津留崎君、プロ入り初勝利おめでとう!


もう一昨日の話となりますが、今年東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した津留崎君が見事プロ入り初勝利を挙げました!!

こちらの記事にも掲載されていますが、彼は5年前の高校野球の夏の神奈川大会で、果敢にヘッドスライディングを敢行し、そして両腕手術となる怪我をしたという壮絶な過去があります。その瞬間はとてもこの写真をアップしようとは思わなかったのですが、今こうやっていい思い出として語れる様になったので、ご紹介します。

桐光学園とベスト8をかけたこの試合、6回が終わって1-2とまさに緊迫した好ゲーム。
スコアボードをよくみると、慶應義塾高校にはプロ入りする選手が3人。桐光学園にも今塾野球部で活躍している渡部遼人君とか、立教の中川君とかがいますね。そしてこの試合、今年プロ注目選手となっている木澤君が途中から投げていたんですね。ここら辺、かなり記憶が曖昧でした。

7回表、先頭は5番津留崎君。エースとして夏の大会に臨むはずの津留崎君は直前に肘を痛め、1塁5番打者として大会に臨んでいました。
点差は1点。打席に向かう前に彼は「俺についてこい」と言ってバッターボックスに入ったそうです(ご本人のTweetより)。左手一本でも執念でボールに食らい付き、粘ります。

そして、運命の一球・・・。

何が何で当ててやろうという意志を感じるスイング。

そして打球は足元に叩き付ける様な打球に。

目線は既に1塁側に向いており、気持ちはすぐに走塁へ。

1塁に向かって走り出します。

全力で1塁ベースに向かっていくと、目の前にボールが到達していないベースがありました。(ご本人のTweetより)

咄嗟にベースに飛びついてしまいます(ご本人のTweetより)。中川君も本職の1塁手では無いので、何だか間に合いそうにも見えてしまいます。

一瞬でも早くベースに辿り着こうと、左手を伸ばしきりますが、まだ届きません。送球はもう中川君のミットに入る寸前。

そして無情にも送球の方が一瞬早く到達し、津留崎君の伸ばしきった左腕は1塁ベースに激突。この腕が津留崎君の前進力の全てを受け止めてしまいます。

左肘が不自然なほど後に折れ曲がっている姿が、その衝撃の凄まじさを物語っています。

そのまま転がっていく津留崎君。

これだけでも凄いのに、彼はしばらくうずくまった後に1塁ベースに立ち、ランナーになろうとしました。

(後日伺ったところによると、1塁ベースに立った後、尋常じゃ無い痛さを感じ、1塁塁審の方に「臨時代走(高校野球の制度で、怪我してもその回は臨時代走として他の選手が代わりにランナーになる事が出来ます。回を跨ぐときには戻らないといけませんが。つまり、彼は戻るつもりだったんですね!)をお願いします」と言ったそうです。
そうしたら、塁審の方に「アウトだよ」って言われて、急いで戻ったそうです😅)

この彼の気持ちの強さが、その後のリハビリ、そして大学4年での活躍→プロ入りに繋がり、初勝利を収めるに至ったんですね。これからのご活躍を心よりお祈り申し上げます!


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