H27秋季東京六大学野球 対法政大2回戦

昨日の勝利を活かして、今日も勝って勝ち点を奪いたい塾野球部。先発は塾野球部は加嶋君、法政は菅野君です。
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2回表 ライト前ヒット、ライト前ヒットでランナー3塁へ。無死13塁。三振、浅いレフトフライで2アウト取るも、ライト前ヒットを打たれ0−1,ショート内野安打で満塁、セカンドフライでチェンジ。
2回裏 谷田君サードファウルフライ、山口君ピッチャーゴロ、沓掛君セカンドゴロに倒れチェンジ。
3回表 三振、レフトフライ、ライトフライで三者凡退に抑えます。
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(三振を奪う加嶋君)
3回裏 小笠原君三振、倉田君レフトフライ、加嶋君三振でチェンジ。
4回表 四球、バントで2塁へ、凡退、四球で2死2塁。サードゴロでそのまま3塁を踏んでチェンジ。無失点に抑えます。
4回裏 山本泰君1塁ゴロ、梅野君セカンドゴロ、横尾君セカンドゴロで三者凡退。今までタイミングを上手くずらされている印象。狙い球を絞って早めのカウント勝負が良いかも知れません。
5回表 ショートゴロ、ライト前ヒット、ライト前のところ畔上君好判断で2塁へ、1死23塁。ライト前ヒットで2者生還0−3.ここで投手が亀井君に交代。6−4−3のダブルプレーでチェンジ。
5回裏 谷田君三振、山口君ファーストゴロ、沓掛君レフトフライでチェンジ。
6回表 四球、バントで2塁へ、一人抑えた後、ショートゴロ内野安打で2死13塁からライト前ヒットで0−4,投手が小原君に交代。ショートゴロでチェンジ。
6回裏 小笠原君死球、倉田君セーフティ気味のバントで1死2塁、小原君三振、山本泰君三振でチェンジ。
7回表 セカンドゴロ、サードゴロ、ライト前ヒット、センターフライでチェンジ。無失点に抑えます。
7回裏 梅野君ショートゴロ、横尾君レフトスタンドにソロホームラン!1−4。
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谷田君サードフライ、山口君ライトフライ。
8回表 四球、盗塁失敗、凡退、三振で無失点に抑えます。
8回裏 沓掛君センターフライ、小笠原君ショートゴロ、代打山本瑛君センターフライで三者凡退。
9回表 この回から投手は清水洋君。センターフライ、四球、レフトフライ、盗塁で2死2塁、四球で12塁、センターフライで無失点に抑えます。
9回裏 代打清水翔君ライト前ヒット、山本泰君ピッチャー強襲ライナーも菅野君がよく処理し、2塁封殺、梅野君センターフライ、横尾君ショートライナーで試合終了。1−4で塾野球部は敗れ、勝ち点の行方は第3戦に持ち越されることになりました。
ちょっとした感想をば。
1)今日は菅野君が良かったですね。正攻法で攻めすぎたきらいもありますが、相手は一年生でもあり、しっかり打ち崩そうとしたことは、決して間違いでは無かったと思います。ただ、ある回は全部反対方向、ある回はみんな引っ張るといった傾向にあったので、もしかするとベンチの指示に忠実に従った結果なのかもしれません。そういった意味で、倉田君のセーフティ気味のバントで揺さぶろうとした自由な発想は、素晴らしかったですね。
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2)亀井君はせっかく良いボールをもっているのだから、同じフォーム・同じフィニッシュでどんな時も投げられるようになった方が良いと思います。人間誰でも緊張する場面で同じようなことをするのは難しいですが、そこを乗り越え、良いボールを投げるときのフォームを続けることが出来ればきっと相手を抑える事が出来ると思っています。やっぱり投げ込みとかでフォームを固めることが重要なのではないでしょうか?
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3)今日の小原君はとても良かったと思います。怪我とかも重なり、なかなか本領が発揮できない時期が続いてきましたが、これを機に、一気にブレイクしてくれればと祈っています。
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4)横尾君のホームラン、さすがでした。それにしても本当に頭の上下動が無く、目線の高さが一定ですね。まさにお手本のような感じです(*^。^*)
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さあ、勝ち点を取り続けていけば優勝出来るのですから、第3戦、絶対取って、勝ち点を奪取しましょう。勝つぞ勝つぞ!慶應!!

