明日は次期総理大臣が決まる日ですね


いよいよ昨日民主党の代表選挙が告示されました。今後の日本のリーダーを決める選挙戦がスタートしたわけです。
で、明日にはもう決まるのですが・・・[E:coldsweats02]
今回立候補されている方は5人。
海江田万里さん、前原誠司さん、鹿野道彦さん、野田佳彦さん、馬淵澄夫さん。
聞くところによる小沢グループの支援を受けた海江田万里さんが一歩リードしているものの、単独過半数を取るには至らず、決選投票にて決まるので、合従連衡が行われているとか。
今日は短いながら各人のお話を読んだり聞いたりしましたが、各人についての感想を述べてみます。
海江田さん
「TPPには賛成していたが、影響が大きいことを考えると再考」「アメリカとはTPP問題がある。それよりアジアでの経済圏を」「復興財源は後世に先送りの形でも(閣議ではこの世代で解決する方針に署名)」「三党合意も新たな執行部で考え、マニュフェストは重視し」と言ったことを発言。どれもこれも小沢さん、鳩山さんの意向に沿う考えばかり。菅さんの辞任表明の当日に辞表を出したり、国会答弁中、自分の立場の件で涙したり(決して被災地の人を思ってとはでは無く)で、前原さん以上に首相としての適性に疑問符が付くように感じます。信念無く、ぶれない人格も無いというのでは・・・。
前原さん
国債の日銀引き受けだけは止めて貰いたい。せいぜい買いオペにしましょうよ・・・。小沢詣でをしたり、仙石さんの策略とも言われる手段(小沢さんに会いに行って、小沢さんが挙党一致に非協力的だという印象付けを狙う)を取ったり、どうにもこうにも・・・。
鹿野さん
非常事態を強調するのはいいのですが、でどうするのか?という具体策が無く、精神論に終始しているように感じます。決選投票に生き残るまでは、極力摩擦を避けている印象でした。
馬淵さん
今回の超円高、そして15年にわたるデフレ状況は金融政策に問題有りと提起。代表、そして民主党が求心力をエルには実績を出すしか無く、それは法案とかでは無く結果だと。それも3ヶ月、1年単位で必要だと指摘。震災復興や原発被害についても政府の責任を明言。支えてくれる仲間に不安がありますが、結構好感が持てました。
野田さん
愚直に復興における財政問題、社会保障と税制の問題、政治を進める上での大連立の模索を訴えていました。これは民主党内に異論があることをわかっていながら提起しているので、好感が持てます。八方美人では何も進まないことは今まで散々見てきましたから。但し、外交・防衛問題の意見ももう少し聞いてみたかったです。
この順番はなってほしい順番を逆さにして書いてみました。するとあら不思議。馬淵さんと野田さんの位置は逆転するかも知れませんが、見事に今回の選挙の予想と逆順に・・・。
自分の考えが世間とずれているのでしょうか?それとも、民主党内が・・・?


「明日は次期総理大臣が決まる日ですね」に6件のコメントがあります

  1. 予想(願望?)的中まずはおめでとうございます。心配は国税庁がらみのスキャンダルですが、今後のマスコミの動き次第のような気がしないでもありません。ともあれ、時代が野田氏を選択したのでしょう。

  2. いよいよ野田さんが出発。野田さんは上田さんの言葉を借りれば、「フツー」なのがいい。
    珍しくあの読売渡辺会長から朝毎サンケイまで野田さんへのエール。
    それは裏を返せば、これから権力闘争の舞台にしてはならない、という至極まともなエール。
    小鳩も石原も自重して野田さんに協力し、復興にまい進してほしい。
    福島の企業を放射線の危険という上からの禁止命令にも関わらず入って経営の立て直しに尽力してきた息子が
    とうとう乞われて政府に入る。民から入った精鋭はそれぞれの分野で官の要の位置に配された。
    池上さんが言っていた。民主党は官を使え。官は民を使え。
    政官民の癒着ではなく協力、そのGOサインさえ出してくれればいい。

  3. 野田さん
    松下政経塾の松下幸之助さんの最後の面接で、
    金持ちでない、親戚に政治家がいないフツーの自衛官の息子ということが
    松下幸之助さんのお眼鏡にかなったようですから・・・
    中国や韓国から警戒されている、ということは甘く見られていないのですから、
    鳩山や菅よりは防衛問題にも日本の意地を見せてくれるでしょう。

  4. 「自民党の政治は、選挙民のたかりの構造によって支えられ、
    外交など国家の重要課題を選挙の争点としない。国家でなく地元に利益をもたらすのが良い政治家と選挙民も政治家も思っている。
    他方、社会党は派手なパフォーマンスで外交やイデオロギー優先の政治で、国民の身近な問題を選挙の争点としない。それゆえ国民は自民に不満があっても社会党には任せられない。
    この状況を打開するのは保守2大政党による切磋琢磨しかない。」
    「戦後政治」の問題点を分析した自民党の若手代議士の論客、若き日の中曽根康弘の言葉です。
    戦後の保守合同は国民の選択の自由を奪った。
    自民・民主大連立は国民の選択の自由を奪うか?
    「政治家にとっては、三つの素質がとくに決定的である。熱情、責任感、洞察力がそれである」マックス・ヴェーバーのいう熱情は、心理的な倫理観のみにかられて、現実の行為結果に責任をもたぬ「実らぬ興奮」ではなく、結果に対して現実的な責任を伴うものだ。この熱情と責任に、さらに洞察力を加えたものが、政治家たるものの素質だとヴェーバーは言う。菅、小沢、鳩山トロイカ体制は、政権の獲得、その温存については熱情的である。自民党を追い詰めた3人の熱情は、権力本能にもとづく私的熱情にすぎない。小沢、鳩山が退いたあと、菅をひきずりおろそうとし、菅が首相の座にしがみつくこの光景を見てそう思う。民主党の沖縄基地移転から脱原発に至る数々のスローガンはリップサービスにとどまって、事態の本質は一向に改善していない。場当たり的な小手先の取り繕いばかりで、事態の本質を正攻法で改善していく意欲に欠けている。政策全般に対するリップサービスの繰り返しにとどまり、体系的な論理が一向に示されない。場当たり的であって、そこにはヴェーバーのいう冷静、透徹した予見力もない。
    野党の反対論は、実行可能な、責任ある政策でなければならぬ。反対のための反対、与党への揺さぶりは国民の信用を失う。高坂は日本の知識人には稀有な保守の論客だった。高坂の名論文「宰相吉田茂論」において、吉田は現実から遊離した理想ではなく実現可能な(ベストではなくとも)ベターな選択を「単独講和、日米同盟」によって行ったと指摘した。理想としては全面講和、非武装中立であったが、現実には無理と見て、当時の世論を代表する東大総長の理想を「曲学阿世」と退けた。吉田はこの世論を対米交渉にも有利に活用し、再軍備を迫るダレスに世論をタテに拒否、経済復興にアメリカの協力をとりつけた。吉田は日独伊三国同盟に反対したが、これも当時の世界情勢を分析し、三国同盟により日本敗戦必至と見ていたから。以上が父高坂教授の指摘であるが、現在の理想と現実をどう見るか。原発の再稼働は許容しつつ代替エネルギーの道を模索する、というのが唯一残された道だと思うが・・・反原発と全面講和が理想であるとしても・・・
    こんな論争を土曜は私塾で楽しみます。
    30代、40代、80代、男女・・・世代の違う人との議論をするのは刺激になります。

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