ちょっとだけ見てきたオープン戦〜対亜細亜大戦

今、弊社では下田町というところで、新築の注文住宅を建築させていただいております。
これはたくさんグランド現場に行くことが出来るではないかと喜んでいたのですが、残念ながら人工芝の張替で、しばらく試合も行われていませんでした。しかし人工芝工事も終わり、ちょうどタイミングも合い、1時間弱ですが下田町グランドに寄ることが出来ました。試合経過はさすがに触れられないのですが、思ったことをそこはかとなくかきつくろってみます。
1)加嶋君の安定性
この日の先発は加嶋君で5回を無失点に抑える好投。4回と5回のピッチングを見ましたが、投球フォームに安定感がありました。再現性があるというか、同じフォームで投げている印象です。あと、いいなあと思ったのが軸足。
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いずれも膝が外を向かずしっかりと正面を向いているので、軸足(右足)の内旋がしっかりとなされていることが感じられます。基本線である外角低めの直球がしっかりと決まっていれば、活躍してくれそうに感じました。
2)慌てたときの対処と二次災害
春のシーズンでよく見たように思うのが、捕球とかでミスをした後、慌てて投げて暴投して傷口を広げるといったシーン。自分は素人なので深いところはわかりませんが、普段ボールを投げる際にいかに基本に忠実に投げているかどうかが出てくるシーンなんだろうなあと思っていました。この日の試合で、ショートの山本君が一旦ボールを弾いてしまいますが、即座に拾って1塁に送球してアウトを取り事なきを得ていました。この時の動作を見ていると、しっかりと前足を着地させて踏ん張り、投げる対象に向かって正対しています。これを見ると、きっと気の遠くなるような反復練習をしてきたのかなと思いました。これならば二次災害も防げそうですね。
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3)佐伯君はリリースポイントをどこにするか決めた方が良いのでは?
加嶋君の次は佐伯君でした。ちょっとリリースポイントがまちまちな印象です。個人的には後の写真のように遠目から放した方が腕のしなりも活かせるし、相手も打ちづらそうだったのでいいのかななんて思って見ていました。
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4)捕手前バントの時の送球指示は誰が行うのでしょうか?
結論はないんですが、見ていたところ指示を出している人がわからなかったので、ちょっと書いてみました。
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5)谷田君のバックホームの際のステップが良かったと思う件
この試合、谷田君がバックホームで刺殺を奪いました。肩の強さもさることながら、足の運びが合理的だなあと思って見ていました。捕球する際に右足(軸足で無い方)を前に出して捕球し、その次の一歩で投げる、すなわち軸足である左足を前に出して投げていました。つまりはトータルで一番早く捕手にボールを渡す方法が良いわけで、これは素晴らしいと思うのです。
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6)左足ブロックは危険なので、両足ブロックか右足ブロックで。(と古田さんが言っていました)
先ほどの流れで、手銭君が捕球してそのまま左足を立てて(左足ブロック)、相手走者を抑えました。止めたのは素晴らしいのですが、古田さん曰く危険だとのこと。(こちらのブログ記事をご参照ください http://enaka.cocolog-nifty.com/soon/2009/08/post-8a9f.html
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こういった記事を書いていると、秋のシーズンの開幕が待ち遠しくなってきます。ちなみに今シーズンの開幕日は自分の誕生日。おめでたいなあ、本当に(*^。^*)

「ちょっとだけ見てきたオープン戦〜対亜細亜大戦」に18件のコメントがあります

  1. 駒大OBは「エネモスに2対1で勝ったのが自信になった」と語っていましたが、亜細亜に勝った後、慶大OBは「これでエネモス戦が楽しみになった。宮田も山崎も出るだろう」

  2. お誕生日おめでとうございます[E:birthday] (ちょっと早い?)
    きっと白星のプレゼントをもらえることでしょう[E:sign03]

  3. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。逞しい先輩たちの胸を借りて、課題点を一つでも多く見つけて欲しいですね。きっとそれが秋の指針となるでしょうから。