「H27秋季東京六大学野球 対法政大2回戦」に20件のコメントがあります

  1. オープン戦でも加嶋君の先発はなかった。小原君の先発を予想したが加嶋君の4年間の
    経験を勝ったのだろうし4失点しても5点はとれるという自信も大久保監督にはあった。
    山本君がいきなり2塁打するもバントの名手梅野君の送りバント成功せずサード封殺。
    無死二塁での送りバントの成功率は低い。梅野君なら右方向へのゴロのほうが容易であったと思う。1年生先発には思い切ってエンドランもかけて動揺を誘うことも。
    法政はラッキー―ボーイ柴田のエンドランで1,3塁のチャンスを広げたのと対照的。
    法政のバッテリーは昨日の反省を生かして緩急、高低をつけた絶妙の配球と打つほうでは徹底的な逆方向で加嶋君を攻略した。球威に欠ける加嶋君、亀井君では抑えられない。救援した小原君、清水君は四球を出したがストレートで打ち取れる。
    岩見君を使わずに試合を終えたことは残念。
    競り合う展開ではなかったので立教戦のように三宮君、加藤君3連投とはならないのが
    救い。春の森田君、秋の菅野君など1年生にやられたことは反省材料。
    打線を水物、特に大勝ちした後は大振りで敗戦するケースが多い。
    優勝するためには負けることも勉強。勝ち点とるために必要なプロセスかも

  2. タイミングを上手くずらされている印象
    との記述ですが、
    谷田君がホームランボールと思ってフルスイングしたら空振り
    その時の表情と次打者山口君との会話の様子から
    私もそれを感じました。
    森田君と並ぶドラフト候補だったらしいですが、
    凄味は全く感じられず淡々と打ち取られていった感じです。
    先制それも3点以上とられると打者も焦って術中にはまってしまいます。
    明日また意表つかれて熊谷君、玉熊君ではなくて森田君か
    もう一人いる1年生のドラフト候補だったりすると、、、
    やはり法政は金の卵の集団ですから

  3. そして注目すべきはこの試合で神宮公式戦デビューを果たした清水洋二郎(法2)だ。昨春の新人戦で結果を出して、今日の出番を勝ち取った。今季のような投手起用をしていく上でブルペンに信頼できる投手が一人でも多くいたほうがいい。優勝を決めた昨春の早大2回戦では5人の継投で強力早大打線の攻撃を食い止め、逆転勝利に導いた。このときは4年生投手が踏ん張りを見せたが、今度は清水洋や立大戦でデビューした太田力(経1)といった存在が、歓喜の瞬間の立役者となるかもしれない。破壊力満点の打線だけでなく、彼らのような若い投手陣の台頭からも目が離せない。
    慶スポは小原、清水、太田の若い力に期待。同感
    今日はオープン戦で実績のあった3人でリレーしてほしかった

  4. 高山選手が127安打しましたが
    通算100安打以上の慶大打者
    125安打=慶大・堀場秀孝
    119安打=慶大・高橋由伸
    114安打=慶大・喜多隆志
    111安打=慶大・大森 剛
    108安打=慶大・山村泰弘
    107安打=慶大・安藤統夫
    103安打=慶大・高木大成
    102安打=慶大・山下大輔
    101安打=慶大・小林 宏

  5. スポホウ青木監督
    ―明日の第3戦の先発投手は考えていらっしゃいますか
    今は全然ですね。これから考えます。
    ―明日の試合に向けて
    これでイーブンになりましたし、逆に慶應さんの方がメンタル的には追い詰められたということもあると思うので、うちはこの勢いで勝って、勝ち点を取りたいと思います。

