三田の校舎に出向いて

今日は三田の校舎に出向いて、慶早戦のチケットを購入してきました。
今季から優待券の取り扱い方が変わり、発売最初の2日までに行かなくて大丈夫になった・・・、ように慶早戦支援委員会のHPに書いてあるような気がしたので3日目にしましたが、ちょっと怖かったです。でも普通に売ってくれたので、これでもう大丈夫。あれ?3戦目のチケットは売らなくていいのかな?(勿論3戦目は、開催が決定してから売る物です、本当は[E:sweat01])
さて、構内を歩いていたら懐かしの冊子「塾」があったので、一つ拝借しました。
そして昼食を食べながら読んでいたら、なんとも素晴らしく、江藤監督のインタビューが掲載されていました!ちょっとjpegで見にくいかも知れませんがご紹介します。
Etoh1
Etoh2
Etoh3
こちらのページに行くとpdfで読むこともできます。
http://www.keio.ac.jp/ja/about_keio/publications/juku/backnumber/kr7a43000003wzct-att/kr7a43000003wzgu.pdf
なるほどなるほどと思いながら、一気に読むことが出来ました。
特に心に響いた言葉は、

 プロ野球でも、他の仕事でも、プロフェッショナルとして重要なことは、ミスをしないことだと思います。ミスをどう防ぐかは、いかに準備をするかにかかっています。野球ならとことん練習することだし、仮に営業なら相手を十分に調べて知ったうえで、伝えたいことをきちんと伝えられる知識と会話力をしっかりと身につける努力をすることです。
 もしミスをしてしまったなら、落ち込んでいてもしようがありません。どんな準備が足りなかったのかを検証し、また準備を始めればいいのです。十分な準備こそ、成功の原点です。

日頃の自分に言い聞かせねば。いつもドタバタでやっているのもので・・・[E:coldsweats01]
ちなみに、松本くんのブログでは

 完封負けを喫した土曜日、試合後のロッカーはどこか明るい雰囲気でした。まだ優勝の可能性がある中、へこんでいてもしょうがない、明日に切り替えようといった感じでした。春の法政戦の1回戦後の雰囲気と非常に似ているものをぼくは感じたので、(後略)

と書いてあった場面が、このインタビューによると

 春のリーグ戦で、法政との1試合目に負けた後にロッカールームに行くと、まるで悪いことをした後の子どものように みんなうつむいて、暗い雰囲気なのです。私が「何なんだ、明日勝てばいいんだろ。早く風呂に入ってしまえ」と言うと、みんなキョトンとしていました。たぶん反省ミーティングで怒られるのを覚悟していたのでしょうね。でも、そんなことをやってもストレスがたまるばかりです。
 それより気持ちを切り替えて、翌日練習したほうがいいのです。そして法政に連勝して勝ち点を得ました。そのときから何かが変わりはじめました。

と書かれています。これもまた見る視点によって違うんでしょうね。でもどちらとも気分転換について書かれているのが興味深いです。
三田に行くといつも興味深い冊子や掲示が見つかります。学生時代、もっと大切にして三田に通えば良かったといつも思いますね~。

「三田の校舎に出向いて」に12件のコメントがあります

  1. 奇遇か?出勤前に、委員会と、大学のホームページを見ましたよ。(三田論評には、応援についても書いてあるとか)ついに、四年生にとっては、『最後の慶早戦』へのカウントダウンが始まりましたね。色んな想いがあると思いますが、皆を三田に連れてって[E:note]
    とにかく楽しみです。 
    追記・白玉粉と、あれを買いに行かなければ[E:run]

  2. 私がネット裏で観るときご一緒するのは、
    早稲田・石井、法政・山中、慶應・前田といった名監督を
    友人にもっておられる各校OBなのですが、
    共通するのが江藤監督の手腕を絶賛されることです。
    その理由が、管理人さんのレポートで鮮明になりました。
    選手もそうですが監督もミスをする。
    ミスを嘆くのではなくミスを活かす采配をするのが
    江藤さんですね。
    「春から、この試合に負けたら終わりという試合に
    ことごとく勝っている江藤が怖い」
    絶対有利な早稲田OBの言葉に実感がこもっていました。

  3. 巨人打線は落ちるボールを強引にひっかけて
    凡打の山。
    高橋、脇谷の2塁打は、いずれも落ちるボールを
    見極め直球を流し打ったもの。
    初球の打ちやすい直球を見逃がし、
    追い込まれて落ちるボールをひっかける・・・
    まっすぐを積極的に狙い、
    落ちるボールを見極める・・・
    尤も、中日投手陣の変化球の切れがよいのでしょうね。
    中日投手陣を早稲田の3本柱にいつのまにか
    見立てていました。

