とめどない想い

朝テレビのワイドショーで昨日の試合の映像が繰り返し放送され、その度に断固たる意思を込めた目をした松本くんのヒットのシーンを見るたびに、ああ彼のユニフォーム姿の勇姿ももう見ることが出来なくなるんだなあと思い、ほろりとしていました。
昨日の試合開始の前のノック、明らかに浮き足立っていました。最後のバックホームがなかなか決まらない。キャッチャーフライがなかなか上がらない。余りの舞台の大きさに我を失わない方がおかしいくらい。
あれだけの大観衆で自分の声が実際には届いていないことはよくわかっています。
でも、やっぱり考えてしまうのです。試合開始の時、もっといい声掛けが出来たのではないかと。
あの時の趣旨は「普段通り行こう」「やるべきことに集中しよう」「ここで終わりではなく、日本一への戦いが待っている」でした。
でもあれだけ舞い上がってしまう雰囲気の中であれば、ふと我に返ることができるようにちょっと虚をつくような感じの言葉の方が良かったのでは?と考えてしまうのです。
5-7と2点差に迫った時もそうです。
あそこで松尾くんは初球のストレートに狙いを付けて、最初からフルスイングしてくれました。間違いなくあの場面ではそうすべきだと思います。追い込まれるとストレートとフォークの両方があって、両方に対応するのは難しいからです。ただ余りにもそお気持ちが表に出ていました。こういった時には、いつもの飄々とした松尾くんの姿を取り戻すために、何か声をかけるべきだったのではないかと。
もっと自分に何かが出来たのではとずっと思い、少々ほろ苦い慶早戦となりました。
間違いなく妄想の世界に浸っているのですが[E:coldsweats01]
昨日は他にも印象的な場面があり過ぎて、一晩たっても頭の中の整理がついていないです。仕事をしながら、感情を休めようかと思います。

「とめどない想い」に43件のコメントがあります

  1. オープン戦でも全くベンチ入りしていなかった
    菊池君が素晴らしいデビュー。
    斎藤君より切れ味鋭いタテのスライダーで
    法政打線を寄せ付けず!
    さすが昨年のドラ1と県大会で投げ合った実力!
    ベンチに帰ってくるとき「ユーセイ」と声を
    かけられていました。
    春と同じ立教との決勝。
    立教はいよいよ帝京のエースでしょうか?

  2. 人生において、あ〜してとけばよかったなんて沢山あります。   でも、少なからず管理人さまの球場でのお姿を拝見してますと感心しきっきりです。  
    昨日は、スタンドもグランドも経験の差(大観衆での試合)
    特に斎藤くんは一年生から代表として大舞台を何度も経験。   
    他にも市丸くんも広陵との決勝とか。  
    明日、幸いにして?決勝戦があります。少しお仕事の移動の途中に…
    (私も上手くいけば梯子で行けるかも[E:flair])  
    浦学も昨秋と6年前の秋決勝のリベンジを       
    ※ぶんぶん丸さんの息子さんは、直前で登録をはずれたようで(__;)   
    そういえば、新人戦はタイブレーク採用なんですね(^o^;

  3. 慶大・菊池“憧れの場所”で好投/東京六大学 サンスポ
    2010.11.4 19:01
    操作メニューをスキップして本文へ 特集 : 大学野球 印刷する
     東京六大学野球リーグ秋季新人戦第2日(4日、神宮)慶大の菊池が8回1失点で勝利投手になり「あこがれの神宮の初マウンド」で新戦力に名乗り出た。
     1年生右腕は岩手・盛岡一高出身。昨夏は岩手大会決勝で菊池雄星(花巻東高-西武)と投げ合い、1-2と惜敗した。「あの敗戦で野球を続ける決心をした」そうだ。
     167センチと小柄ながら130キロ前後の速球と多彩な変化球が持ち味。江藤監督は「故障がなければ、この秋はベンチ入りだった。何より度胸がいい」と褒めていた。

  4. 浦学は東洋、と思っていましたが、
    早稲田にもいるんですね。
    鎌倉学園から入った影山君、
    弟は桐蔭からの昨年念願叶わず・・・でも中央の主軸。
    同じく岩国の主軸も・・・中央へ。
    昨年は豊作と言われましたが、
    それでも志望しながら他の大学へ・・・
    市丸君の執念のヒットはそれこそリベンジ・・・
    桐蔭学園で甲子園に出場した渡辺君、
    念願叶わず・・・それが最後の早慶戦での涙の1勝。
    菊池君、念願叶って入学での神宮1勝!