  6. 立ち上がり山本君の2塁打、梅野君のヒットで無死1,3塁でクリーンアップが凡退。
    逆に三宮君の制球定まらず無死満塁から先制される嫌な展開。
    三宮君に早めに見切りをつけ清水君の代打成功から横尾君の満塁弾で逆転。
    これは浅野君にてこずっていたのに法政が玉熊君に代えてくれたから。
    玉熊君が6失点
    まだ早い回だったので亀井君にリレー昨日とおなじで通用せず。
    やむなく途中交代加藤君がロングリリーフで好投、逃げ切りました。
    試合前加藤君を囲んで平塚学園の熊谷君、桐光の山口君。桐蔭の清水君が
    高校時代の対戦をなつかしんでいました。
    塾高は3人に甲子園行きを拒まれたのでした。
    今日は加藤君ロングリリーフ無失点、熊谷君6回から4イニング無失点、
    山口君ホームラン、清水君逆転ののろしをあげるヒットとファインプレーの数々。
    横尾君の満塁ホームランのほか神奈川球児の活躍が目立ちました。

  7. 3回戦1試合が行われた。慶大が法大に8―5で逆転勝ちし、2勝1敗で勝ち点を2に伸ばした。同点の4回2死満塁で今秋ドラフト候補の横尾俊建内野手(4年)が2戦連発となる勝ち越し満塁本塁打を放った。大久保秀昭監督は「横尾は主将だからやってくれると信じていた」と喜んだ。 スポニチ

  8. 慶大・横尾、勝利呼びこむ満塁弾「気持ちよかった」/東京六大学
     東京六大学野球秋季リーグ第3週第3日(28日、慶大8-5法大、神宮)慶大のドラフト候補、横尾が四回に満塁本塁打を放って勝利を呼び込んだ。内角直球を左越えに運び「一回に好機で凡退していたので打ちたかった。気持ちよかった」と破顔一笑した。
     今季6試合で3本塁打と量産態勢だ。「ホームランのつぼというか、こう打てばいいというものを感じている」と自信がみなぎる。「プロになるために野球をやってきたので(ドラフト指名は)何位でもいい」と進路希望を明言した。(共同)

  9. 【六大学】慶大・横尾、プロ志望届提出へ スカウトの前で満塁弾!
    2015年9月28日16時38分 スポーツ報知
    決勝満塁弾を放ち、ナインとハイタッチを交わす慶大・横尾
    決勝満塁弾を放ち、ナインとハイタッチを交わす慶大・横尾
     ◆東京六大学野球第3週第3日 ▽慶大8―5法大(28日・神宮)
     慶大のプロ注目・横尾俊建三塁手(4年)が現役2位となる通算11号の決勝満塁弾を放った。試合後、プロ志望届を提出することを明かした。
     3―3で迎えた2死満塁で内角直球を左翼席に放り込んだ。2戦連発となる決勝アーチに、ダイヤモンドを一周して、ナインとハイタッチを交わすと「よっしゃ~!」と雄たけびを上げ、感情を爆発させた。「気持ち良かった。初回にチャンスで打てなかったので『ここは打ってやろう』という気持ちだった。打った瞬間いったと思いました」と興奮気味に振り返った。
     日大三3年夏に4番として甲子園制覇したプロ注目のスラッガーは試合後、「今日か明日にはプロ志望届を出します」と明言。この日はネット裏に巨人、広島、楽天、ヤクルトなど多くのスカウトも熱視線を送っていた。「プロになるために、やってきた。何位でもいいから行きたい」と話した。

  10. 日刊スポーツ<東京6大学野球:慶大8-5法大>◇第3週第3日◇28日◇神宮
     慶大が横尾俊建内野手(4年=日大三)の満塁弾で勝ち越し、法大に2勝1敗で勝ち点2を挙げた。
     2点を追う4回、同点としてなお2死満塁で、横尾が左翼席へ決勝の満塁弾を放った。2日連続となる今季3号、通算11号で流れを引き寄せた。打点もリーグ戦現役トップの59打点目を挙げ絶好調だ。
     3本塁打で逆転勝ちし、大久保秀昭監督(46)は「キャプテンがしっかり流れを持ってきてくれて、最後はエース(加藤拓)がしっかり締めてくれました」と笑顔だった。

  11. 横尾、谷田、山本プロ志望届提出
    横尾に3球団、谷田巨人、山本在京球団のひとつ
    指名か?谷田についてはオープン戦から巨人スカウトが密着していた。
    楽天戦では山本省吾ソフトバンクスカウトと楽天球団社長(慶大OB)が
    並んで視察していた。
    谷田は法政戦では周りがホームラン量産していたので焦り気味、
    フライ打ち上げては首振りシーンが目立つ。
    まず逆方向ライナーを目指せ。

