きみは日本でいったいなにをするつもりだ!?

完全に管理人まで忘れかかっていたこのカテゴリー。
ちょっと思い出したので、書いてみます。
この言葉というよりは、その全体の流れでの言葉です。
まだ千秋が日本にいる頃、せっかく才能の煌めきを発揮しつつあったのに、飛行機恐怖症から海外に行くことが出来ない。それを音楽評論家が大変惜しみ、タイトルの言葉を言います。その時は反発していましたが、その言葉を聞いてからモヤモヤが取れません。そして、同じ言葉をのだめに言ったとき、彼ははたと気づくのです。

そうだ
海外に行けないことが問題じゃないんだ
もう
(きみは日本でいったいなにをするつもりだ!?)
それなんだよ
(コミック6巻p32)

人はいろいろな状況に対して、苛立ちを覚えます。
今回の震災に対してもそう。
菅総理は何をやっておる!
東京電力はどうにもならん官僚体質で隠蔽体質だ!
ACのCMの音が耳障りだ!
あいつは省エネを無視して、電気を好きなだけ使っている!
セ・リーグは一体何を考えているんだ!
確かに一つ一つには理があり、それは正しい意見だと思います。
でもそう言って苛立ちをぶつけることに目を囚われるより、
「こういった状況下において、自分はいったいなにをするつもりだ!?」
と自分に問いかけることが大事だと思うのです。
いくら雨が降ったからと言って天に唾してもどうにでもなるものでもありません。
自分が出来うることを、どうやって行っていくか。人の一生を一つの物語として考えれば、どんな物語にしていきたいのかを決めていくことこそが、自分の短い生涯を意義づけることとなるのだと思うのです。
自分もまだまだ出来ることがあるはずです。日々過ごしていきながら、出来ることを一つでも多く見つけていきたいと思います。

「きみは日本でいったいなにをするつもりだ!?」に21件のコメントがあります

  1. 知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず。
     
    知者は物事の道理に通じているから判断に迷うことがない、仁者はくよくよしない、勇者は事にあたって恐れることがない。
    今月のテーマは論語でした。

  2. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    「論語」は本当に深いですよね。
    見義不為、無勇也(義を見て為さざるは、勇無きなり)
    こうするのが正しいとを知っていながら、
    それを実行しないのは、勇気のない、臆病者である。
    人はそれが正しいと思っても、自分の保身のために、
    声を挙げない——ということがある。何かの圧力に屈して、
    ものごとを正視せず、大勢につこうとする。
    逆から言えば、そうした風圧に耐え、主張したり行動するのは、
    並大抵のことではない——ということ。
    先ほどご紹介いただいた三者も、自分の根本がしっかりしているので、心が揺らがないという点では同じことに感じます。
    その根本を表現することを恐れてはいけないとも、論語は教えてくれます。
    自分をしっかりと持つこと、生きていく上で本当に必要なことですよね。

  3. まったくその通り。
    危機的状況が長期化してきて、巷のイライラを反映したように他者を攻撃する人がいることを報じたニュースが増えてきたと感じていました。
    ACジャパンの件はまるでモンスターペアレンツ並み!
    公共広告にいちいち文句つけるな、と言いたい。テレビを観られるだけマシだろうに!

  4. 天皇陛下は那須御用邸の浴槽を開放されたり
    食糧の支援をご指示。
    更には、計画停電に入っていないにも関わらず
    1日数回の自主停電をご指示。
    皇后陛下とともに厚着なさっているとか。
    早稲田の岡村監督は大学の支持を待たず、
    選手の健康管理のため野外での練習を自粛ではなく
    取り止めたそうだ。
    何が一番大切か、
    やはり健康と生命だから、
    いずれの決意も勇気ある決断と思う。
    幼稚園、保育園では外で遊ばせないので
    園児がフラストレーションに・・・
    ましてやスポーツマンでは・・・
    何が正しいのか想定を超える現在進行形が
    続いているので、
    節電とは別に選手の健康管理を考えての
    春季リーグ戦延期もやむをえないかな、
    と思う。