  5. 「中学3年の時、当時のコーチの紹介で中京大中京のセレクションを受けた時も、内野手として通りました。そのまま中京に進学していれば、僕はここでブログを書いている事もなかったでしょう。ただ、高校でもピッチャーをやりたかったですし、中京の監督にその旨を伝え「もうピッチャーなら2人いいのがくるからねぇ…」と拒まれてしまっては…。でも、その練習会の時に見たサウスポーは確かにすごかったです。軟式野球出身とは思えなかったですね。そのサウスポーの名前は伏せておきますが(笑)今いっしょに野球ができて個人的に嬉しいです。」
    東京六大学の春のブログに福谷君が竹内君との出会いを
    綴っていましたね。
    今日は授業は?
    黒ぶち眼鏡で秀才というムード。

  6. 四年前、斎藤くんが進学を決意してから、逆算して決めていた休み。ある意味幸いにして明日で終わります。しかも、今日はあの方も来店。ちょー幸せでした。(でも、ど緊張)
    オーラありすぎでした。

  7. 慶大の江藤監督の秘蔵っ子・菊池が期待通りの投球を見せた。神宮デビューとなったマウンドでも気後れすることなく決め球のパームボールを中心に8回1失点。盛岡一時代の昨夏の岩手県大会決勝では西武・雄星と投手戦を演じたが、1―2で惜敗。今秋は左足首捻挫などで登板がなかったが「早慶戦のような大きな舞台でマウンドに立ちたい」と目を輝かせた。二本柱の竹内大、福谷に続く期待の新人に江藤監督も「来年は戦力として考えている」と話した。
    スポニチです。

  8. 金子君、完璧。
    投打とも素晴らしい!
    結果論だけれど金子君に打たせるか、
    菊池君を入れていたら・・・
    来季のベンチ入りは投手、野手ともに激戦。
    法政の六信、立教の平原、
    今年の1年で最も評価の高かった2人を
    打ち崩したのは大きい。
    来春は初戦立教が最難関!

  9. アジア大会では池辺君、伊藤君の活躍を!
    それにしても明治神宮大会ともろに重なるので、
    優勝していたら「4番抜き」で戦うことになりました。
    伊藤君、学業との両立も大変だと思います。
    伊藤君は英語も堪能で会話も流暢だそうで、
    国際大会にはうってつけの選手ですが・・・
    かつて選手層の薄い時代に、大森君、小桧山君など
    オリンピックにもっていかれて・・・
    高木君が広島でホームランを打って、
    翌日神宮に出たことも・・・

  10. 慶大・金子、完全試合ペースも…/東京六大学
    2010.11.5 サンスポ
     東京六大学リーグ新人戦最終日(5日、神宮)慶大の先発、金子は六回まで一人の走者を許さない完全試合のペースだったが、七回から交代した。「新人戦だし、竹林や山形への継投は予定通り」と話したが「もうちょっと投げたい気持ちもあった」と本音をちらり。
     1年生の金子はこの秋のリーグで明大戦2試合、3日の早大との優勝決定戦に救援登板。慶大は春秋連覇を逃しただけに「来年春は何としても自分の手で優勝をつかみたい」と雪辱を口にした。

  11. 新人戦を観て、投手力の充実ぶりで来季以降
    投手起用に嬉しい悲鳴。
    やはり竹内助監督の手腕。
    息子さんが塾高野球部とかで、
    高校も時々指導されているとか・・・
    田村、白村君も竹内さんの指導で復活してくれると
    信じています。
    野手はレベルの高さに驚きました。
    シャープな振り、堅実な守備、足の速さ、
    歴代ナンバーワンでしょう。
    来年の春が今から楽しみです。

