ちょっとした記事のご紹介 -慶大野球部再建の秘策は「エンジョイ」封印?!


日付は新年ですが、まだ新年のお話しはお預けと言うことで大晦日に掲載された記事のご紹介を。

【スポーツ深層】慶大野球部再建の秘策は「エンジョイ」封印?! (From sanspo.com)
 2005年に日本学生野球協会の制度が改革されて以降、全国の大学で「元プロ監督」が増えている。東京六大学で最古の歴史を誇る慶大野球部の監督に、巨人と中日でプレーした江藤省三氏(67)が就任した。横浜ヘッドコーチを歴任するなど野球理論と丁寧な指導には定評がある江藤氏が、まず掲げたのはプロ仕込みの練習と、モットー「エンジョイ・ベースボール」の封印。どういう形でプロフェッショナリズムが反映されるのか注目が集まる。(宝田将志)
     ◇
 11月11日、東京都内で開かれた就任会見。集まった記者に、現役の学生の印象を聞かれると、新指揮官の言葉は熱を帯びた。
 「今の学生は『それをやったらうまくなれるか』『どういうところで役に立つか』と、結果を先に聞いて動くような感じがする」
 身ぶりを交えながら笑顔で語っているが、その言葉は刺激的だ。
 「黙々と練習するという姿勢が一番足らない。イチローが、小笠原が、どれほど練習しているか。実際、プロの人たちはものすごい練習をしている」
 慶大OBとして、野球部の技術指導委員長として野球部に注がれていた視線は、あくまでプロの水準だったということだろう。
 会見では、慶大のモットーである「エンジョイ・ベースボール」についても言及。「言葉は最高」としながらも、「トップになったアスリートが口にして初めて価値がある。(大学野球の場合)負けて楽しいということはあり得ない」と優勝まで“封印”を宣言した。
 これら学生へのメッセージには、一心に野球に打ち込んできた自身の経歴がにじんでいる。
 江藤氏はセ・パ両リーグで初めて首位打者を獲得した故・江藤慎一氏を兄に持つ。慎一氏は気迫あふれるプレーで「闘将」と呼ばれ、江藤氏を含む3人の弟をバット1本で養った。太平洋で監督兼任となった後、1年で自由契約となりロッテの一選手に逆戻りしても、持ち前のガッツで現役を続けた。
 そんな兄を見ていた江藤氏は「気力では負けない。兄貴以上だと思っている」と語るなど、劣らぬ情熱で野球に取り組んできた。慶大の学生時代には4季連続でベストナイン。中日では1974年の優勝に主に代打として貢献した。
 そんな元プロが指導者として活躍できる環境が今の大学野球には整っている。
 2005年から、プロ退団後、2年以上経過した者で、日本学生野球憲章を順守するなどの条件をクリアすれば、プロ経験者でも大学の監督に就けるようになった。日本学生野球協会によると、これまでに34人(退任含む)の「元プロ監督・コーチ」が誕生。元広島監督の古葉竹識氏が東京国際大、元巨人の高橋善正氏が中大、高橋一三氏が山梨学院大の監督に就任するなどプロ経験者と大学生の交流は“雪解け”した感がある。
 前任の相場勤監督の任期満了に伴い、OB会が江藤氏を推薦し、最終的に大学側が白羽の矢を立てたことは特異なことではないのだ。
 もともと、NPO法人「ジャパン・ベースボール・アカデミー」を設立し、野球教室を開催するなど野球人の育成に対する思いが強い江藤氏。付属の慶応高(神奈川)からの進学組が多い慶大でも、「プロの一軍と違って、大学生は技術的に伸び盛りの時期。埋もれている選手がいるはず」と指導が待ち遠しい様子だ。
 3年生以下の新チームは、野手ではリーグ戦を経験した選手が多いものの、エース中林らが抜けた投手陣の戦力不足は否めず、「いきのいいのが出てきてほしい」と期待を寄せる。
 東京六大学で今年の秋季は2位、04年秋以来、優勝から遠ざかっている「陸の王者」。勝って「エンジョイ」と叫べるか。元プロが課す練習の真価が問われる。

