで調べた次第です。きっとそうとうの努力を積んだのでしょうね。第2戦の先発も三上くんだったようですね。法政はここ数年低迷をしてましたが、それでも新しい芽が競い合い着実に育ちここまできたんだと思います。塾は次の早稲田戦にただ勝ち点ではなく連勝で勝って意地を見せてほしいです。

  2. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。またお気遣いしていただき、大変ありがたく思います。
    さて、おっしゃるように法政は低迷期にしっかりと新しい芽の競い合いや、3年間我慢を重ね努力する選手などが相まって、今季の好調さを出しているのでしょう。法政ファンの掲示板では一時期は金光監督に対する批判が凄まじかったですが、監督も随分我慢し、苦労されたのだと思います。
    塾野球部もなんのかんの言ってもだいぶ長い間優勝から遠ざかっています。これから自分たちが何をしていくべきか、その答えを見つけていく時に入っているのだと思います。それを彼らが見つけてくれることを信じて、そして祈ってやみません。

  3. あんなに楽しみだった春のシーズンも、あと1カードを残すのみ・・・寂しいなぁ[E:despair]
    今は就職活動も真っ盛りでしょうから、進路が決まってスッキリした4年生が、きっと秋には活躍してくれることでしょう!
    監督には「新たなる聖地」で「負けたらエンジョイも何もありません」と語っておられた通りですから、秋には是非勝ちを追究していただきたい!
    気負うのがエンジョイでもない。潜在能力を発揮できるようなポジティブな声掛けをチーム内で実践して欲しいな!

  4. あなたのお子さんは正しいバッティングをしていますか?

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