  12. ケイスポが特に注目した桐光、桐蔭コンビ
    清水君の守備
    山口翔大(環3)
    (今日の試合を振り返って)今までも調子悪くないと思っていたので、一本本塁打が出て安心しました。チームの流れにも乗って打てたと思います。(リーグ戦初本塁打の感触は)打った瞬間は行ったと思ったんですけど、もしもフェンスを越えなかったらのことを考えて懸命に走りました。スタンドからボールが跳ね返ってきていたので、審判の方のジェスチャーを見てやっと本塁打とわかりました。嬉しかったです。(2本の二塁打もいい当たりでした)1本目は三振したらまずい場面だったので、なんとか食らいついた結果です。あの1本で楽になって本塁打も打てたのかなと思います。2本目の二塁打もいい感触でした。(今シーズンはかなり打球が上がるようになりました)打席で力を抜いて来た球をしっかり振り抜くことを意識しています。それがちゃんと出来た結果かなと思います。(法大戦ももつれる展開でした)ここまですべて緊張感のある締まった試合で、自分のところにボールが飛んできたら気を抜かないとか、やるべきことをしっかりとやれば勝てるというのは横尾さんから言われていましたし、それを信じてやってきています。(東大戦への意気込み)この調子が上がったまま試合に臨めればなと思います。
    清水翔太(総2)
    (素晴らしいタイムリーでした。昨日とは違ってプレッシャーのかかる打席でしたが)やることはいつも通りだったので、しっかり準備をして、強い気持ちを持って打席に向かったことで良い結果につながったと思います。緊張よりも、満塁という願っても無い局面だったので、自分をアピールできる場面だと思って楽しむことができました。(4回という早い場面での出番でしたが準備は万全だったと)そうですね。右投手が出てきたところで(代打の)1枚目でいくぞと監督から言われていたので、その期待に応えられるよう準備はできていました。(初タイムリーとなりましたが、一塁ベース上ではどんな気持ちでしたか)やってやったぞ、と。良かったです。(あの一打で劣勢の流れが変わりましたね)今考えるとあの一打で流れを引き寄せられたのではないかなと思います。(今日の試合を受けて定位置獲りも見えてきたのでは)はい。沓掛さんも自分の中ではライバルなので、自分のできることをやってしっかりアピールしていきたいなと思います。(守備でも軽快なプレーがいくつもありました)元々は守備を買われてベンチに入っているので、いつも通りのプレーができました。(180度開脚、すごいですね)ありがとうございます。ファーストだとこれができるのは僕だけですね。(東大戦に向けて)いつも通りやることが重要になると思います。出番があれば、若い2年生らしくはつらつとしたプレーをしたいと思います。

  13. 今季は投手力が課題だが、例年になく代打陣が豊富で強力
    早い回に投手を代えても打ち勝てる。
    岩見、山本、清水などの活躍が嬉しい。
    東大の宮台は現在の六大学では安定感ナンバーワン、右の岩見の出番に期待。

  14. 慶大・横尾が2戦連発!高校同期の明大・高山のエールに応えた
    東京六大学野球 慶大8―5法大 (9月28日 神宮)
    慶大・横尾は左越え満塁本塁打を放ち雄たけびを上げる
    <六大学野球 法大・慶大>4回2死満塁、慶大・横尾は左越え満塁本塁打を放ち雄たけびを上げる
    Photo By スポニチ
     3回戦1試合が行われた。慶大が法大に8―5で逆転勝ちし、2勝1敗で勝ち点を2に伸ばした。4回に今秋ドラフト候補の横尾俊建内野手(4年)が2戦連発となる勝ち越しの満塁本塁打。3本塁打を含む11安打と打線が爆発し、粘る法大を振り切った。
     慶大が横尾主将の大学初となる満塁弾で勝ち点をもぎ取った。同点の4回2死満塁で左翼席へ2戦連続アーチを放ち「気持ち良かった」と白い歯を見せた。
     日大三では3年夏に甲子園優勝。同校出身で同期の明大・高山は27日にリーグ最多タイの127安打を記録した。「“おめでとう”ってLINEしたら“おまえも打て”って返ってきた」と横尾。親友のエールに応える一発だった。進路については「プロ志望届を出す」と明言。「まずはリーグ戦」と気合を入れていた。スポニチ