勝手な推測ですが、2010のブログもこの文脈上にあるのかなと思いました。
頭で考えるので練習するのではなく、まずは黙々とやってみる。そのことの大事さをよく知っていらっしゃる新監督が、打ち出している方針なんでしょうね。
確かにこの練習の目的をよくよく考えてやることは練習の効果を上げることになりますが、どうしても殻を破りきれないところがあるような気がします。「理外の理」を生み出すには、まずはとことん何かをやりきってみる。そういうことなんだと思います。
勿論エンジョイベースボールもただヘラヘラとやるのではないことは重々承知の上で、敢えて誤解されやすい「エンジョイ」を否定し、「負けて楽しいとはありえない」と言ってみせたのでしょう。勿論相場前監督もそのようなことはおっしゃっていました。
鍛え上げられた塾野球部が春どんな野球を見せてくれるのか?初夢で見てみようかと思います[E:happy01]


「ちょっとした記事のご紹介 -慶大野球部再建の秘策は「エンジョイ」封印?!」に38件のコメントがあります

  1. 来季の新人、もっとも評判が高いのは法政。
    必ずしも甲子園組ではない原石が多い。
    多木効果で、甲子園に出ていなくても
    監督に認められれば1年から出場できる。
    中京の河合君はピカピカの甲子園組ですが、
    広島新庄の六信君は春夏予選敗退。
    ただし新庄の監督になった
    名将広島商の迫田さんの教えを受けている。
    法政が警戒するのは慶應。
    慶應高校の素材は日本一。
    この素材に加えて、少数精鋭の外部生。
    江藤新監督の鍛え方では法政の対抗一番手。
    早稲田は大石、斎藤がさすがに研究されて、
    後の投手がいない。
    明治は野村以外は?
    本当?
    アマに詳しい方からの情報分析ですが・・・

  2. 文武両道さん
    あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
    さて、一人の好選手が多くの好選手を招くことが学生野球ではありますが、まさに法政はその流れだったのですね。
    そう考えた時に、やはり今年の法政恐るべしですね。
    とは言え素材ではピカイチの我らが塾野球部に、プロの厳しさを知る監督がいらっしゃったわけですから、これは期待しないわけにはいきませんね。お正月ですし、いい初夢を見させて貰いましょう!

  3. 一身上の都合で、本年は寒中見舞い申し上げます。
    早速ですが、先日、西麻布にあります某居酒屋さんにて、来春…いや年が変わったので今春の新人の話が!やはり、文武様の通り法政の力がかなりとの評判!しかし、慶応の監督の話題もかなりありました!!どう改革するのかとか…。  
    元旦の月食は神秘的でしたぁ[E:moon3]

  4. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    今年も宜しくお願いします。
    さて、巷の評判ではやはり法政がいいのですね。最近の新人戦を見ると中堅どころの成長が遅れているようなので、1年生の大量起用もあり得るかも知れませんね。
    月食、本当に神秘的ですね。初日の出もそうですが、天体のものは自らの存在の小ささと、大きな世界を感じさせてくれます。

  5. 春季初戦先発予想
    (右)山口
    (遊)渕上
    (左)青山
    (中)伊藤
    (一)山崎
    (三)高尾(松尾)
    (二)湯本
    (捕)伊場(長崎)
    (投)白村(竹内)
    春よ来い!

