平成22年東京六大学野球春季リーグ 慶早戦 三回戦 観戦記 7回-9回

すでに選手権も始まっているというのに、未だ慶早戦が終わっていません。ここはまずは写真だけでも!そのうち本文も追加されることでしょう[E:coldsweats01]

【7回表】

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この回は大石君の調子も上がってきたのか、こちらの山口君のを含む2三振を奪われました。やはりペース配分を考えずに投げてこられると、そうそう打てるものでもないですね。

【7回裏】
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この回1死後、投手の大石君にライト前ヒットを打たれます。もっとも、彼はバッティングがいいですから。

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続く渡辺君を投手ゴロに打ち取り2塁に送球し、2アウトとしますが、

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渡辺君の足が一瞬早く、2死1塁となります。

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その後、結構牽制を繰り返した後、松永君にもセンター前ヒットを放たれ2死12塁とピンチ。ここで迎えるはチャンスに強い土生君。そして彼の放った打球はセンター方向に大きな飛球となります。そこでセンター伊藤君、懸命のジャンプ!足が地面からかなり浮いているのがわかるでしょうか?

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この山﨑君の姿がチームの気持ちを表しているかと思います。いやあ~、危ない危ない。

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伊藤君と渕上君のグラブタッチ。

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この伊藤君の誇らしげな表情が、このプレーの価値の大きさを表していると思います。

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【8回表】

好事魔多し。先頭打者の竹内一君はこの日三本目のヒットをレフト前に放ちますが、牽制で帰塁する際に倒れ込んでしまいます。捻挫か肉離れかと心配し
ましたが、後でパレードの時に聞いてみたら、試合の当初から足が攣りかかっていたのがいよいよこの時に完全に攣ってしまったそうです。

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山﨑君が送った後、続く長﨑君も死球を受けます。

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ここで投手の福谷君ですが、彼もまたバッティングが好きな投手です。

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思い切ってヒッティングに出ますが、敢えなく3塁ゴロに。懸命に走った甲斐もあり、1塁はセーフに。それにしてもリストの返し方がすごいですね。ピッチングもバッティングも手首の強さがすごみを加えているのでしょう。故障しないためにも、手首のストレッチはこれからも入念に行うようにして欲しいですね。

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続く渕上君は1塁ゴロに倒れ、この回無得点。

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【8回裏】

この回先頭の杉山君をセカンドゴロに仕留めます。

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しかし山田君に粘られて四球を出してしまいます。そして続く宇高君に渾身のストレートをジャストミートされてしまいます。

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ボールは無情にもレフトスタンドへ!これで6-4となり、試合の行方がまたわからなくなってきました。

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【9回表】

この回から早稲田の投手は大野健介君に。ここで山口君がレフトにあわやの大飛球を放ちますが、ちょうどそういうときに限り風も逆風となり、スタンドまであと一歩及びませんでした。

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いよいよ試合も9回裏を残すのみとなりました。相手は1番からの好打順。

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【9回裏】

この回をきっちり3人で終えたいところでしたが、先頭打者の渡辺君が早速ライト前ヒットで出塁!福谷君も何度も牽制しますが、

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結局渡辺君は走ります!が単独スチールではなく、ヒットエンドラン。

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松永君は打ち上げてしまい、1死1塁。

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続く土生君もセンターフライに打ち取ったところで、長﨑君がマウンドに向かいます。この2人のなんとも言えない笑顔。

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そして、はやし立てるベンチ。

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そうです、ここで4年生の田中君に最後のマウンドを託すことにしたのです。

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2死1塁。打者は4番杉山君。ホームランが出れば同点の場面です。最初の2球はちょっと球も上ずりボールとなりましたが、落ち着きを取り戻します。そして、いよいよフィナーレへ!

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ショートに転がったゴロを副将の渕上君がさばいて、

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主将の湯本君に送球。ランナーファースアウトで試合終了!!6-4で塾野球部が勝ち、春のリーグ戦の優勝を決めました!

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【歓喜の瞬間】

うずくまる選手。抱き合う選手。いろいろな想いが爆発しています。

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涙の止まらない長﨑君を抱える、松尾君と青山君。日頃の関係が窺えますね。

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そして江藤監督の胴上げ!しかし、カメラマンが多すぎてなんだかよくわかりません[E:coldsweats01]

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目を真っ赤にしながらインタビューに答えていらっしゃる江藤監督。涙もろく、情に厚い方なんだなあと改めて思いました。

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どの写真を見ても、選手たちの表情が本当にいいですよね!やっぱり優勝っていいですね。

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そして表彰式です。

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天皇杯を受け取る湯本主将。

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こちらの優勝旗は今季に新調されたもの。つまり今のところこの旗には「慶應義塾大学」だけしか書いていないんです

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そうです、下の写真の通り、平成22年度東京六大学野球 春季リーグ戦の優勝は「慶應義塾大学」となったのでした!おめでとう!!![E:happy01]

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