平成21年東京六大学野球秋季リーグ 慶法戦 一回戦 観戦記前編


最近ありがたいことではあるのですが、仕事が切れずに、それも土日にかけて入ることが多く、そのため観戦そのものに行くのも苦労がいります。
とは言え、苦労があればこそ燃えるというもの。今日もネクタイ姿でいそいそと神宮球場に向かいました[E:coldsweats01]
まあ、そんな状況なものですから学生席でヒートアップするわけにもいかず、内野席でおとなしく観戦することに。
さて、実際に観戦出来たのは3回裏の山口君の打席からでした。その前に2回裏に今季から4番に入っている伊藤君のソロホームランで塾野球部が1点先制していました。
4回表も無難に抑えた中林君。
4回裏は前の打席で本塁打を放っている伊藤君から。
その伊藤君が2-0と追い込まれてから、鋭く振り抜いた打球が右中間に飛ぶ鋭い当たり!
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伊藤君は判断良く、2塁に到達!無死二塁とチャンスを作ります。
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続く打者は小野寺君。多分進塁打を意識したバッティングだと思いいますが、好球必打で初球から引っ張っていった打球は12塁間をしぶとく破ります。
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2塁ランナーの伊藤君は判断良く、本塁に突入!これがセーフとなり、4球で1点という大変効率的な攻撃を見せてくれました[E:happy01]
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塁上に出た小野寺君は1塁コーチと真剣に声の掛け合いを行い、走塁への意識を高めていました。こういった4番、5番の走塁への意識の高さは、頼もしく見えますね。
ここで攻撃の手を緩めない相場監督は続く湯本君に送りバントのサイン。ところが0-1からの2球目を失敗し捕手後方の小飛球。これは運良く捕手が取れず、仕切り直しで、1-2から再度バント。ところがこれまたボールを殺せず、ポンと上がりましたが、飛んだコースも良く、送りバント成功!1死2塁となります。
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続く打者は4年の秋にしてレギュラーを勝ち取った山本君。立教戦を観戦していない管理人としては、なんとなくの情報で足が速い俊足巧打のイメージでいました。ところが、初球のファウル。体がよじれるくらい振り切ってスイングしていて驚きました。
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これは思い切りのいい打者だなあと思っていたら、1-1からの3球目を振り抜き、ライトスタンドへ一直線!
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スタンドも大いに盛り上がっていました。

