平成25年東京六大学野球春季リーグ戦 慶應義塾大対明治大 3回戦

朝から曇りがちの天気でしたが試合開始に近付くにつれて、太陽が顔をのぞかせるようになりました。今日もまた暑くなりそうですね。
本日の先発は塾野球部が白村君、明治が山崎君と第1戦と同じ顔合わせとなりました。
スタメンは以下の通りです。早いうちに仕掛けられるか、また低めの球の見極めが一つのポイントとなりそうです。
[7] 佐藤旭 (3 慶応)
[4] 北村 (2 丸亀)
[9] 谷田 (2 慶応)
[5] 横尾 (2 日大三)
[8] 藤本知 (3 慶応)
[3] 植田 (4 慶応)
[6] 山本泰 (2 慶応)
[2] 小笠原 (2 智弁和歌山)
[1] 白村 (4 慶応)

1回表 旭君初球打ちでライトフライ。北村君サードゴロエラーで出塁、谷田君レフトフライ、横尾君センターフライで無得点。
1回裏 三振、ファーストゴロで三者凡退に抑えます。
2回表 先頭の藤本君が3塁線を破る二塁打。植田君四球で無死12塁としますが、山本泰君1塁ファウルフライ、小笠原君浅いライトフライ。ランナー動けず。白村君サードフライでチェンジ。とは言え、右打ちを意識しているのがよくわかり、また三振を取られているわけでも無いので今後に期待が持てそうです。
2回裏 二者凡退の後、四球、センター前ヒットで2死12塁となりましたが、後続をライトフライに抑え無失点で抑えます。
3回表 旭君ライトフライ、北村君も凡退の後、谷田君がショート内野安打、横尾君は惜しい左中間の当たりでしたが相手が好捕。無得点に終わります。
3回裏 無失点に抑えます。
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(力投を続ける白村くん)
4回表 2死後山本泰君が左中間を破る2塁打。小笠原君はサードゴロで気魄のヘッドスライディングをするものの惜しくもアウト。無得点です。
4回裏 サードゴロ、ショートゴロ、レフト前ヒット、四球で2死12塁。代打宮武君がセンター前ヒット。2塁走者が生還し、0−1。2死13塁。福田君は三振で切り抜けます。
5回表 白村くんレフトフライ、旭君ライトフライ、代打沓掛君三振で無得点。
5回裏 2死よりセカンド内野安打、四球で2死12塁とし、糸原君にはフルカウントまで粘られますが、見事三振に抑え無失点で切り抜けます。
6回表 谷田君四球、横尾君5−4−3のダブルプレー、藤本君三振。無得点。
6回裏 この回から投手は加嶋君。三振、セカンドゴロ、レフト前ヒット、セーフティバントできわどいタイミングでしたがセカンド牧野君のナイスカバーでアウト。無得点。このプレーで福田君が接触プレーで負傷退場。
7回表 植田君ショートゴロ、山本泰君センターフライ、小笠原君サードゴロでチェンジ。
7回裏 高山君ライト前ヒット、菅野君バスターで打った打球がレフト線へ、ここで旭君が惜しくも捕れず2塁打、ランナー生還で0−2。岡大君バントで1死3塁。ここで投手が明君に交替。カウント3−0から1球ストライクを取った後明治はセーフティスクイズを敢行。これを松本大君がギリギリでキャッチ。3塁にボールを投げダブルプレー成立。チェンジです。
8回表 代打大坪君凡退の後、渡辺暁真君が左中間を破る2塁打。代打稲垣君。明治は投手交代で関谷君。稲垣君は三振、谷田君セカンドゴロで無得点。
8回裏 この回から投手は加藤君。ライトオーバーの2塁打、セカンドゴロの間に3塁へ。1死3塁。ここで加藤君が踏ん張りセカンドフライ、キャッチャーファウルフライでチェンジ。
9回表 横尾君三振、藤本君三振、松本大君ショートゴロで懸命に走りヘッドスライディングをしましたが無念にもアウト。0−2で塾野球部は残念ながら勝ち点を落としてしまいました。
この試合結果的には、3塁も踏ませて貰えないくらいしっかりと抑え込まれてしまいました。長打で出た2塁ランナーをどうやって3塁、そして本塁に迎え入れるか。これについてチームでもっと話し合い、コンセンサスを作り、それにトライしてみることが大事だと思います。持っているポテンシャルをもっともっと出して貰えることを心より祈念します。