  4. B717さん
    コメントありがとうございます。祝福、ありがとうございます
    白星も勿論嬉しいですが、元気な姿で野球をしている姿を見られるだけで、大きなプレゼントのようなものです(*^。^*)

  5. 加嶋、白村の安定感は左右エースがそろって優勝した志村、鈴木の時代、小桧山、若松の時代と同じ。横尾のタイムリー、藤本の2試合連続ホームランで社会人に勝利。

  6. 昨日西口君を観ましたが、まだA軍のベンチ入りはしていません。これまでの1年生の出場は、加藤君、斎藤君、山口君、沓掛君、ベンチ入りは須藤君、木村君、重田君(佐賀西の本格派投手として注目された外野手登録)

  7. 観たかった1年生の主砲、斎藤君が4番、スラッガー須藤君が5番でフル出場。
    投手では加藤君、三宮君、白村君が今日も完璧。4年になって秋は打つほうも、と語っていた高馬君がホームラン。右打者の代打は貴重。

  8. 高馬君は今日は左で打ちました。須藤君と高馬君は両打ちでともに甲子園で活躍しました。須藤君は1年、高馬君は4年ですが今日も打撃好調でした。
    右打ちと言えば1年の沓掛君、4年の岩渕君は貴重な代打になりそうです。岩渕君はあの猛練習の桐蔭野球部を経て一浪一般入試で経済学部に入ったそうですが頑張ってます。

  9. 山口君(2塁打)、山崎君(2塁打、タイムリー)、池辺君(ヒット、2塁打)などOBが、大学相手に文句なしの投球をここ数試合続けてきた白村君、加嶋君に厳しい洗礼。山崎君フアンが多く、高校の試合からかけつけたオバ様がたから熱い声援を送られていました。投げては天敵小室君健在で早慶明立OBの日本一軍団に完敗。でも塾の先輩が退いた後加藤君、三宮君は零封。とくに加藤君の直球での三振奪取ショーは凄かった。初戦先発もあるかも?松本君は3番では不発ですが6番だと不思議にうちまくります。今日も2安打。今日はお披露目のセレモニーもあり相場君、志村君も来ていました。

  10. 昨日東都の1回戦を観た方が亜細亜が辛勝で拓殖が大勝したことから、亜細亜は弱い、拓殖が強いと言っていたが、結果は亜細亜が厳しい試合を連勝し、拓殖が勝ち点を落とした。以前、前田さんが言っていた言葉を思い出す。「強いチームは大敗し辛勝する」「弱いチームは大勝し惜敗する」亜細亜は優勝し続けているがどの試合も打てないがしぶとく勝つ。慶應とのオープン戦では青山が勝ち、亜細亜は負けたが、東都の本番では亜細亜が青山に連勝した。慶應は負けるときは大敗したが勝つ時は1点差でオープン戦を乗り切ってきた。自信をもってリーグ戦に臨もう!

  11. 「横尾、谷田、藤本、白村の4人が鍵」という江藤監督の言葉、それがすべて。
    立大戦初戦に賭けたい。

  12. 立教1回戦先発オーダー予想
    (左)佐藤旭
    (遊)山本泰
    (右)谷田
    (三)横尾
    (中)藤本
    (一)松本
    (二)堀野
    (捕)手銭
    (投)白村

  13. 東京オープン戦ベンチ入りした選手
    堀野、手銭、鈴木貢、山田、佐伯、明、瀧本、白村、加嶋、加藤、藤井、小笠原、木村、三宮、須藤、松本、牧野、近藤、竹内惇、北村、横尾、斎藤、春山、高馬、渡邉暁、沓掛、山本泰、岩渕、佐藤旭、山口、梅野、谷田、重田、藤本、山本諒

  14. 「横尾、谷田、藤本、白村の4人が鍵」という江藤監督の言葉、それがすべて。
    立大戦初戦に賭けたい。初戦はそろって駄目でした。

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