  5. すでに9日開幕を発表している東京六大学野球連盟の内藤雅之事務局長は「まだプロ側からお話が来ていないので、現時点でお話しできない」とした。
    本日のスポニチ

  6. http://www.sanspo.com/baseball/news/110326/bsf1103260506001-n1.htm
    ヤクルト球団の要請に六大学がこたえないようであれば、卒業以後、全試合を見続けてきた私も
    ボイコットを決意する。
    いろいろ言いながら、自分だけは4月9日
    六大学開幕、慶応優勝を願う、
    というのでは!?
    義捐金だけが貢献ではない。
    都内で歯科医から部品工場まで
    計画停電になったところは倒産の危機、
    そうでないところは、儲け放題。
    六大学は神宮でいったい何をするつもりだ!?

  7. 東都は既に開催日を延期し、30日に開催するかどうかも含めて再検討。
    六大学は開催を延期すると益々、日程消化出来なくなるので拒否。
    何だか六大学が巨人みたいになってきた。
    巨人もヤクルトも入場料の払い戻しだけでも
    相当の犠牲を払っている。
    慶応も巨人と交流試合をさせてもらったり、
    六大学とプロの関係が蜜月に戻ったばかりだ。
    何んとか拒否するだけでなく知恵を出してほしい。
    開催か否かという2者択一ではなく、
    今シーズンに限り勝ち点制、引き分けをやめたり、
    1日3試合にするとか・・・
    政府の予算もそうだが譲るべきは譲って
    既得権意識はこの際捨ててほしい。
    わが町でもいつものように3月末を控えて
    予算消化の工事がいつもながらのように・・・
    おそらく国も同じことが?
    率先して返上して復興資金に回してほしい。

  8. 歴史的に六大学に優先権があるので、普通の状態であればヤクルトに譲りたくない。しかし非常時だ。
    ヤクルトは地方に
    フランチャイズを移さざるをえない。
    もしそうなった場合、六大学はヤクルトが神宮運営に
    出してきた資金を出せるのだろうか。
    入場料を値上げしたら、観客離れが進む。
    国からこの財政圧迫の折に支援があるとも思えない。
    プロを志望する六大学選手を優先して選択しているのもヤクルトだ。
    これまで正直、プロ併用で延長に入れないのは
    大迷惑と感じ苦々しく思っていたが、
    筋を通してヤクルトが撤退してしまったら、
    困るのは六大学かも知れない。

  9. 明日の試合。第一試合と第二試合が奇しくも若生監督繋がりで両チームとも同じベンチ側という事で友情応援がきまったとか。練習も国際大が東北にグランドを譲ったとかで。。。

  10. スポニチにでてますね。1日三試合案。それで、日程を縮めるとか。と、すると華の…はいつ?試合開始も夏の甲子園並みか?

  11. 六大学野球,真冬の間は待ち焦がれていましたが,現状を鑑みてペイン・シェアリングの実践例になりますように。スポーツだけが今まで通り,という訳にはいかないですから。
    例えルールを変えたとしても,同じ条件下での競技ならイコールコンディションです。きっと充分競えますよ。

  12. ペイン・シェアリング
    いい言葉ですね。
    学生野球のリーダーとして
    むしろ率先してほしかったという思い。
    プロの巨人も六大学も・・・

  13. http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000092-san-bus_all
    募金に応じるのは晴れがましいものですが、
    いっぱい飲みにいくのは後ろめたい・・・
    自粛だけでは募金するお金もなくなってしまう。
    外食も買い物も回りまわって援助になる。
    デパ地下で茨城、福島の農産物で売り
    ホテルで料理をつくる・・・
    菅さん昔かいわれ大根食べたんだから、
    今度は、ただちに影響ない、ほうれんそう
    食べてください。

  14. 今日は平日にもかかわらず大勢の方が彼女を偲んで来ていらっしゃいました。そういえば、ガンということは覚えていたのですが子宮頸がんだったんですね。
    キャンディーズのすーちゃんもやはりそうであったように、予防というのは大切なんだなとしみじみ思いながら展覧会を見てきました。
    それにしても4年というのは早いものです。斉藤君が神宮デビューしたのもあの年でしたし。

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