  6. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    こう見てみると、投手陣はともかく野手は内野も外野も競争が激しそうですね。ここで挙げられている選手はどこかで名前が出た選手たちですが、塾野球部の伝統として無名選手の台頭というものがあります。今年はそれがどこに来るのか?江藤新監督の指導のもとどういった選手が育ってくるのか楽しみですね!
    ちなみにこの選手たちで打順を組むとしたら3番と5番、1番と2番を逆にしてみるのもいかがでしょうか?(山﨑君は塾高時代は3番でシュアーなバッティングが持ち味、青山君は思い切りよく振り切ったときの打球のえげつなさが魅力。メジャーで言われている2番打者最強説に従って長打力のある山口君、1番はなんでもでき実はちょっとバントが苦手な渕上君)
    まあ、かなり無責任なお話ですが、こういったことを考えるのも野球観戦の醍醐味の一つですね。

  7. 高橋(慶應、巨人)を1番に起用した桐蔭。
    一番長打力のある打者を1番に。
    投手は立ち上がりが精神的に一番緊張。
    同じことは4位になったときの東大。
    長打力のある順番に1番から。
    山口は最も長打力あり。
    立ち上がりの投手に圧力。

  8. いよいよ年明けの練習をスタートしたチームもあるようですね。(多くのスカウトが押し掛けたとか)昼のあの番組も、当時ライバルとして騒がれたあの彼からスタートです。

  9. 野球部のブログは、
    なかなか更新されないのは、
    練習が厳しいからですね・・・
    今年も情報、
    期待しています。

  10. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    打順もそうですが、イニングの傾向というのもあるらしいです。今度、そんな本のご紹介も書こうかなと考えております。
    あと、ブログはやはり監督の意志が明確に示されているような気がします。「君たちはブログを書く暇があったら練習せい!」みたいなところがあるのではないでしょうか?

  11. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    最近サンスポがよく情報を伝えてくれる気がしますね。もしかして江藤新監督と何かつながりがあるのかもしれませね。サンスポも要チェックですね!

  12. 野球部のHPでは、まだ発表されていませんが、
    スポニチでは、
    慶大野球部助監督に明治生命野球部監督の
    竹内秀夫氏(55)が就任。
    プロ、アマの重鎮が指導する慶大野球部、
    かつてない指導陣。

  13. 慶大野球部の助監督に
    明治安田生命の前監督
    竹内秀夫氏(55)が就任した。
    (スポニチ1月7日4面)
    スポニチ電子版には載っていませんので
    正確に転載します。
    湯本主将の記事は産経の長野地方版のみ
    東京では、こちらはネットのみで・・・

  14. 別の方からの情報では、
    竹内さんは上田さんと親しく、
    塾高の試合もよく観戦されているので、
    塾高からの選手に詳しい。
    江藤、竹内コンビに期待したい。

  15. 竹内さんの助監督就任で
    慶應は投手王国になる、
    と予想される方も出てきました。
    これだけタイプの異なる有望な投手が
    そろうことは慶大の過去を見てもない。
    打者は実績十分なのでベンチ入りを厳選し、
    投手の経験重視で頭数を多くし、
    継投を早めにしていく。
    相手は先発が読みにくく、
    こちらの投手も後を考えず全力投球。
    加藤、中林に負担をかけたここ数年とは
    異なる投手陣になるかも・・・

  16. 報知、日刊スポーツも出てきましたから、
    必ずしもサンスポ、スポニチだけでは
    ありませんね。
    ただ、野球部のHPはまだ正式発表なく、
    ブログもようやく湯本主将が出てきたばかり。
    江藤監督が巨人に入ったばかりのとき、
    哲のカーテン(川上監督)で練習内容は
    秘密にしたそうですが、
    当然HPも各校がチェックしていますから、
    去年までのようにガラス張りとは
    いかないのでしょう。
    私も天気が良いので下田に行きたいのですが、
    余計なことを言ってしまいそうで、
    シーズンを楽しみに自重することに。
    新戦力を観たいのですが・・・

  17. 竹内と小綿。
    小綿は岩手では英雄。
    1973年甲子園で2勝してから、
    菊池投手が大活躍するまで
    岩手は冬の時代でした。
    今年の夏の決勝、
    2人の菊池の熱投で岩手は盛り上がりました。
    ラグビーの福岡大会、
    野球の岩手大会・・・
    全国大会よりも厳しかったと
    言わせた県立高でした。