春から12連勝中の法政大学に対して4-0とリードを広げます。
続く5回表もランナーを出すものの、危なげなく無得点。低めを丁寧について、内野ゴロを打たせていました。
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5回裏の攻撃前に恒例のメンバー紹介。
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この回から法政は加賀見君を諦め、西君にスイッチ。得意(であってほしい[E:sweat01])の右サイドスローの投手です。漆畑君、渕上君、山口君が、それぞれセカンドフライ、セカンドゴロ、セカンドフライトと、逆らわずに打とうとする意志は感じたのですがうまく腰が入らず、全てセカンドが処理するという珍しい形に。但し、ファウルは3人で1球だけ。もう少し、カットも混ぜた方が良かったかもしれません。
6回表も中林君は三者凡退にきってとります。安定感がある投球です。
6回裏から法政はまたしても投手交代。これまた塾野球部が伝統的に得意そうな左サイドスローの藤田卓君です。
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このフォームは適当に投げているのではありません。本当にこんな感じで打者に投げます。今度は伊藤君、追い込まれた後1球カットで逃げ、続くボールを上手く合わせてレフト方向へ。しかし、レフトの土井君が素晴らしいポジションをとっていて、レフトライナー。その後の小野寺君、湯本君も凡退し、無得点。
7回表、法政がついに反撃を開始します。先頭のキャプテン石川君が前の打席も相当粘っていましたが、今回もフルカウントまで手を出さず、6球目を振り切った当たりがレフト線の2塁打。無死二塁です。
続く松本哲君の当たりがショート頭上へ。渕上君が懸命にジャンプしてグラブに当てるものの弾かれ、無死13塁のピンチを迎えます。
この時中林君がどのような表情を見せるか、興味がありました。(勝手に思っているだけですが)春の法政戦で「もっと楽しんでいこう!」みたいに言った言葉が中林君にも聞こえて、その時に彼が「お客さんにわかるくらい楽しそうじゃないんだ」とショックを感じていたそうなので・・・。
するとこんな表情を!
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中林君と長﨑君、笑っているじゃないですか!さらに長﨑君が戻っていく時に「何、言ってんだ(苦笑)」くらいの感じで、ポンと長﨑君を叩いていました。どうやらラストシーズン、更にはなかなか厳しい状況に追い込まれていますが、精神的に一回りタフになったようです。
もっとも、続く廣本君の当たりはショートの右。これまた惜しくも届かず、1点入れられてしまいます。
しかし、中林君は動揺しません。さらに長﨑君はもっと冷静です。続く藤田卓君の初球、ストライクだったのですが、即座に2塁に送球!見事に刺します。よく見ていましたし、渕上君も素晴らしいベースカバーでした。
中林君は5回までも素晴らしい投球フォームをしていましたが、このピンチでも堂々たるピッチングです。
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藤田卓君はショートゴロでしたが、懸命に走り1塁はセーフ。2死1塁となります。続く佐々木君を簡単に2ナッシングと追い込みますが、2球きわどいボールを見送った後、カットも混ぜ、結局7球投じて四球。2死12塁となります。でもこの時は落ち着いていた塾野球部は、続く土井君のサードゴロを漆畑君が冷静にさばき、ピンチをしのぎます。
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7回裏の攻撃。まずはエールですね。
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ここで投手が上野君に交代したこともあってか、本塁打を放った山本君のところで代打松本君がコールされます。そう、ブログ玉子君です。もちろんそういったところもあるのですが、ベンチ上で観戦しているとわかるのですが、彼は本当に声が良く出ているのです。選手を励ます声、鼓舞する声、落ち着かせようとする声、どれも懸命に、でも時にはユーモアを交えながら一生懸命やっているのが伝わってくるので、とても応援したくなるんですよね。と思うまもなくショート内野安打で出塁!カメラを構えるのが一瞬遅くこんな写真しか撮れませんでしたが、やはり気持ちが伝わってくる選手ですね!即座に代走に夏木君が送られます。
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続く打者の長﨑君が0-1からきっちりと送りバントを決めて1死2塁。ちゃんとボールがバットの下に転がっているので、安心して見ていられました。
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ここで相場監督が勝負に出ます。好投の中林君のところで、代打高尾君!塾高時代に見せてくれた思い切りの良いバッティングを期待して見ていました。相手もその気配を感じ取ったのか、というか上野君は平塚学園出身だから、4年前の夏の神奈川予選で対戦していましたね。それも3安打!そんなこともあってか、ストライクが入らずストレートの四球です。もしこれを狙っていたとすれば、相場監督すごいです!
そしてすかさず代走に竹内君。しっかりと1塁コーチと話します。こういったところの走塁への意識の高さは夏の成果なんでしょうね。
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打席には漆畑君。これまた塾高時代に対戦し、ライト前ヒットを放っています。そして同じようにライト前ヒット!
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ここは大事を取って、2塁ランナーはストップ。1死満塁となります。
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ここはこの試合の分岐点。相場監督、金光監督、それぞれが選手とみっちり話しをします。
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そして塾野球部が下した決断はスクイズでした。初球から渕上君が敢行します。
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しかしこれは残念ながらファウル。続く2球目、法政バッテリーは外しますが、塾野球部は何も動かず1-1。そして3球目、再びスクイズ敢行!法政バッテリーは普通に投げ込みました。後は、スクイズを決めるだけです。ところが・・・、
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残念ながら打球が上がってしまい、ファーストの石川君がキャッチ。更にサードに送球。夏木君戻れず、アウト。最悪のダブルプレーとなってしまいます。
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7回を終わって、4-1。まだまだリードはあるものの、昨春の王者法政の底力も感じる展開となってきました。
本当は最後まで書き上げるつもりだったのですが、現在午前5時37分。よい子は寝る時間というのを通り越し、もう起きる時間です。いくら明日(?)は休みとは言えさすがに問題があるような気がしてきましたので、一旦この状態でアップします。
~次回の予告~
1年生投手、福谷君の力投。4年生投手、小室君の意地。
出た!必殺の慶應スペシャル(勝手に命名)。その時何が起こったのか?
では、またお会いしましょう[E:coldsweats01]


「平成21年東京六大学野球秋季リーグ 慶法戦 一回戦 観戦記前編」に13件のコメントがあります

  1. まさか観戦記を拝見できるとは!
    臨場感あふれる観戦記、
    これを観るためにパソコンを更新したので!
    今日はお休みとか・・・
    今日も拝見できるかな?

