平成22年東京六大学野球秋季リーグ戦 対東京大学 2回戦


試合開始は2時30分からです。

先発投手は福谷くん。それ以外は先発に変化はありませんね。
1回表
まずは無難な立ち上がり。三者凡退です。
ちょっと福谷くんの投げ方が突っ込み気味なので、ゆっくり投げた方がいいかもしれません。
1回裏
無死12塁から2死満塁のチャンスに松尾くんが逆らわず右中間への走者一掃タイムリースリーベース!
3点先制です。
2回表
この回も無難に三者凡退。福谷くん、右足のタメがぐらつかずよく取れています。夏の練習の成果が見てとれます。
2回裏
2アウトから12塁とチャンスを作りますが、無得点。
3回表
この回も無難に無得点。長崎くんの1塁への好送球が光りました。福谷くん、投げるごとにバランスが良くなっている印象です。
3回裏
この回は東大の守備が光り、伊藤くんの痛烈なピッチャーライナー、高尾くんの痛烈な外野への飛球を好捕。その後23塁とチャンスを作りましたが、長崎くんは敢え無く三振。
4回表
この回も無難に三者凡退。粘られた時、心なしか軸足へのタメが不安定になる時も。でも、腕はいつも振り切っていて、そういった点も成長したように思います。
4回裏
この回はあっさり三者凡退。
5回表
この回も無難に三者凡退。
5回裏
フェアグランド内のフライはちゃんと走って捕球する時には1塁に到達していないといけませんね。東大は守備が良く、この回も三者凡退。ちょっとエアポケットに入ってしまった印象です。次の回あたりから雰囲気を変えないと。
6回表
(多分)2段モーションでボークを取られましたが、その後無難に三者凡退。ちょっと乱れるかと思いきや寧ろ良くなったところに精神面での成長も感じます。
6回裏
ヒットで出た青山くんを1塁に置き、長﨑君の時エンドランが見事決まり、1点追加。その後の2死2塁で渕上くんのイレギュラーバウンドは捕手が見事ブロックで1点止まりでした。1死2塁の走者は3塁に進めておいた方がいいと改めて感じさせてくれました。
7回表
この回も無難に三者凡退。2死で追い込んでから明らかに決めようとした時に、懐かしの手投げ横振りがありましたが総じて安定しています。
7回裏
先頭の湯本くん、次の山口くんがそれぞれテキサスヒットで無死12塁。1死後、高尾くんのレフトライナーに湯本くんが飛び出しダブルプレーで無得点。
8回表
2死後ヒットを打たれ、次の打者はフルカウントまでいきますが、最後は三振。
8回裏
2死後長崎くんが四球で出ましたが、さすがに完封目前なので、自重して福谷くんは三振でした。
9回表
この回も無難に三者凡退。見事完封勝利を収めました。ちょっと最後の方は下半身に疲労が見え、突っ立ち気味でした。やはり一試合を投げ切るのは大変なことなんですね。
さて、この試合を観戦した印象ですが、
1)福谷くん、春とは見違えるように安定感がありました。相手が相手だからと思われる向きもあるかと思いますが、春の時、東大戦は結構バタバタしていましたよね。今回は2安打無四球完封ですから。特に右足のタメがしっかりしていました。王さんが一本足打法で、子供をぶら下げても微動だにしない白黒写真を見たことがありますが、そんな感じで(?)、右足一本で安定してしっかりと立っていました。
ただ、最初と中間と最後で微妙にフォームが違っていました。
最初の頃です。
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若干、左足に体重を乗せることをためらっているような感じのフォームです。
そして中盤になると、
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しっかりと左足に体重が乗っており、軸も安定して、言うこと無しのように感じます。
それが終盤になると、
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左足が体重を支えられなくなってきており、少々膝も開いてきてしまっています。それと共にボールも高めに浮き出していたようにも思えます。こういった時は我慢し、何とか頑張って貰えれば、よりすごい投手になると思います。下半身をもっともっと鍛えて、頑張って下さい!
2)青山くん、今日も好調を維持し、マルチヒットでしたね。何よりも明るい表情が印象的です。また、守備でも一生懸命バックアップに右に左に走っていました。ああいったひたむきさを見ていると、どうしても応援したくなるんですよね。さて、今日のバッティングフォームですが、
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ちなみに春の立教第3戦の時のフォームは
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今日と比べて左の脇が空いてしまっていますよね。ユニフォームのねじれかたも全然違います。あとしっかり左足に体重を乗せていないようにも見えます。今日のようなスイングを継続して、秋こそいい思い出を(春は優勝しましたが貢献したかというと・・・)作ってほしいです。頑張れ!青山くん。
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3)ちょっと攻撃陣が初回の3点に気を良くしたか、または福谷くんの安定感溢れるピッチングで安心してしまったのか、それ以降の攻撃が単発的でしたね。昨日はしっかりと大量得点だったので大丈夫でしょうが、やはり取れる時に取れる攻撃をしていないと、大事なところでは得点をなかなか取れなくなるんだと、最近特に思うようになりました。大量得点を取る、それは余程実力差が開いているのでなければ、基本に忠実にしっかりと方針を実行し続けることなんだと思います。例えば今年の早実対中京で執拗に早実がセンター返しを重ねたように。どんなときでも何かしらテーマを持って打席に入ることが出来ればと思います。もっとも、そうされていたのかもしれませんが。
4)松尾くんはチャンスでも飄々と打てますね。なのでチャンスで回ってくるととても期待してしまいますし、またそれに応えてくれます。まさにクラッチヒッターですね!他の方もチャンスの時は是非松尾くんのように飄々と。
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5)今日のコーチ陣です。
最初は初回の攻撃時、高尾君をホームへ突入させた後、即座に松尾くんの三塁打への判断と指示へ向かった時のものです。
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その後も、ランナーが出ると外野のポジション、そして打者へのサインを一つ一つしっかりと見ていました。
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次は6回の長﨑君エンドラン成功で、青山くんが一気に本塁に生還する時です。しっかり見切っていましたね。
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そしてその後の長﨑君本塁憤死の時です。これは相手捕手のブロックも上手かったのと、見ての通りちょっと長﨑君がバテ気味になって(膝は開かないで頑張って走ろう!まだまだ若いぞ)しまっていたこともあったので、決して暴走だとは思っていません。
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また1塁コーチも常に指示を出していて集中していたように思えます。
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お互い集中していて、一緒にちゃんと戦っている姿勢が伝わってきたのが、とても嬉しかったです。
まずは順調に勝ち点1を挙げた塾野球部。但し、ここから後は難敵揃い。また1週間空きますが、しっかりと準備を行い、目的意識を持った上で次の戦いに備えてほしいですね。何しろ春に優勝したことからわかるように、このチームは間違い無く力は持っていますから。後はどれだけ勝ちたい気持ちを強く持ち続けていられるかです。頑張れ!塾野球部。