  12. 慶大9季ぶりV!金子6回まで打者18人を完全
    スポニチ6日
     東京六大学野球新人戦最終日は5日、決勝と3位決定戦が神宮球場で行われた。決勝は慶大の先発・金子周作投手(1年)が6回を投げ、1人の走者も許さない完全投球。7回以降は竹林、山形とつなぎ、立大に8―1で大勝した。慶大は06年春以来、9季ぶり12度目の優勝。3位決定戦は早大が法大を4―3で下した。
     慶大は先発の金子が快投を演じた。6回まで打者18人をパーフェクト。快挙の期待も高まったが、試合前から終盤は竹林、山形の2人が登板することが決まっていたため、この回限りで降板した。「打席が回ってきたら交代と言われていたので。新人戦なので2人も投げないといけないし」とケロリ。「遅い変化球を増やすのことと直球の切れを課題にしたい」と、竹内大、福谷の先発陣に割って入る構えを見せた。

  13. 一緒に観戦していたOBに
    「来年はベンチ入りの競争が大変ですね」
    と言うと、
    その前の「合宿所入り」が大変との答え。
    息子さんは合宿所入りが叶わず、東大を再受験。
    東大でレギュラーに。
    塾の優勝を支えた鈴木哲は明治のセレクションを落ち、
    赤池は法政に入ったものの入部叶わず、
    慶應を再受験、念願の神宮の舞台に立った。
    2人が入学して慶應に優勝をさらわれた法明が珍しく
    残念がったという。
    野球をやる球児にとって神宮の舞台に立つことは
    いかに至難か。

  14. 六大学の記録を見ていて・・・
    最多安打は127本の高田、2位が125本の堀場。
    記録には出ていないが、野手で4年間全打席出場は
    この2人に高橋の3人。
    堀場は江川たちそうそうたるメンバーが慶應受験のとき
    永島以外不合格で、しかもすべて法政に入って
    黄金時代を築くなか、ただ一人浪人し、念願を果たした。
    出身校は受験校ではなく、
    しかも中華料理店でアルバイトしながらの受験。
    そして合格して、いきなり4番。
    そしてヒット、そして江川からも打った。
    慶應野球部に入る執念は、彼が一番だった。

  15. 30番目のコメンテーターが松本治君。
    小桧山、若松がが卒業したあと優勝できたのは、
    4年秋に彗星のように現れた松本君のおかげでした。
    期待の西田君の4年になっての復活。
    松本君。
    そして印出、赤池、古葉の2浪人トリオ。
    4年生の活躍がダブります。

  16. 慶応だけではなく、他の大学のファンからもあのブログは愛されていたのですね[E:shine] 改めて凄さを感じました[E:paper]  週末から行われる神宮大会。他の5大学の分まで早稲田頑張れ!
    余談・神宮でお世話になったある売り子さんも、この大会で引退とか[E:bearing]ちと寂しくなるなぁ〜

  17. 松本君は新人戦には出ませんでしたが、
    1年春のオープン戦でも、ボールボーイをしてましたし、
    この試合でも・・・・
    大森君が1年のとき背番号なしで
    ボールボーイしていたのを思い出します。
    試合に出さなくても、試合をじかに観させる
    英才教育かも?
    来年の外野も厳しい競争になりそう・・・
    指定席が2つ空いたとはいえ・・・
    伊場君は元々、外野手だったと
    塾高出身の方から聞きました。
    伊場君が4打席立つためには、外野もあり?
    ファースト鈴木、ショート福富、サード山崎、
    ライト伊藤、
    そのほかは空前のレベルの高い競争になりそうです。

