ほぼ放置状態になっていたにも関わらず、多くの方にご覧いただけていて管理人としても感謝感激でございます。
さてこの記事も会社から書いていますが[E:coldsweats01]、これだけ忙しくなってしまっていたのは
1)仕事を多く頂けていたから
というのもあるのですが、
2)工期が厳しくなった工事をいかにしてしっかりと仕上げるか
ということにいろいろやっていたこともありました。
そういうときの工事現場って、正に戦場みたいなもの。そういえば有名な戦国武将達は、土木工事や築城が上手い場合が多いのですが、なんだかよくわかる気がします。
その中でいかに的確に状況を判断し、先を読み、それに必要な資材、職人を集め、前後の順番を付けるかが大事になってきます。
但し相手は生身の人間。こっちが思っていただけでは何も始まらず、それを相手にしっかりと理解してもらい、そしてやる気になって貰わなければなりません。
そこで大事なのが言葉であり、態度であり、行動なわけです。
自分の考え、思いをしっかりと相手に伝えようとしたか、伝わっていたかで、作業がうまくもいけば、さっぱりうまくいかなくもなるのです。時には言葉のとらえ方に齟齬があったりして、その誤解を解くためにまたいろいろお話しをしたり・・・。結局どんな仕事でもコミュニケーションが一番大事だと思います。
そして、ようやくその結果、こんなステキなお家たちが!
苦労の甲斐があったというものです[E:confident]
そういえば言葉と言えば、西の方でご縁あるところでこんなことが勃発していました。
「腹切り」発言の開星・野々村監督、辞任 (From sanspo.com)
選抜高校野球大会1回戦で、向陽(和歌山)に敗れた開星(島根)の野々村直通監督(58)が「21世紀枠に負けて末代までの恥」などと発言した問題で、学校側は25日、記者会見を開き、野々村氏が同日付で野球部監督を辞任したことを明らかにした。新監督には山内弘和コーチ(34)が就任し、村本克野球部長(46)も県春季大会終了までの謹慎処分となった。
口は災いのもと-。問題発言から3日後。野々村氏が辞任を申し入れ、学校側も了承した。
野々村氏は松江市内の学校で開いた会見で「愚かな行為によって私や学校だけでなく島根県にもマイナスのイメージとなった。冷静になって考えたが、謝罪の意味を込めて監督業から引きたい」と説明した。
22日の1回戦で向陽に敗戦。試合後のインタビューで「腹を切りたい。こんな恥をかくことは2度としたくない」などと発言。翌23日には「侮辱する気はなかった」と謝罪し、監督は続けたい意向を示していた。
だが、発言を撤回し、謝罪しても、波紋は大きかった。全国的に関心の高い「甲子園」での発言への反響の大きさに「辞任」という形を取らざるを得なかった。
熱心な指導で、開星を春夏合わせて8度の甲子園に導いた美術教師。甲子園に出場して球場をスケッチしていたほど思い入れは強く、野球部の卒業生には一人一人に本人たちの絵を描いてプレゼントするなど部員思いの監督だった。
悔しまぎれに「腹を切る」と発言した指揮官は、その言葉通り「辞任」という形を取ることになった。
この事件に対して、我らがマック監督さんはこうおっしゃっています。
「開星と昨年の選抜大会1回戦で対戦して敗れた慶応(神奈川)の上田誠監督は「野々村監督は自分を鼓舞するタイプだと思う。うちも去年、エンジョイ・ベースボールについていろいろ言われたけど、真意じゃなかったんじゃないか」と話し、独特の言い回しをする人柄に理解も。」
「上田監督も「非常にいいチームをつくる方なので、どこかで復帰されることを願っている」と惜しんだ。」
(以上 From sanspo.com)
また、監督の独白には
2010/3/25 発言恐怖症
開星の野々村監督の発言が物議を。例によってマスコミに袋叩き。真相は違うとも聞いているけど、あのような形で記事になったらもう終わり。正義のマスコミの餌食になってしまう。『そんなこと全く言ってないのに』『上げるだけ上げて一気に落とす』富士急ハイランドのジェットコースターばりの戦法は要注意。慶應なんて出たら面白くアレンジできそうだよね。しかし言動に必要以上に注意しなければいけない今の世の中だ。素晴らしいチームを作り上げ、教育的にも素晴らしい人材を育て上げてきた多くの有能な指導者が泣く泣く野球の現場から去っているケースをよく見かける。なんか寂しい。
とも。
言葉の使い方の難しさと、マック監督の変わらぬ信念(民主党政権への報道に対しても同じ事をおっしゃっていました)と優しさを感じたニュースでした。
言葉って本当に難しいですね。
その言葉が力にもなれば、脱力にもつながり、賞賛にもつながれば、非難にもつながり・・・、と永遠に両面性を持ち続ける言葉が連なっていきます。だからこそ、言葉の持っている力を意識し、言葉を大事にしていきたいですね。
オープン戦の谷間に開かれた私塾。
テーマは「東大」
塾生の過半が東大の卒業生。
最近東大卒イエール大学留学生の同窓会が
記念事業として、東京でシンポジウムを開いた。
そのチェアマンを務めた塾生。
イエール大学の同窓生の連帯、
それは東大にない。
最も近いのは慶應、
その中心に福沢諭吉がいる。
福沢は経済、政治など文系だけの達人ではない。
緒方洪庵塾で医学を学んだように
理系、工学にも詳しい。
福沢の言葉のもつ説得力、
その福沢精神に束ねられた慶應卒業生の横のつながり、
東大も学ぶべき・・・
それにしても最後は福沢精神とか慶應義塾の誇りとか・・・
お互いに持ち出して気まずくなったあの件を思うと、
「福沢精神を金科玉条とすることの危うさもある」
と敢えてお褒めいただいた塾生に一言。
あの『○○も好きななんとか茶はいかがですかぁ?』のあんちゃんが見当たらないです。ある意味名物だっただけに寂しさも。