「平成22年東京六大学野球秋季リーグ戦 対東京大学 2回戦」に18件のコメントがあります

  1. 今日は連盟の方と観ました。
    連盟の方だけが所有する
    秋季だけに発行される各大学部員名簿で
    東大1年生をチェック。
    東大1年生の時習館・鈴木君、
    慶應2年の仲井君の後輩。
    仲井君は高校愛知予選で注目され、
    春の社会人対抗戦で先発。
    鈴木君は仲井君の後継者として注目されていました。
    愛知の誇る強打者伊藤君を
    1年生2人が抑えたのだから大したものです。
    木村君の母校修道も塾野球部の選手がいます。
    東大の守備力には驚かされました。
    今日は管理人さんの姿が見えましたので、
    観戦記を楽しみにこちらは観戦の手抜きをして・・・
    早稲田のOB,
    「この夏はOBの誰が観ても福井君が安定していた。
    初戦先発斎藤にこだわって覇権を逃さねばいいが・・・」

  2. 日刊スポーツです。
     慶大の福谷浩司投手(2年=横須賀)が東大打線を2安打に抑え、自身2度目の完封勝利を挙げた。立ち上がりからスライダーを織りまぜ、終始丁寧な投球が光った。投球数103で無四球だった。
     江藤省三監督(68)は「ピッチャーはスピードに頼っちゃいかん」というが、その教えを守る無四球完封。福谷は「調子はよくなかった。四球を出さないように、ストライク先行、それを実行できた」と話していた。
     [2010年9月12日18時4分]

  3. 一緒に観戦した方は客観的に戦力分析できる立場の方ですので、
    「投打のバランスが一番いいのが慶應。
    投打ともに層が厚い。
    早法は打力、立教は投手に不安がある。
    早稲田は斎藤の立ち直りが鍵」