  18. 蹴球部で大活躍した
    小倉高校出身の山田君は、
    東福岡を今一歩のところまで
    追い詰めた・・・
    慶明戦で見事なライン際のステップで
    トライを決めた時、
    アナウンサーが言っていたのを
    思い出します。
    福岡の県立高出身、
    蹴球部には目立ちます。

  19. 2年前の早慶対決で2万4千人。
    それでも超満員にならないことに
    協会関係者は危機感をもっていた。
    予想通り、今年は過去10年で最低の
    1万7千人。
    秩父宮の2回戦、早慶登場で
    満員で入れなかった状況と比べ・・・
    国立の入場料は普通のアマに比べ
    格段に高い。
    それでも満員になることで、
    運営費をまかなってきた協会。
    外国人をメンバーに入れることを
    W杯対策として容認したものの、
    それで人気の伝統校が残らないと、
    不入りが来年以降も続く・・・
    日比野さんの発言力も協会では
    落ちてきたのかもしれない。
    早稲田OBからのメールでした。

  20. 甲子園の土
    諸説はいくつかあるが、一般的にいわれているのはこれでは?
    http://www.hanshin.co.jp/koshien/qa/answer06.html#a51
    ※甲子園での早慶戦でも指導部もこの話をしていたような。。。
    また別の話で、確か沖縄の首里高校が検閲の関係で、沖縄本土に持ち込めなかったときに、日航のスチュワーデスが石を贈った話は感動しました。

  21. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    いろいろと漏れ伝わってくる情報は、どれもある一定のベクトルに向かっており、期待も高まってくるところがあります。
    組織が何か成果を上げる時は、その組織の向かう方向が定まっている時のような気がします。江藤監督、竹内助監督。本気だなあ!と感じる流れですね。
    そういえば、サッカーで有名なバルセロナですが、ここは他のチームから高いお金で引っ張ってくるのではなく、下部組織からじっくりと育て上げるそうです。上下チームで、チームの哲学が一致しているので、トップチームに馴染みやすいとのこと。
    ここで塾野球部が一つの流れを作ったら、塾高・志木高・SFCにも水平展開されるのかもしれませんね。

  22. プルヒッター江藤兄の恩師が
    フォークボールの杉下。
    内角スライダー東尾の恩師がその江藤。
    投手は打者を研究、
    打者は投手を研究。
    入ったときに打者にとって投手、
    投手にとって打者、
    がよかったのかも・・・

  23. 慶應スポーツの江藤監督の言葉、
    印象に残ったのは2点。
    ①優勝がかからないと勝つ。
    技術よりメンタルに問題。
    2位にはなれるが優勝できない。
    ②選手間にレギュラー争奪の意識に欠ける。
    湯本君をB軍から抜擢したのは
    相場さんにアドバイスしたから。
    横一線でレギュラーは白紙。
    外野が3人だから外野に逃げるというのは
    情けない。

  24. 神奈川のライバル校から初の慶應野球部。
    春が待ち遠しい・・・
    とはあるブログ。
    日本一の進学校から慶應野球部に入って1年。
    都大会ベスト16の投手が内野手に。
    慶應で試合に出られるのか、
    出てほしい・・・
    とはあるブログ。
    いずれもその学校の卒業生。
    野球の名門であれ、進学の名門であれ
    スタートラインは平等。
    そこが慶應野球部の魅力です。

  25. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    甲子園の土、いろいろな考え方があるとは思いますが、「このグランドの上でもっと野球をしたかったなあ」という気持ちが深いからこそ、持って帰りたくなるのでしょうね。多分どんな球児でもあの土を踏んだ時の感触は一生忘れないのでしょうから。
    元プロ監督同士のオープン戦、楽しみですね。試合の結果と言うより、お互いどんなチームを目指しているのか方向性が表れると思うので。報道ではなく、是非生の空気を感じたいなあと思います。問題は年度末という一番の繁忙期というところなのですが・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください