平成24年秋季東京六大学野球 慶早戦2回戦

今日は雨がぱらつくお天気ですが、塾野球部の選手たちは元気よくグランドに出てきてくれました。
このようなお天気なので文字の更新は難しいのですが、写真だけでもどうぞご覧下さいませ。

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(すごいスイングを見せてくれている福谷君!)
先発は塾野球部が竹内大助君、早稲田が吉永君です。
1回表 三者凡退。
1回裏 旭君セカンドゴロ、辰巳君三振、福富君死球、錬君三振。
2回表 杉山君ライトフライ、地引君三塁強襲ヒット、茂木君の時すかさず盗塁、茂木君は四球、小野田君セカンドゴロを錬君が弾き満塁、吉永君センター前ヒットで1点、東條君四球で押し出し。ここで投手は只野君。中村君ファーストファウルフライ、大野大君ショートライナーで抑えます!
2回裏 横尾君ショートフライ、藤本君レフトスタンドに叩き込むホームラン、1ー2。阿加多君ライトフライ、裕司君ピッチャーゴロ。
3回表 高橋君二遊間のゴロに錬君飛びつくもかすり、方向が変わり不運な2塁打、杉山君凡退の後、地引君がうまく拾ってセンター前ヒット、1ー3。茂木君、小野田君は三振でチェンジ。
3回裏 代打溝口君三振、旭君セカンドゴロ、辰巳君三振。
4回表 この回から山田君。吉永君死球、東條君のバントを阿加多君悪送球で無死23塁。ここでたまらず捕手が黒須君に交替。中村君にレフト間ヒットで1点。1−4。続く大野大君の三塁線の強烈な当たりを横尾君好捕、三塁ランナーにタッチでアウト。続く高橋君、足立君を抑え無得点。
4回裏 先頭の福富君がライト線2塁打、錬君の時にパスボールで3塁へ。錬君はセンターに見事犠牲フライ。2−4.横尾君イレギュラーでレフト前ヒット、藤本君も出塁しますが黒須君、裕司君が倒れチェンジ。
5回表 この回から福谷君。三者凡退に抑えます。
5回裏 先頭の代打暁真君が左中間を破る2塁打、代打谷田君、辰巳君連続三振、福富君四球で12塁。錬君は12塁間の打球を放ちますが、足立君横っ飛びで抑え、錬君気魄のヘッドスライディングもアウト。無得点。
6回表 代打丸子君ショートゴロ、東條君四球、中村君のレフトフライ谷田君が目測を誤ったかまさかのエラー。1死23塁。ここで大野大君セカンドファウルフライ、高橋君四球、足立君ショートゴロに抑え無得点。
6回裏 先頭の横尾君が粘って四球、藤本君フルカウントから6−4−3のダブルプレー、黒須君三振で無得点。
7回表 地引君センターフライ、茂木君三振、江塚君も抑え無得点。
7回裏 福谷君ライトフライ。暁真君も倒れた後、谷田君が2塁打で出塁、続く辰巳君も連続二塁打で1点、3−4。ここで投手が横山君に交替。福富君初球を狙いますが、ショートゴロでチェンジ。1点差に追い上げました。
8回表 先頭の横山君センター前ヒット、東條君バントで2塁へ、中村君ライトフライ、続く大野大君の時パスボールで3塁へ、大野大君はセンター前ヒットで3−5。続く三倉君の時盗塁で黒須君悪送球、2塁。ここで江藤監督マウンドへ。気を取り直して三倉君三振。
8回裏 山﨑錬君見逃し三振、横尾君レフトフライ、藤本君サードゴロで無得点。
9回表 先頭の足立君がレフトにライナーを放ちますが、これを藤本君が目測を誤ったか2塁打となります。これを足がかりに内野ゴロの間に1点を入れられてしまいます。3−6。
9回裏 この回意地を見せたかった塾野球部は代打山中君が四球で出塁、代走に手銭君と無死でランナーを出しましたが、代打影山君三振、渡辺暁真君レフトフライ、谷田君三振でゲームセット。3−6で塾野球部は負け、勝ち点を失いました。
これにて錬君と小山君が誘(いざな)ってくれていた、夢の度も一段落を迎えることに。感無量です。
一応この試合を含め今回の慶早戦で感じたこと。
それは、チャンスの時にフルスイングを目指した塾野球部と、チャンスの時に軽打で何としても1点を取りに来た早稲田ということ。どちらが正解かはわかりません。ただ、今回の結果は早稲田に吉と出ました。
昨日も杉山君がチャンスになると一握り余してセンター返しを心がけていましたし、特に2回戦は吉永君から始まり、地引君、大野大君とみんな軽打を重ねて点を取りに来ました。これは彼らの執念を感じさせました。
そういった時、やはり有効なのは内角に投げ込む力のあるストレートか、内角に食い込むツーシームかスライダーだと思います。確かにボールに力のある投手は逆に内角を投げにくい(相手に怪我をさせてしまう)と思うのですが、そこを攻めきれることが出来れば、軽打狙いは逆目に出ることが多いので、このオフは白村君と山形君は少なくとも外角低めと内角に投げ込む(理想は高めですが、まずは内角にいくことが大事)ことを意識して練習してくれればと思います。
4年生たちに感じたことはおいおいとです。
とにもかくにも彼らには感謝以外の言葉が見つかりません。本当にどうもありがとう!!!