  4. 東大VS慶應(投手編)
    鈴木投手は
    現・慶大の仲井投手から時習館のエースを継いだ投手。
    嘉藤投手は土佐高校から。
    こちらも慶大に1年後輩の山形投手が同期で入部しており、
    後輩との神宮での対決が期待される。

  5. 上田さんの「ちょっと結果を出そうと焦りすぎていた」
    という反省の弁で、法政OBのOP戦日程の慶應評価を
    思い出しました。
    「法政はオープン戦の数が多すぎる。
    試合相手も大学だけで勉強にはならない。
     慶應は試合数が少ないうえ、社会人の強豪相手だ。
    勉強したうえで、基本練習をじっくりする。」

  6. 火曜日、外苑での軟式を観戦後、まだ手に入れてなかったあのガイドブックを入手に本球場に。(あの公園で昼食もしたかったし)表紙を見て、2冊買おうかと思いましたが…
    別冊と比べて、慶応の特集がかなりありましたね。展望座談会のなかに仲井君の話も出てましたね。
    個人的には、毎号 越智正典さんのページが好きで楽しみにしてます。(甲子園の★でも毎号越智さんのページがありますが)今回は、監督就任に関すること他が書いてありました。
    確かこの方、先日文武様が紹介された記事の方?

  7. 慶応関係のブログは、管理人様ともう一人有名な方がいらっしゃいますが、早稲田関係では、春のサンスポのコラムにこの方の記事を見つけてから読んでます。あの本は入手できませんでしたが、、、、
    アナウンサー時代の実況や、プロ野球ニューの解説者とのやりとりは好きでした。
    http://zenkyoji.at.webry.info/201009/article_16.html

  8. 岡部君は強打東洋を1失点に抑える好投を再現するかのように
    絶好調、速球は147キロを連発。
    法政の打者はカットが精いっぱい。
    ところが法政は変化球狙いに切り替え、
    岡部君を攻略。
    加賀美君は速球をホームランされて直球の見せ球にして
    低めの変化球を中心に組み立て、岡崎など強打者を
    ピンチで三振に。
    今日もエースが序盤に大量失点した方が負け。
    なかなかエースは代えにくい・・・
    でも立教もリリーフ投手が無安打、無失点。
    東大も鈴木投手が1失点好投していたのに
    代えたとたんに4失点。
    監督の投手の切り替え時が勝敗を分けるような
    試合が続きます。

  9. 小室君は四球、送りバント野選、送りバント、犠飛
    ノーヒットで1点とられたのみ。
    素晴らしいコントロール。
    左の伊藤君はかなり苦労しそうです。
    今日も直球でホームランを打たれた三嶋君は
    以後、変化球主体。
    福谷君、白村君の本格派は
    立教には要注意です。

  10. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    お返事が遅れてしまったので、東大戦については何だか今更のようになってしまいますね・・・。確かに東大の守備陣の充実には驚かされました。
    結果が求められているポジションだけにどうしても「結果を出すためには?」とムキになってしまうことはやむを得ないのだと思います。その野心を抑えるのはやはり経験。だからこその江藤采配なのでしょうか。
    強打の立教を相手に失点を余り許さなかった法政投手陣。確かにオールスター戦でも法政の選手の好調ぶりが目立っていましたから、これは要注意ですね。立教打線もまだ「線」と言うよりは単発で打っている印象ですから、おっしゃるように単調な直球攻めにならないように気をつけなければいけないのでしょうね。まずは竹内くんがいつも通りの冷静な投球を出来るかが鍵ですね。

  11. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    まさか「ハヤタ」隊員だったとは!!
    では是非「ダン」とかも探してこないと・・・[E:catface]
    あと元松倉さんのブログも興味深いですね。法政一味に囲まれての観戦は面白そうと言うか怖そうと言うか・・・[E:sweat01]
    斎藤くんに対する山中さんの意見を見て、ああやっぱりなあと思いました。やっぱり若者は悩んでなんぼですね。塾野球部に関係が無ければ、ただ素直に「自分の道を見つけて、頑張れ!」って言ってあげたいのですが、まあこちらも秋の塾野球部の優勝を祈っていますので[E:coldsweats01]
    いつも興味深い情報を教えて下さり、ありがとうございます!

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