「平成25年東京六大学野球春季リーグ戦 慶應義塾大対明治大 3回戦」に14件のコメントがあります

  1. ( )は私のコメント
    2回表 先頭の藤本君が3塁線を破る二塁打。植田君四球で無死12塁としますが、山本泰君1塁ファウルフライ
    (なぜ送りバントしなかったのでしょうか?下位に打順がいくから?結局セカンドゴロを打てず送れなかった2,3塁にできなかった)
    4回裏 サードゴロ、ショートゴロ、レフト前ヒット、四球で2死12塁。代打宮武君がセンター前ヒット。2塁走者が生還し、0−1。(今日は打者山崎の巧打が光りました。ヒットのあとの四球は白村君気にすることなかった。くさいところをついていて四球は運が悪かっただけと割り切ってほしかったが、白村君の表情が変わった。まずいと思う。そのあと力みで3ボールとなりど真ん中ストレートを投げ込まざるをえなくなった。これまでの試合での失点パターン。
    しかも相手打者はいつもバットを短く持ってセンター返しに徹する。この打撃が残念ながらチャンス慶應には出来ない)
    先頭で2塁打の場面が多かったが、ことごとく3塁まで進めず、凡フライ。横尾君もあれだけ深く守っているのだからヒットゾーンは広いはず。唯一澤田君のとき前に落としたが、後は伸びすぎ補球されてしまう。あれだけ深いとフェンス越えしない限り長打はむつかしい。レベルスイングで低いライナーを打てば横尾君の打球であれば長打になりことは去年実証済み。
    明治は岡君の送りバントが素晴らしかった。2塁から3塁への送りバントはリスキーだし強打者岡君なら打たせると思っていたが見事に決めた。残念ながら野球の違いを感じさせられた。
    得点差はわずか2点だがチームとしての実力差はかなりあると感じた。

  2. 「足し算」の打線では無く、「掛け算」の打線のような気がしているんですが。
    上手くかけ合わせられると、東大1回戦とか明治1回戦の9回の攻撃のようにトントン行くのですが、どこかにゼロが入ってしまうので、そこでおしまい・・・
    足し算ならゼロが入っても次に続くのに、掛け算だとゼロからやり直しですから、何となくそんな感じがして。 それも入れ代わり立ち代わりゼロが・・・
    この3連戦、明治とてそれほど打撃好調と言うことも無かったと思いますから、明治が勝ったと言うより慶應が勝てなかった、みたいな印象ですけど、どうなのでしょう。

  3. 技術よりメンタル。先頭バッターのときは気楽なのでヒットが出るが得点圏にランナーを置くとガチガチになって三振が凡フライ。勝つ時は大勝するがそれもリードして気楽な場面のホームラン。立教、東大、明治に大勝したときは調子が上がったと感じたのは錯覚。投手も守備もごく少ない回のみ緊張して四球、エラーがらみで点をとられる。明らかなボールに江藤さんが腕組みする場面が多かった。メンタルをどうリラックスさせるかが課題。早稲田斎藤、明治野村、法政三上の強力投手陣を打って優勝したときは負けてもともとのリラックス感があった。

  4. 勝負強さが全く感じられない慶大打線を象徴するかのように、横尾俊建(2年)、藤本の4、5番が連続三振を喫するなど最後まで一本が出ない。慶大は2007年秋以来となる屈辱の2試合連続完封負けで4カード目を終えた。 waseda sports

  5. 横尾君にはきついことを言って申し訳ない。甲子園優勝チームの4番として下級生から実質主将に匹敵する重責、結果がでないことは本人が一番辛いと思います。同じ全国制覇メンバーであった喜多君、池辺君もそれぞれ下級生のとき打てなくて苦労しましたが苦労の甲斐あって4年のとき優勝しました。慶應に来て苦労が多いと思いますが、これからです。

  6. 慶應スポーツで渡邉君が明治の印象を問われて「しっかりした良い野球をしているという印象ですね」と言っていますが、私も今シーズンの明治を観てそう感じます。特に早稲田に大敗した後の引き分けに持ち込んだ試合。攻撃はワンチャンスを生かし、守備は守りに守ったという印象です。投手の後ろに上がったフライを飛びこんでキャッチしたシーンなど感動しました。
    打率は低いのにチャンスでは誰かがしぶとく打つ。投手もピンチはつくるがビビるのではなく慎重かつ大胆に投げてピンチを切り抜ける。連続4位の悔しさが生きていると感じます。
    気持ちとしては明治に2勝1敗で優勝してほしい。

  7. 塾生新聞、慶應スポーツでの堀野主将のコメント、彼の辛い立場心境がよくわかります。最後は開き直って戦ってください。大勝した試合は開き直って楽しんでプレーしていたように感じます。

  8. 今日の法政明治の戦いを観る限り、慶應の投手陣は両校をよく抑えたな、
    やはり打てないのが問題という感じ。

  9. スタメンマスクの坂本
    「他のチームとは違いました。自分がこうなってほしいという球に反応してくれませんでした」
    明大スポーツでのコメント
    慶大打線は?

