平成31年春季東京六大学野球 対法政大1回戦


10連休なればこその、久方ぶりの観戦記。果たして記憶力はどこまで健在でしょうか・・・。

H 100 000 001 =2
K 000 001 13A =5

H 三浦、朝山
K 高橋佑、高橋亮
本塁打 小原(K)、安本(H)

昨季の優勝校である法政大との一回戦。ここで勝ち点の行方が、今季のリーグ戦の行方をも左右する大事な試合です。

1回表法政の攻撃、一死後微妙な当たりが続きます。二遊間に転がったボールを小原君がスライディングで捕るも、雨で濡れていて滑ったか、投げられず内野安打。

続く打球がまた二遊間を襲いますが、今度は名手瀬戸西君がバウンドを合わせられず、打球はセンターへ(記録はエラー)。いきなりの1死13塁のピンチ。

ここで法政の4番伊藤君がゲッツー狙いの守備位置の上を越すレフト前ヒットを打たれ、あっという間に1点先制されます。

捕れそうで捕れないボールが3本も続き、嫌な流れでしたが、後続は高橋佑樹君(以下、ボンバーと称します)が抑え、この回は1点で切り抜けます。

続く1回裏、慶應義塾も早速反撃に出ます。1番柳町君がフルカウントから四球を選ぶと、2番渡部遼君がバントで送り、1死2塁とします。
ここで3番中村君の当たりも二遊間へ。ところが、法政のセカンド相馬君がスライディングで捕球し、そのまま1塁へ送球しアウト!

続く4番郡司君は見逃し三振で、同じく固い守備を誇る二校の二遊間に飛んだ打球が、片や得点に、片や無得点であることから、試合の流れが法政にあるなと感じさせられた初回でした。

その流れは続き、2回は2死3塁、3回は2死2塁、4回は1死13塁と立て続けに得点圏にランナーを置くものの、気迫の投球で相手を何とか抑えるボンバー。エースの風格が漂います。

法政も三浦君が好投し、またバックも好守で盛り立て、4回までノーヒットに抑え、緊迫した試合展開が続きます。

膠着した試合が動き出したのは6回。まずは法政の攻撃で、1死後ヒットで出塁した安本君が盗塁を狙うも、郡司君のショートバウンド気味の送球を小原君が上手く処理し、タッチアウト!6回表も3人で終わらせます。(残念ながら、カメラのバッテリーが切れてしまっており、このシーンの写真を撮っていないのでスクリーンショットにて)

続く慶應義塾も先頭の柳町君が出塁すると、すかさず盗塁を狙います。

しかし、この時の渡部遼君が送球時にバッターボックスを出たとして守備妨害を取られ、1死1塁。大久保監督も抗議に出ますが、当然覆りません。

普通こういったプレーが出ると、流れが向こうに行くものですが、不思議と流れはここからグイッと慶應義塾に傾きます。3番中村君のセカンドゴロの間に2死2塁となった後、前2打席がいずれもランナーのいる場面で見逃し三振だった郡司君が三度目の正直ということで低めの変化球に食らい付き、しぶとくライト前に落とし、1−1の同点に追いつきます!

7回表は1死から三浦君の12塁間の打球を小原君がダイビングキャッチと見事な送球でアウト!流れを相手に渡しません。

そして7回裏、1死後瀬戸西君が懸命に走り内野安打。

ボンバーがしっかりバントして2死2塁と得点圏にランナーを進め、次打者の柳町君がセンター前にヒット。センターの名手、船曳君が送球を焦ったのか捕球を誤り、悠々セカンドランナーが帰還し、2−1とこの試合初めてリードを奪います。

8回表には、郡司君がこの日2度目の盗塁刺殺で、流れを相手に渡しません。

続く8回裏から法政は三浦君に代打を出したので、投手が朝山君に交代。四球、三振、三振、四球と相手のボールが定まらない中で掴んだ2死12塁のチャンスに、手堅い守備と堅実な打撃の印象ですが、高校時代は通算52本の本塁打を放っていた小原君が値千金の3ランホームランを放ち、5-1と試合を決定づけます!!

9回からは高橋亮君が登板。先頭打者の安本君に変化球が2球続けてワンバウンドのボール(だったと思うのですが・・・)の後、見透かされたように振り切られホームランで1点を失います。ここで彼を乗せてしまったことが、この後の2戦苦労することとなるのですが、それは後のお話。
あとは最高152km/hの剛速球で打ち取り、塾野球部が5−2で見事初戦を勝利で飾りました。

この試合、両校の守備が引き締まっていたこと、先発投手が頑張ったこともあって、接戦となりました。そんな中で、印象としては投手に対して一人一人が気合いで立ち向かっていった法政と、相手投手の傾向を見取り、段々とチーム全体で追い込んでいった塾野球部の攻撃の差が出たようにも感じます。それにしても、捕手ー二遊間ーセンターの俗に言うセンターラインは本当に大事ですね。この守備が良いチームは、自ずと引き締まった試合を作ることが出来るなと改めて思いました。下山君も素晴らしいですが、瀬戸西君がずっと今季ショートのスタメンで出ているのもそういことなのでしょう。

ふう、1試合書くって、結構大変だと今更ながら思いました。このペースで、平成中に平成の観戦記を書き上げることが出来るのだろうか・・・?


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