  18. 失礼しました。
    決勝戦で松本君、途中出場してました。
    ライバル桐光からの入学、
    期待しています。

  19. 「3人と投げ合うことを目標にしていたので嬉しかった」
    「来年は、おまえに任せた」
    菅野君の談話、それに斎藤君の菅野君への激励。
    これこそ大学野球の有終の美!
    全国の大学が、この1年、
    神宮と早稲田トリオと戦うことを目標にしてきた。
    慶應はその目標を、最後の最後を除いて達成した。
    来年は、東海大、東洋大、慶應が間違いなく3強となり
    全国の大学から目標とされる。
    塾OBが、しみじみと語っていた。
    「小泉信三さんは、野球に愛情をもっていたから
    野球部も強かった。
    その後の塾長は勉強さえ出来れば、野球はどうでもいい
    と発言。これで塾の野球は弱くなる、と思った。
    江藤たちが卒業した年から塾の野球部は弱くなった。
    野球さえ出来れば、という考えと同じくらい不健全な考えだと
    思う」
    今年の塾野球部の健闘が、どれほど塾全体を盛り上げたか、
    小泉精神を取り戻した感じがして嬉しい。

  20. 昨日は、ロックスの方も更新されてました
    http://tokyorocks2010.wondernotes.jp/keio/
    東海も早稲田も昨日で4年生は最後でした。ベンチ入りしていた選手たちの胴上げ、応援席ではリーダー・チア・吹奏楽の子達の集合写真の光景を観ているとちょっとウルってきてしまいました。本当にお疲れ様でした。そして有難うと言いたいです。

  21. 湯本君の名文、心打たれる、というより心揺さぶられます。
    たまたまB軍戦を観ていた江藤さんが進言。
    相場さんもその存在に気づいていなかった湯本君。
    使ったらヒット量産。
    自分を見出してくれた江藤さんのもとで
    主将として頑張ってくれました。
    最後の技ありのスライダー打ち、
    これは次の主将への最高のプレゼントになりました。
    目の前でお手本を見せられ、センターへの大飛球。
    「ひっぱり専門だからゆるい変化球にもろい」
    と先輩諸氏が一様に指摘していたので・・・
    黄色さん、オフシーズンも野球の話題、
    紹介、期待しています。

  22. 湯本くんの言葉。今朝のスポニチにでてました。
    『高めあったライバルが、感謝と激励』という題で。
    他の5大学の選手。
    M…野村君。T…鈴木君。R…仁平君。そして、Hではなくなぜか東洋の乾君(汗)

  23. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    どうしても塾高上がりなのでウルシ・渕上くんたちをひとくくりで甲子園出場組と捉えてしまうところがあったので、彼らの代が引退してしまうところで一区切りを感じてしまうのですが、もうすでに次の世代が、それも塾高上がりだけでなく、多種多彩な人材が育っているところに希望と期待を抱きますね。江藤監督がおっしゃった手応えというのもむべなるかなと思います。時間が出来たら、下田で練習をゆっくりと見てみたいなあと思いました。
    多士済々な投手陣と、走攻守のバランスの取れた野手陣。今から新チームを見るのが楽しみです[E:happy01]

  24. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    本当にあの試合が終わった後は暫く、自分がああした方が良かったのかなとかどうとか考えてしまっていただけに、いただいていたコメントは本当にありがたかったです。確かに早稲田には経験豊かな4年生投手に加え、大舞台を経験していた選手が他にもいろいろといましたね。今回の経験を糧に、我々も塾野球部も大舞台慣れをして、雰囲気にのまれないようにしたいですね。
    でも本当に素晴らしいゲームでした。
    加藤さんのブログもなかなか更新されませんでした。んでもっていつもいろいろな背景もあってか斎藤君寄りで書いていた記事も今回はこっそり(?)「歴史的慶早戦」と塾員らしさを出していてくれていたのが嬉しかったです。加藤さんの文章やママ記者さんの文章は愛情に溢れていて、読んでいて本当にいいですよね!
    いろいろな選手たちがその後の道に踏み出す訳ですが、彼らに幸多からんことを心よりお祈り申し上げます。

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