平成26年春季東京六大学リーグ 対明大2回戦

今日も午前中にマンションの自治会、その後お客様のところで打合せをさせて頂いた後、神宮へ直行。今日の先発は加藤君です。頑張れ!加藤君。

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(力投する先発加藤君)
1回表 2者凡退の後、センターオーバー、送球が乱れる間に3塁へ、三振で無失点に抑えます。
1回裏 旭君三振、山本泰君レフトフライ、谷田君三振で無得点。
2回表 ショートフライ、三振、単打が3本続き2死満塁となった後、フルカウントから押出四球。0−1。ショートゴロで後続を抑えます。
2回裏 横尾君ショートフライ、藤本君三振、竹内君バックスクリーンへのホームランで1−1.齋藤君レフト前ヒット、小笠原君ライトフライでチェンジ。1−1の同点にすぐ追いつきました。
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(竹内君が)
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(バックスクリーンに飛び込む同点ホームラン!)
3回表 レフトフライ、ライトフライ、センターフライとそれぞれの外野陣が活躍してチェンジ。三者凡退に抑えました。
3回裏 加藤君三振、旭君ショートゴロ、山本泰君三振で無得点。
4回表 1死からヒットを打たれますが、後続を抑え無失点です。
4回裏 谷田君キャッチャーファウルフライ、横尾君四球、藤本君右中間を破るタイムリー三塁打、2−1.続く竹内君もバットを折りながらしぶとく12塁間を破るタイムリーヒット。3−1。齋藤君3−6で2封、小笠原君センターフライでチェンジ。3−1とリードを奪いました。
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(竹内君、バットが折られてしまいますが、なおも振り切る。何だか武士みたいなポーズです)
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5回表 ショート横の打球を山本泰君飛びついて止めましたが内野安打、バントで2塁へ、サードゴロ、ライトフライでチェンジ。
5回裏 加藤君三振、佐藤旭君ライト前ヒット、山本泰君ショートゴロで2封、谷田君の時盗塁を試みますが封殺。3−1で塾野球部がリードを保っています。
6回表 凡退、三振、ライトフライ、三者凡退に抑えて無失点。
6回裏 谷田君凡退の後、横尾君が二塁打で出塁、藤本君の時バッテリーの隙をついて3塁へ、藤本君四球、竹内君ぼてぼてのゴロでヘッドスライディング、横尾君の偽走にも惑わされ、オールセーフ、代打木村健君浅いレフトライナー、二死満塁から小笠原君12塁間を破る2点タイムリー!加藤君四球で二死満塁も佐藤旭君はショートゴロでチェンジ。5−1とリードを広げました。
7回表 1死後四球、ライト横を破る3塁打で2−5,四球で1死13塁となったところで投手が三宮君に交代。1塁頭上を越える2塁打で3−5,1死23塁、ピッチャーマウンド上のフライをキャッチャーと1塁手が交錯、満塁。セカンドゴロの間に1点、4−5.三振でピンチをしのぎチェンジ。
7回裏 山本泰君凡退の後、谷田君がライト横2塁打で出塁、横尾君四球で1死12塁。ここで明治は投手を山﨑君に交代。藤本君ショートゴロで2封、2死13塁。照屋君はキャッチャーファウルフライ。無得点。
8回表 2塁打、バントで3塁へ、ライトフライで谷田君刺殺を狙うもボールが走者に当たり、走者生還。5−5.四球、センターフライでチェンジ。
8回裏 近藤君、小笠原君、三宮君三者凡退。
9回表 三者凡退に抑え、無失点。
9回裏 佐藤旭君、山本泰君凡退の後、谷田君がしぶとく12塁間を破るヒットを打ちますが、最後は横尾君の三振でゲームセット。5−5の引き分けで終わりました。
今日はいろいろと試合の流れがぐるぐる動いて、やってる方や応援している方はしんどかったですが、面白い試合でした。ちょっと振り返ってみます。
1)加藤君、柳君の両投手の好投
2)2死から単打を重ねて満塁とした上で、押し出しで先取点を献上し、ちょっと嫌なムード。
3)それを振り払う竹内君のバックスクリーンへのホームラン。
4)藤本君のボールに逆らわない右中間への三塁打、竹内君のバットを折りながら12塁間を破るタイムリーで3−1と勝ち越し。
5)横尾君二塁打の後、相手のちょっとした隙を見て一気に3塁を陥れる、藤本君四球のあと、ぼてぼてのゴロがファースト前に転がり、1塁手がホームに投げたくなるような動きを横尾君が見せた後に帰塁、竹内君気迫のヘッドスライディングでオールセーフ、二死後小笠原君がしぶとく12塁間を破る2点タイムリーでリードを4点に広げる。
とここまでは、明治相手に加藤君が粘り強く投げ、塾野球部が効率良く点数を重ねるという素晴らしい展開でした。
ところが、竹内君がベンチに下がって間もなく、運命の変な風がグランドに吹き付けてきます。
観戦していた人から言わせれば、何はともあれ7回表が挙げられるでしょう。ここで私がもった疑問点は2つ。
a)なぜ4点差ありながら、外野手はスライディングキャッチを試みたのか?あそこは悪くても1死13塁にとどめるべき場面では?
b)1点返された後、3点リードの場面で、1死13塁の場面、1塁手の頭上をフラフラと越える打球がなぜ2塁打となってしまったのか?
一生懸命やっていることとは言え、点差によってどこまでリスクを冒すかということは変わってくるはずです。ちょっと前の日本代表のサッカーでも言われていましたが、点差がある程度あるときの戦い方、プレーの仕方というのも、ちょっと考えておいた方が良いと思います。
6)あと1点を守れるかという中、8回に1死3塁から浅いライトフライで明治が果敢にホームを狙い、結果的にこれが功を奏し、同点に追いつかれてしまいます。
送球については何はともあれ練習しか無いのでしょう。ボーリングのスパットじゃ無いですけど、もうちょっと手前に的となるものを意識した方が良いのかも知れません。
あと、7回8回での小笠原君について2つほど。
でもそれは交錯プレーではありません。勿論良くは無いですが、一生懸命やった結果でもあり、声を出しても聞こえない状況であったのでしょうから、敢えて無音でフライを打ち上げ、優先権をしっかり決める練習をした方がいいのでは?くらいのお話しです。
1つめは、7回表菅野君を空振りに仕留めようやくチェンジとなろうとしたとき、弾いているにも関わらず即座に打者にタッチにいかず、暫くタッチすることに躊躇していました。あそこは即座にタッチしてアウトを確定すべきです。例え相手が走ろうとしていなくても。
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2つめは、8回1死3塁での本塁付近でのプレーですが、本人としては捕ろうとしたときにボールが弾かれたので守備妨害では?とアピールしたかったのかもしれませんが、写真を見ると送球のボールが逸れたこともあり、小笠原君の捕球を待っている場所こそ走塁妨害を取られる怖れのあった場所のように思います。
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そして最後のコマをご覧下さい。絶対にホームに生還してやるんだという強い意志を感じさせる植田君の表情と、何だよーと言っているような小笠原君の表情。恐縮ですが、ちょっと執念の差のようなものを感じました。
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小笠原君はタイムリーも打ってくれているように打撃好調なので、後は捕手としてのまずは執念というか、何が何でもという点をもっと出せればと思います。もっとも今日はショートバウンドの球は全て前に弾いていて、好感をもって見ていました。それだけに7回と8回のプレーはちょっと惜しかったなあといったところです。
7)でもそこから勝ち越されること無く。三宮君が9回を三者凡退で締めてくれた。
まあ、6回を終わった時点で私も含めて勝ちを意識してしまった(自分の場合、これで余り声を出さなくてもすみそうだ。声枯れないで月曜日を迎えられるなとか考えてしまっていました(^^ゞ)ので、ちょっと残念にも感じてしまいますが、別に負けたわけではありません。むしろ、負けていないのに課題を見つけることが出来て良かったと思えるのではないでしょうか。
あと1勝を必ず明治からもぎ取って、しっかり勝ち点をとりましょう。頑張れ!慶應