  4. 「短期決戦はシーズンで頑張ったからとか、そういうことを一切、頭から消さないとだめなんだ」。04年、06年と日本シリーズに2度続けて敗れた。その屈辱の末にたどり着いた鉄則がこの日のオーダー。過去も、未来も、情もいらない。あるのは、ただ「今」だけ。10月20日、ベストの選択が藤井だった。
    日刊スポーツ掲載の落合の言葉。
    シーズンのレギュラーを固定したソフトバンクの敗戦。
    あろのはただ「今」だけ。
    初戦のメンバーに注目したい。

  5. さて、一番気になるのがやはりお天気です。
    昨春のようなあんな天気は…NG
    紺碧の空や、遮る雲無きのような天気でありますように。
    それにしても、日本シリーズ・慶早戦・高校野球地区大会・社会人日本選手権が同時期とは。。。濃すぎます。

  6. 松本君のブログが後何日かで読めなくなる・・・
    とても残念です。
    松本君、卒業したらこちらのブログに登場してください。

  7. 「塾」は私も三田に行くともらって来ます。
    今までの塾員山脈では、例えば
    石坂浩二氏
    http://www.keio.ac.jp/ja/about_keio/publications/juku/backnumber/kr7a43000000h84p-att/kr7a43000000h88s.pdf
    藤田元司氏
    http://www.keio.ac.jp/ja/about_keio/publications/juku/backnumber/kr7a4300000034zw-att/jukuinsanmyaku.pdf
    なども面白かったですが、ものすごく印象に残っているのは、
    9.11の当時、NHKのワシントン支局長だった手嶋氏のお話です。
    手嶋龍一氏
    http://www.keio.ac.jp/ja/about_keio/publications/juku/backnumber/kr7a4300000036it-att/jukuinsanmyaku.pdf
    こんなのが無料で置いてあるのですから、確かにすごいですよね。

  8. 東大紛争以後、社会的発言を全くせず姿を見せなかった
    丸山真男が三田校舎で夕暮れの5時限目に
    「福沢諭吉」を語った・・・
    あの感動は今でも忘れない。

  9. 突然発生した台風!
    何んと30日、31日に関東?
    東都のスケジュールもぎりぎりですが・・・
    場合によっては新人戦とダブルヘッダー?

  10. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    いやあ、自分ではまず選択しないであろう験担ぎの食べ物。周りの方に勧められ、2回戦では勢いよく食べ、拙ブログにアップしました。その結果快勝でした。優勝決定戦、時間がカツカツだったこともあり、同じく験担ぎの食べ物を食べたのですが、試合開始直前でもあり、また眼前に早稲田の選手もおらず、これはちょっと時機を逸したかと思ったら案の定・・・。すみません、ちゃんと時間も考えるようにします[E:wobbly]
    お天気は土曜日が流れた分、観戦しやすい3日間。特に優勝決定戦の天気は気持ちの良い秋晴れでしたね。そう言えば4年前の甲子園の決勝戦も再試合も夏の日差しがまぶしいような日でしたね。彼はきっと何かを持っているのでしょう[E:catface]

  11. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    おっしゃるように誰しもミスは必ずするもの。大事なことはそのミスとどう向き合うかなんでしょう。この「塾」でプロは失敗しないと江藤監督はおっしゃっていましたが、その後に失敗について触れられているところをみると、「ミスを引き摺らない」と言い換えられるのかもしれませんね。
    試合展開、交渉事、何でも誤算の山だと思います。その中で泰然自若で動じず、次の一手を考えることの出来る監督はやはり素晴らしいと思います。優勝決定戦での8回のスクイズ後の一手、確かにベストの采配であったかどうかはわかりませんが、揺れ動く状況に合わせて1%でも勝つことの出来る可能性に賭ける執念に、勝負師を感じました。
    「夕暮れの5時限目での講義」、なんだかその表現だけで詩になっていますね。そこまでして丸山真男さんが伝えたかった福沢諭吉についてとはどんなものだったのか、実際にその時間を体験してみたかったです。

  12. あごらさん
    コメントありがとうございます。
    へえ~、「塾」ってバックナンバーがHPにアップされているんですね!手島さん、藤田さん、それぞれ楽しく読ませていただきました。学生時代には余り見向きもしていなかった雑誌ですが、今から思うと本当に勿体ないことをしていたんだなあと今更ながら思います。
    ちなみに全然関係無いかも知れませんが、この前たまたまお話しさせていただいたお客様が、お子様の受験の関係上普通部の労作展と中等部を見に行って、明らかに普通部の方が良かった、というか凄かったとおっしゃっていました。あれが中学生で出来ると言うことが信じられないと。あれを見て、普通部の方がいいなあと思われたというお話しを聞いて、あごらさんを思い出していました[E:coldsweats01]

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