「平成24年秋季東京六大学野球 慶早戦2回戦」に8件のコメントがあります

  1. 管理人様、本日は結果最終戦となってしまい、とても残念でした・・・・ぽっかりと胸に穴が開きました。4年生の高校生時代から応援に加わり甲子園にも何回も連れて行ってもらいました。本日が最終と決まってから初めて管理人様にご挨拶をさせて頂こうと思いましたが既にいらっしゃいませんでした・・・・神宮ではいつもお近くで観戦していました。管理人様のブログも日に何回も拝読させて頂くことも・・・・うーん、こみ上げますね。今シーズン当初の立教との連勝で夢を見て、プロ志望3選手に夢を見て、もう神宮に行くことも暫くはないと思います。管理人様のブログを本当に毎日楽しく拝読しておりました。これからもお元気にご活躍、ご発展を祈念致します。有り難う御座いました。

  2. 写真を拝見して、文字通り、一コマ一コマが思い出されます。
    試合結果は残念でしたが、是非この悔しさを下級生が受け継いでより素晴らしいチームになってもらいたいものです。

  3. おみなえしさん
    お初のコメント、本当にありがとうございます。
    すみません、試合終了後はやはり応援席の空気に浸りたく、すぐに向こうに行ってしまいました。自分こそ是非ご挨拶させていただければ良かったのになあと思うと、それが心残りです。
    今季はおっしゃるように立教との劇的な2連勝で幕を開けたので、期待も高まっていましたが、相手もあることゆえ、致し方無い部分でした。自分は明治との死闘を制し勝ち点を取ってくれたのがとても嬉しかったです。
    拙ブログもご覧いただいていたとのこと、本当にどうもありがとうございます。これからお会いすることもなかなか無いかも知れませんが、是非一度ご挨拶させていただける日を楽しみにしております。
    では、今後ともよろしくお願いします。

  4. B717さん
    お初のコメント、本当にありがとうございます。
    Twitterではいつも心強いツイートを拝読させていただいており、とても勇気づけられていました。あの熱かった試合も過ぎ去ってしまうと一コマ一コマの想い出となり、その熱さ故か夢のように感じます。信長が、秀吉が、そして松尾芭蕉が戦を夢にたとえるのもさもありなんと思います。
    こういった悔しさを下級生が共有するのは、素晴らしいことだと思います。次に控えている代は、神宮制覇を成し遂げた代がたくさんいる代です。彼らにまた期待をして、来年の楽しい夢を見ることにしましょう。
    では、今後ともよろしくお願いします。

  5. 8中村(富士)
    4石橋(浦和)
    2高木(桐蔭学園)
    7丸山(松山)
    9高橋(桐蔭学園)
    3飯端(三国丘)
    5平林(東海大浦安)
    6根岸(慶應義塾)
    1井深(韮山)
    プロ入りしたスターに挟まれた埼玉松山出身の丸山君。フォームが藤本君そっくりだったが低めのボールをレベルスイングでライナーでレフトスタンドに運んだ。4年でいきなり出てきて春5本、秋6本で年間11本の記録。保存していた古いビデオ(その頃はTVKでダイジェストをやっていた)を観ました。
    藤本君、先輩のビデオ観て豪快なホームランを量産してくれないかな・・・

  6. 熱戦を見ようとオフィシャルテレビにアクセスするも繋がりません。
    こういうときにメールアドレス電話番号がわからないのは困ります。

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