塾高のここ2試合を見て

昨秋、そして今春とタイミングが合わず、余りこのチームを観戦することが出来なかったのですが、ここ2戦は幸運にも観戦することが出来ました。
その中で感じたことですが、
1)名幸君はやはり廻りの評価が高い素質あるバッターだと思いました。
Nakoh
これは2回戦での伊志田戦で、7回の集中打の口火を切った名幸君のライト線の二塁打の時のフォームですが、体軸が前に動くこと無く、右手の返しも素晴らしく、とてもいいバッティングに感じました。後はちょっと目線が上下しているようにも見えるので、頭の位置をもう少し一定に出来れば、より安定したバッティングになるのかなと思いました。
2)吉田君のパワーと我慢
5番を打つ吉田君のパワーにも目を引くものがありました。2回戦でのホームラン、今日の3回戦での2塁打、ともに彼のパワーを感じさせてくれました。が、もろさも時に感じてしまうこともあります。その違いは右腰〜臀部が早めに廻ってしまうか、それとも我慢して後ろに残ってボールにミートするまで開かないでいられるかのように感じます。
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(伊志田戦でのホームラン)
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(伊志田戦でのファウル)
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(藤沢西戦での2塁打)
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(藤沢西戦でのライトフライ)
彼が持てるパワーを存分に発揮してくれることが、塾高の快進撃の源となるような気もします。頑張れ!
3)他にも柳町君のシュアーなバッティングや、大久保君、三枝君、木村君のバッティングもしっかりと振り切っており、今年は例年より強力打線となっているように思います。今日の藤沢西戦では、前回より走塁で揺さぶろうともしていました。後は、今日の姿勢を次の試合以降も続けていけるかということだと思います。
4)津留崎君が良くなりましたね。色々と悩むこともあり、フォーム改造やポジションチェンジもあったようですが、しっかりとタイミングが合って体重が乗ったときのボールは素晴らしいものがありました。今日は4回無安打投球でしたから、今後の原田君の負担を考えても、津留崎君の復活は心強いです。
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5)原田君の今日の投球は彼にとっては多分不本意だったでしょう。自分が思うには、神奈川大会の空気にまだ慣れず、固かったように感じます。具体的に言うと、当初は股関節が硬く、腰が高く、それによって身体が前に突っ込んでいたのですが、
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投げて行くに従って股関節が柔らかくなり、腰が落ち、それによって身体が突っ込むこと無く起きていて、スムーズにボールに力が伝わるようになりました。
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雰囲気にも慣れ、きっとこれからはいつも通りに抑えてくれるものと思いますが、試合前に股関節のストレッチを入念に行うといいかもしれませんね。
ここから1週間、正念場が続きますが、選手たちの地力は充分にあると思います。あとはその力を存分に発揮できるように、気持ちを上手く持っていって貰えればと思います。そしてその一助にでもなるように、応援していきたいですね。これからも勝つぞ!勝つぞ!慶應。

「塾高のここ2試合を見て」に4件のコメントがあります

  1. 横浜の伊藤が回復
    春は肩を痛めて不調だったが肩も治り
    夏はこれまで1イニング登板だったが、
    湘南に3対3から救援
    まっすぐだけで三振の山。
    これで神奈川の公式戦21連勝
    決勝の相手は復調の伊藤で横浜だろう

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