今日はちょっと早めの墓参りに出かけました。
母方の祖父母のお墓は浦和方面にあります。そこの近くに住んでいて、お墓を守ってくれている親戚のおばさんがいます。その親戚のおばさんは茶道と華道の師範免状(なのかな?)を持っています。いつもではないのですが、今日は我々のためにお茶を点ててくれることになりました。
素人にもわかるようにかなり簡略化してどのようにすればいいかを教えてくれました。
茶道の動きは無駄を省ききったところに美があるとどこかで聞いたことがありましたが、今回はそういった域には当然達せず、基本的な気の遣い方を教えてもらいました。
すなわち茶を点ててもらったら、まずたててくれた人に一礼して、上座・下座の人に頂いてよろしいかを尋ねた後、再度たててくれた人におことわりしてお茶を頂く。また飲み終われば、点てて頂いたことに感謝しながら器を戻す。
外人みたいな言いぐさですが、日本人の心の使い方の基本がこの「茶」にはあるように感じました。
こういった気を遣うことが自然に出るようなれば、その人の品性を高めることになるでしょう。
なるほど、たまにはこういった経験をするのもいいもんです。

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