  15. 慶大・大久保監督(エース加藤拓を四回途中から投入)
    「前日に投げていないので、長いイニングをと思っていた。しんどい試合だったが、よく耐えてくれた」サンスポ

  16. 2カードを終えて1,3戦必勝戦略奏功
    東大戦は連勝で行きたいが無理をする必要はない
    宮台は仮想上原
    右の横尾、岩見に期待
    清水、小原、太田で第2戦試してほしい

  17. 明治上原対策に
    宮台の初戦先発に岩見スタメン期待
    山口好調だが宮台が投げる間だけ岩見
    東大戦だからこそ出来る

  18. 通算個人記録
    本塁打1位谷田、2位横尾
    打点1位横尾、2位谷田
    防御率1位加藤、2位上原
    勝利1位澤田、2位加藤
    澤田16勝、加藤15勝

  19. 今日の4年生ブログは三宮君
    復活してからよく川﨑さんとキャッチボールしているのを微笑ましく
    みてましたが、法政戦の前も三宮君が彼女のグラブを借りて外野飛球を追って
    そのグラブを返すときにちょっとからかっているのはおかしかった。
    本当に4年前の新入生名簿をみたとき暗澹たる気分になりましたが、
    本当に少ない投手陣で実績ある三宮君が故障ということで・・・
    個人的にもチームとしても苦しい年代だけに絆の強い4年生投手陣

  20. waseda sports
    やはり、この強さは本物だ。前日の法大2回戦ではわずか3安打に抑え込まれ、黒星を喫した慶大。自慢の重量打線が鳴りを潜め、チームの好調ぶりにも急ブレーキがかかったかと思われた。しかし、迎えたきょうの3回戦では打棒が見事に復活を遂げる。先制こそ許すものの、横尾俊建主将(4年)の満塁弾を含む3本塁打で法大投手陣を粉砕。11安打8得点の快勝で勝ち点を奪取し、同率首位へと躍り出た。
     きのうの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、慶大打線が火を吹いた。まずは1点ビハインドで迎えた3回、この回先頭の山本泰寛(4年)が左翼席にソロ本塁打を叩き込む。その後はまたもリードを奪われるが、4回に相手投手が交代すると、その代わり目をとらえた。安打と死球で満塁とすると、山本泰が四球を選び、押し出しで1点を返す。なおも満塁で、打席には横尾。振り抜いた打球は、左翼手のはるか頭上へ。逆転満塁弾を放った主将は、笑顔でダイヤモンドを一周した。5回にも山口翔大(3年)の右越えソロで1点を追加。以降は法大・熊谷拓也の前に無得点に抑え込まれるが、8点という十分な援護を投手陣にもたらした。
    逆転の本塁打を放った横尾
     一方の投手陣。先発の三宮舜(4年)は初回からボールを先行させ、先制を許してしまう。3回には法大主将の畔上翔に2点本塁打を浴び、3回3失点での降板となった。2番手の亀井倫太郎(2年)も連打を許し、さらに失点を喫する。流れを変えるべく、続いてマウンドに上がったのは加藤拓也(3年)。途中出場の一塁手・清水翔太(2年)の好守備もあり、淡々と相手打線を打ち取っていく。7回には突如制球を乱し1点を奪われるが、気迫のロングリリーフで勝利投手となった。
    今季3勝目を挙げた加藤拓
     強力打線が息を吹き返し、破壊力を見せつけたきょうの試合。しかし、ひとつ心配されるのが、5打数無安打に終わった4番・谷田成吾(4年)だ。開幕カードで3試合連続弾を放ったが、法大戦では3試合でわずか1安打。さらなる打線の強化のためには、この男の復調は不可欠だ。また、未だ盤石とは言えない投手陣の再建も急がれる。暫定首位として迎える次なるカード、相対するのは東大。今季も早大、法大を相手に善戦するなど、着実に力をつけている侮れない相手だ。若き血たぎる陸の王者が見据えるのは頂のみ。来週も栄光へのアーチを描いてみせる。

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