平成30年選抜高校野球大会 対彦根東戦


最近ブログもとんとご無沙汰していて、生存すら危ぶまれていましたが、こんな素晴らしい試合があるとなれば、行かないわけにはいきません!

ということで、行ってきました、甲子園。

相手は井伊の赤備えを意識したと思われる赤鬼軍団の彦根東。赤備えはそもそもは甲斐武田氏から始まったもんじゃいとか、変な蘊蓄も頭に浮かびながら、決戦に備えます。

(とは言え、真っ赤なスタンドはきれいでした。水まきの際の写真ですが、虹までかかっていたのはその後の試合展開を暗示していたかのようです・・・)

塾高野球部の先発は、昨年の秋に逞しさを増した生井君。

初回簡単に2人を打ち取りますが、3番、4番に連打を打たれます。が、冷静に牽制で刺し無失点。こういった所が夏から成長した部分だと思います。

一方の塾高野球部は1階裏、先頭の宮尾君が2ストライクから粘って四球を選び、吉川君が手堅くバントで2塁に送りますが、3番4番が続けず無得点。

初回の攻防が、この試合の行方を暗示していたようにも思います。連打が続く中しのぐ展開、得点圏には進むもののそこから先に繋がらない展開。

2回以降、生井君の投球にも落ち着きが出てきて、危なげない投球が続きます。

試合が動きかけたのは5回。まず表の彦根東の攻撃の時です。
まず先頭打者がレフト前ヒットで出塁後、次打者が投前にバントしたところ、悪送球でまさかの無死12塁。
ここで彦根東は当然バントで1死23塁の局面を作ろうとしますが、生井君のボールのキレに押され、3バントを試みるも三振。しかも2塁走者をよく見ていた善波君が2塁に好送球で刺殺!


後続も断ち、無失点。しかし、この後はずっと2人以上ランナーを出す展開となります。

5回裏の塾高野球部は、先頭の大川君がライト前ヒットを放ち、一瞬の隙をついて二塁へ。

続く石田君がバントを決め、1死3塁と絶好の先制チャンス。

しかし、8番9番が連続三振で無得点。

6回表、ついに均衡が破れます。
先頭打者を抑えた後、3塁内野安打。ちょっと追いタッチのような捕り方になってしまい、ほんの少しボールに届きませんでした。予測の問題でしょうか?

続いての打球は捕手前に。若干躊躇した時間が痛く、これも間一髪でセーフ。

更に次の打球は1塁へ、これを弾いてしまい、1死満塁。ゲッツーを取りにいこうとして、目を早く切ってしまった感じです。

続く打者は緩いセカンドゴロ、ゲッツーを狙うも送球がショートバウンド、これを宮尾君が上手くすくい上げ2塁封殺しますが、1塁への送球もショートバウンドとなりうまくミットで掴めず、ついに彦根東に1点取られてしまいます。

イヤな空気が漂いますが、牽制で刺し、この回は1点。

7回表も2死13塁とピンチでしたが、ここは三振で生井君が抑え込みます。

7回裏、塾高野球部が反撃します。先頭の奥村君が四球で出て、大川君がライト前ヒットで続きます。ここで石田君はバントを狙いますが、相手投手が意識しすぎたかコントロールが乱れ、無死満塁と絶好のチャンス。ここで善波君が値千金の2店タイムリーヒットを放ちます!前の2打席はタイミングが合っていませんでしたが、よく大事な場面でアジャストしました!

ここで、この試合を左右する重要な局面が巡ってきます。2−1と勝ち越して、なおも無死13塁。打者は投手の生井君。3塁走者は大川君、1塁走者は足があまり速くない善波君。相手投手は左腕の増居君。
生井君の球威が落ちたのか、相手打者が慣れてきたのか、ピンチが続いてきているこの場面での追加点は、喉から手が出るほど欲しい。その時に、何をすべきか?
一昨年の秋の関東大会2回戦でも同じような局面がありました。
走者がプレッシャーをかけるも良し。左腕なので三塁走者が見えにくいのを利用するも良し。相手が冷静になりにくいこの時に、どうやって大量点を取るか、チーム全体としてのイメージを共有出来ていればと思ったのです。結果的には、打ち気満々を見破られ緩い球を続けられて待ちきれず三振、続く打者は基本に忠実にライナーを打ちにいくもセカンド真っ正面に打球が飛び、併殺打となり、2点止まりとなりました。結果的には、自分たちで作ったムードの高まりに、自分たち自身が呑み込まれてしまった感じでした。

8回表も1死から3塁打を打たれ、次打者は強烈なピッチャー返し!これを好捕で2死3塁。四球で2死13塁。ここで捕手の高内君に逆転スリーランをレフトポール際に放り込まれます。前の2打席もレフト前にヒットを打たれていたことからすると、幾らクロスファイアに自信があるとしても、コースはもっと考えた方が良かったかも知れませんね。

彦根東・高内 21世紀生まれ初弾 超短尺バットで8回逆転3ラン(スポニチ)

8回裏、塾高野球部は先頭の吉川君が四球で出塁しますが、続く2打者が倒れ2死1塁。このままかと思われた場面で、奥村君がタイムリー2塁打!3−4と1点差に詰め寄ります。

なおも2死2塁でしたが、大川君は見逃し三振。前の二打席ヒットを打っていたのですが、この場面は明らかに堅くなってしまっていました。膝・腰が回らず、腰は据わっていない感じ。そりゃあ、こうもなりますよ、人間ですから。でも、自分が緊張したらこういう動き方になるんだとは覚えた方が良いし、烈火の歌詞のように「お前の野球を楽しめ」ということでしょう。彼にとってこの経験が大きな糧となることを祈っています。

9回表をなんとかしのぎ、裏の攻撃に期待も高まったのですが、三者凡退で残念ながら初戦敗退となりました。

自分なりに感じたことを書くと、

1)無死3塁、ないしは1死3塁の場面を作ったら、得点をしたいところです。そのためには、どのようにして取るのかをもっとイメージをチーム内で共有した方が良いと思います。

2)下位打線からなかなかチャンスを作れませんでした。下位打線はどのようにして強豪校との試合で得点に繋げていくのか、ここもイメージの共有を図りたいところです。

3)目に見えないミスが多かった様に思います。それも送球絡みが多かったように感じます。やはりキャッチボールを基本に忠実に出来るか、イニング開始の時のボール廻しを丁寧に出来るかといった日々の積み重ねを大事にすることが大事ではないでしょうか。

4)投手の性格が結構読まれているみたいなので、それも踏まえたサインとかは一考の余地があるのかもしれませんね。(フェイクで首を振って、相手を混乱させるとか)

まあ、色々書いてみましたが、甲子園で母校の応援が出来るというこれ以上無い贅沢なことをさせてくれて、本当に感謝しています。またスタンドにはいつもの応援の仲間もいれば、仕事の取引先の方、同じマンションの住民の方、友人の知り合い、などなど色々なご縁が見え、これまたとても楽しいことでした。

夏も楽しみです!(*^。^*)


“平成30年選抜高校野球大会 対彦根東戦” への1件のフィードバック

  1. 堪能されたようで!!安心いたしました。
    これで選抜は三大会連続初戦敗退です。すごく残念ですね!
    試合の流れ、あやといいましょうか、一つのプレーの様な気がしています。
    力負けではないだけに余計悔しいです。。。
    しかし、夏に向けて精進精進!記念大会に不思議な縁があると勝手に思い
    込んでいますので、100回大会期待してます。

    彦根東のアルプス席。敵ながら見事です。夏は三色旗で埋め尽くしたいものです。

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