事故調査はドラマの脚本か?

昨日公表された民間事故調の福島原発事故の報告書、いろいろとニュースで取り上げられていましたね。総じて言えば下記の記事のような内容でした。 民間事故調、「しがらみなし」 官邸や東電の責任ばっさり (From Sankeibiz)  東京電力福島第1原発の事故原因を、民間の立場で独自に検証してきた「福島 […]

今日、福島県相馬市に行ってきました

前に書いたことがあるかもしれませんが、うちの社員さんのお母様が今回の東日本大震災に伴う津波に呑み込まれ、なかなか落ち着かなかったようですが、今日告別式を行うとのことでしたので、福島県相馬市に行ってきました。 そして告別式の後、実際の現場に行って撮ってきた写真が以下のものです。 ○流された車がひとまと […]

シリーズ 原発危機 第1回 「事故はなぜ深刻化したのか」を見て

この番組の放送は6月5日だったのですが、なかなか見ることが出来ず、ようやく録画したものを見ることが出来ました。 まだ問題が現在進行形で進んでいる中ではありますが、丹念に事実を積み重ねているように見え、とても興味深い内容でした。 自分は今まで電源が津波によって喪失され、しかも電源車を用意していなかった […]

自分だったら絶対に悔しい

ちょっとつぶやいた記事の中にこんなことが書かれていました。  じつは昨年10月20~21日に、福島第一原発事故と似たケースを想定した「原子力総合防災訓練」が実施されていた。静岡県御前崎市にある浜岡原発3号機において、相次ぐ故障により原子炉のすべての冷却機能が喪失し、放射性物質の放出のおそれがある事態 […]

原発事故を通じて思うこと

東日本大震災による津波被害から大災害となった福島第1原子力発電所。 これを機会に原子力発電の是非について色々論じられています。 そして政府と言えば、東京電力への無限責任をずっと言い続けるのみ。 そして、多くの声も、「マグニチュード9も津波も想定できたのであって、東電はけしからん。税金を使うなど以ての […]

We never walk alone vol.2

今回の大震災における報道はいろいろな問題点もあったと思いますが、同時に報道が事態の改善をもたらしてくれているもいろいろあったと思います。その中でも自分が良かったなあと思ったのが。原発作業員の劣悪な作業環境の報道。我々日本の運命の行く末を担ってくれている人たちがあんな環境下でいいのか?と考えさせてくれ […]

We never walk alone ~vol.1

こんなことが出来るんですね! タイの発電所、日本に丸ごと貸し出しへ (From TBS News i)  原発事故で電力が不足している日本をサポートしようと、タイの電力公社が発電所を丸ごと無償で貸し出すことになりました。  日本に貸し出されるのは、巨大な煙突、タービン、発電機といった発電設備一式、こ […]

週刊東洋経済3月26日号 「検証!大震災」を読んで

週刊東洋経済を読んでいたら、関東大震災直後に当時東洋経済新聞の主筆だった石橋湛山(戦後に首相となる)が書いた社説の一部が紹介されていました。 「わが国は今回の災害により、あらゆる方面に、人為のさらに改良すべきものあるを発見する」と論じ「この経験を科学化せよ」と訴えた。 至言であると感じます。 徒に悲 […]

興味深い記事のご紹介1

リスクが全く未知だったということは少ないものですね。実生活でもよくあります。ああ、こう思っていたのにな・・・と。リスクを想起したとき、その頻度とその大きさを考え、頻発するモノ、ないしは被害が甚大なものに対しては、スピード感を持って対処しないといけないものですね。 特報:福島第一原発、津波を「再評価中 […]

選択と集中

首都圏内の放射線量が一定量に落ち着いてきたとは言え、現場は緊迫の度合いを深めている言える、福島第一原子力発電所。 今日(正確には昨日ですが)、空中放水と地上からの放水という、危険を承知での過酷な作業が行われました。 両作業に従事した自衛官、警察官、東京電力職員の方々の自己の安全を犠牲にして献身的に取 […]