「平成26年春季東京六大学リーグ 対明大2回戦」に7件のコメントがあります

  1. 明治のトップバッター福田ひとりにやられた感じがする。
    加藤の一番苦手なタイプ。
    4点リードからの引き分けは負けに等しいが、
    負けなかったので明治よりまだ優位にある。
    今日三宮を使ったので明日は加嶋だろうが
    志村が言っていたようにまっすぐの比率を多くすべし。
    加藤は変化球の比率を多くすべし。
    今日山崎の最後の横尾への投球を見習え。
    牽制を多くしてじれる横尾を最後フォークで空振り。
    打線は好調なので投手が課題。
    今日はちょっと厳しく君付けなし。
    エラーがらみにちょっと怒ってるので。
    明日も行きます。

  2. こんばんは。
    本人達には悪いけど、捕手の差で勝ちを逃した風に見えた。坂本も打撃ではよく粘っていたし。 バックホームを受ける場所はあきらか本塁上でなかったし、ボールを弾いてから不遜な態度で、ボールの位置は見えているのにボーッとしているように見えました。だから監督は審判にプレー確認すらしなかった?三塁側からは捕手がボールを弾いたように見えたそうです

  3. あと、あの降り逃げ機の対応。あのカウントでなぜタッチしないのか、ベンチに言われて自信なさげにタッチしたのが捕手としてはまだまだ経験不足でしょうか。あそこは菅野も懲罰ものでしたが。
    最後のサヨナラ機の三振も気がなく見えちゃって、ラッキーボーイの竹内くんがいないと締まらなくなったか?!明日も出られるコンディションでいて欲しい。
    ぁーぁ、金星逃した気分。

  4. 竹内君負傷退場を機に流れが一変してしまいました。心配しましたが、今日も先発出場で貴重なタイムリー。明治戦の大活躍、野球の神様はちゃんと観てくださっていますね。

  5. 小笠原君は大学から捕手になったそうですね。
    確かに、内野フライの処理、写真の2点、ちょっと課題ありかとは思いますが、でもこれを糧に是非名捕手になってもらいたいと切に願っています。

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