  2. 伊藤は「甘い球は積極的にいこう」と
    ホームラン。
    「重圧はあるが、4番の自覚をもって練習」
    夜は日付が変わるまで打ち込む。
    山本は4年になるまで代走、守備固めで
    打撃の機会すらない。
    最後の秋に賭けた。
    新谷は立教戦、守備固めに出たのに、
    新谷の足なら捕れる飛球を出足が遅れた
    ために逃した。
    これが決勝点になった。
    4番の青山が松本の代打のあとの守備固め。
    ベンチ入りのすさまじい競争・・・

  3. あの法政に連勝するには同じ勝ちパターンじゃダメと思って、
    一回戦3人で1安打だった上位打線に期待してみました。
    何でも言ってみるものですね。
    (帰路、電車内から。)

  4. この日の朝のデザートに、オレンジ2個をペロリ!!効果覿面でしてね。明治戦は牛乳・早稲田戦はご飯・東大戦は…いいアイデア皆さんありますか?

  5. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    そう言って頂けると、こちらも書き甲斐があるというものです[E:happy01]
    やはり競争がチーム内にあると、そのチームは活気づきますね。伊藤君、山本君、新谷君、青山君、竹内君、山口君・・・、本当に錚々たるメンバーになってきましたね。学生野球、それも母校なのでどの選手にも出て貰いたいのがちと辛いですが、とにかく頑張って欲しいですね!

  6. 神宮通いさん
    コメントありがとうございます。
    験担ぎに続いて、予言までなさり、しかも当ててしまうとは!
    もしこの日に宝くじとか買われていたら・・・[E:sign02]
    なかなか素晴らしい週末でしたね!

  7. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    こちらもまた験担ぎ的中ですね!
    東大かあ~。う~ん、想像つかないですね。なんかあったような気がするんですが[E:sweat01]

  8. 管理人さん
    でも、バヤシ連投は分かりませんでした。
    竹内大助君先発、調子により何人かつないで
    終盤リードしていたらバヤシ投入!くらいかなぁと思ってました。
    ニコスカードで入場券を入手し
    ネット裏の入り口から入り売店並ぶ下の通路を内野席に向かったのですが
    その途中で偶然にも相場監督とすれ違いました。
    あの時にはバヤシ連投は決定事項だったんですね。

    黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    東大戦ゲン担ぎ、考えてみましたが・・
    赤門→赤飯(赤つながり)
    本郷→アウトドアで飯ごう炊飯
    駒場→胡麻パン
    んー、駄作揃いになってしまいしました[E:sad]
    失礼しました。
    掲示板に書いたことがあるのですが
    明治戦では、応援指導部がカールを袋のまま蹴っ飛ばす[E:soccer]というのが
    あったのですが、食べ物を粗末にするようだから止めたのかな?
    最近見れていません。
    先日の法政戦のとき
    新宿で総武線に乗り換える際に反対側のホームに
    チョコレート色の車体に“meiji”のロゴが入った山手線が入ってきました。
    明治はチョコもありですね[E:smile]

  9. 神宮通いさん
    コメントありがとうございます。
    さて、相場監督が決断した後にお会いされていたとはすごいですね!
    そういった決断を下した後どんな表情をされていたのか、もう一度ご覧になってみたいのではないでしょうか?
    中林君の連投は自分も驚きました!ただテレビで見たら、やはり体が重そうでしたね。彼は力を抜いて投げることが苦手なようで、常に力投してしまうのでどうしても連投向きでは無いような気がするんですよね。早稲田の斎藤君みたいに、良い意味で人を食ったような投球が出来ればいいのですが。
    いずれにせよ、今後がますます楽しみになりましたね!

  10. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    なるほど、とりあえず赤門ラーメンとはどんな味がするのか確かめてみたいです[E:coldsweats01]
    いずれにせよ、ここで足踏みするわけにはいきませんから、いつも通りの野球で東大戦も臨み、勝利を掴んで欲しいですね。

  11. 一昨日せずに、昨日はやったこと。
    試合前、オレンジの牛丼屋で一食。
    昨シーズン、ゲン担ぎの話をしたこと思い出し・・・

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