  10. 明治は左を並べた法政の裏をかいて今季初先発の左。3回戦は初めての法政に比べ3回戦に負けない僕たちが有利、という明治の選手に見習おう。昨日も守りに守って引き分けた。
    明治の戦いに学ぼう。

  11. 明日明治が優勝するかどうか結果は別にして、初戦大敗完敗の3カードからの巻き返し、精神面、技術面ともに学びたい。野球だけでなく経営でも活かせるのでは?

  12. 明大スポーツからですが、「明治の工夫」に学びたい。
    粘りの投球で踏ん張った。この試合の先発は今季初先発の上原。「昨日帰ってからすぐ先発させようと決めた」(善波達也監督)と大役を受けた2年生左腕は「打たれても粘ることを意識した」(上原)と得点圏に走者を背負っても簡単には点を与えない。2回以降毎回の9安打を浴びながらも、1試合平均得点が6.9点の強力打線を3点に抑えた
    山崎は前日の疲れからか球に本来の勢いが見られなかったが「これ以上はやれないと思った」(山崎)と変化球を軸とした丁寧な投球で逃げ切った。この試合、法大打線に合計11安打を浴びたものの、今季のチームの持ち味である粘りを見せて3失点に抑えた。
    直球とチェンジアップの緩急で攻める投球を攻略し、左腕エース・石田を2試合連続でノックアウトした。
    逆方向への意識が功を奏した。合計13安打のうち、引っ張った打球はわずか2本。「リードが外角中心であることがデータとして出ていた」(海部大斗外野手・商2=履正社)と外角に偏る相手バッテリーの配球を読み、チーム全体で徹底。狙い打ちで合計13安打を放ち、相手投手陣を打ち崩した。
    善波監督
    「何とか勝って本当の優勝決定戦に持ち込めました。昨日帰ってからすぐ上原を先発させようと決めました。関谷(亮太投手・政経4=日大三)もいましたが、今日は上原の方が試合をつくってくれると思いました。私の期待よりみんなの期待に応えてほしいと思います。坂本(誠志郎捕手・文2=履正社)はリードや打者を見る目が良かったと思います。法政に安打を打たれてない回はあまり無いと思いますが、ランナーを背負いながら粘ってくれました」
    岡大
    「石田にはチェンジアップでやられていたので、それに絞って打ってやろうと思っていました。昨日も船本はサイドスローなので、右方向へ引っ張らずに打つことが大事だと思い、投手によってバットを短く持ったりしてコンパクトに振っています」
    糸原
    「石田投手は真っ直ぐがいいので、バッターボックスのラインぎりぎりに立ってボールを絞って、レフトにもっていけました。打ったのはストレートです。左投手に対しては逆方向に打つことを常に意識しています。相手捕手の配球が外角中心なので、引っ張ると引っ掛けてゴロになってしまいます。ですので、チームとしても逆方向に打つことを心掛けています。相手捕手が外角中心にリードしていることはデータとして出ていて、試合で対戦しても実際にそうだと思いました。」
    菅野
    「3安打だったが調子自体は変わらないです。しかしいつも以上に気持ちが入っていたので打てました。逆方向に強く打つ練習しているので、その成果が出たと思います。バットを短く持つことで距離は出ないけど、インパクトの時に強く振れるのでいい影響が出ています。」
    投手は根気よく丁寧に、打者はバットを短く持って逆方向に。
    この機会に今シーズンの明大スポーツの記事
    すべて読みましたが、あの早稲田2回戦で投手の後ろのフライをダイビングキャッチしたのは岡君でした。あのとき2.3塁でしたからあのプレイがなければ2点早稲田に入って連敗でした。

  13. 負けるときは大敗、勝つ時は辛勝
    連勝ではなく初戦負けで2勝
    本当に強いチームだ。
    明治優勝おまでとう!

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