北朝鮮の核実験の報に接して思うこと


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今日これまでで最大の、それももしかすると核弾頭(つまりミサイルに搭載できる)の実験を北朝鮮が行い、どうやら成功したようです。

今年に入ってからミサイルは何発も撃ち、核実験は2回目と明らかにピッチが上がった状況。

しかし、ミサイルを撃つにも核実験を行うにもお金がたくさんかかります。貿易が活発になったとも聞いていない(大体経済制裁中ですし)中で、北朝鮮は国として疲弊している・・・と思いきや、

なんてことも言われている始末。

こういった情勢に対して、「これを押さえるには中国が影響力を発揮するしかない」といった論調がよく見られます。

でも、自分の見立てはちょっと違います。

1)何はともあれ軍事力の強化こそが国の独立を守り、政権の安定を図ることが出来ると考えている国にとって、戦略的兵器たる核兵器・ミサイル・潜水艦は大変重要であり、これらの水準を上げ、また維持するには継続的な訓練・実験が不可欠。だが現在おおっぴらには出来ない状況。

2)そんな実験が出来る国が隣に一つある。

3)そこの国は慢性的に財政困難である。なので、資金・資源援助は大いに効果的。

4)その国がああることによって、緩衝地帯を手に入れることが出来る。

であれば「国際協調上」、非難は一応しておくけれど、寧ろ自国の軍事力のためにも一連の軍事行動に積極的に協力していると思えて仕方がないのです。

戦前の日本がアメリカにされて一番効いた制裁は「石油の禁輸」です。軍事的オプションを実行しなくても、全世界が「石油の禁輸」を北朝鮮に対して行えば、暴発するか譲歩を始めるかです。しかし一度たりとも北朝鮮に対して一番の資源供給国がそれを行っていない。この一点を見ても、その国が戸惑っている、一緒に怒っているはずが無いと思えるのです。

もちろん、何か確証を持っているわけではありません。でも状況の推移を見ると、ある国の経済成長・国際情勢と、北朝鮮の軍事的挑発の度合いは比例しているように見えます。ということは・・・と思うのです。

でも、であればどうするか?と言われると、彼の国が一緒にやっているのであれば、より打つ手が無いような感じですね。米国が某国の軍事科学力のアップに大いに関わり、その某国が北朝鮮の軍事科学力のアップに関わっているのだとすると、なんとも皮肉な事態とも言えますね。


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