美容院

もともと、男が美容院に行くのは恥ずかしいとずぅーっと思っていて近所の床屋で済ませていましたが、やむにやまれない事情で通い出したのが3年くらい前。
なんとはななしに、自由が丘のOf hairに通っていました。
最初に「スタイリストにしますか?トップスタイリストにしますか?」ときかれ、値段は?と聞くとトップスタイリストの方が高いということだったので、迷わずスタイリストにしました。
まあ、それなりに満足して続けていましたが、何度かの担当変更があって、以前に書き込んだような状況(October 17, 2004 歯と髪 参照)になったわけです。
でも、その「トップスタイリスト」(宇木さん)っていう人に切ってもらってから髪型の状況がちょっと変わりました。
というのはもともと自分は髪が伸びるのが早く、散髪の2週間後からもうサイドの辺りがもしゃもしゃしてきて、1ヶ月を過ぎると、もうどうしようもならんといった感じでした。
ところが、その人がカットするようになってからカットされた髪型の印象は変わらないのに、1ヶ月経っても、なんとか破綻せずに済んでいるような感じです。
そのことを昨日の行った時に聞いてみました。そうしたら、
「そういったことは考えています。髪は1ヶ月に約1cmのびるので5mm深めに切ることによって半月長持ちするようになります。もちろん全部そう切ったら変なのでポイントを切っているんです。」
なるほど。ただ切っているんじゃないだって感心していると、
「だから、前と同じようにしてと言われても、全く同じにはしてません。例えば今回は、これから寒くなるのでマフラーをするでしょうから襟足を気持ち短めに切ってみたり、その季節とかも意識しながらカットしています。」
とも言っていました。なるほど、奥が深いもんです。この前は(トップスタイリストの値段だとちょっと高いから・・・)みたいなことを考えていましたが、なるほど、そこまで考えているのならその値段でも納得のいくものだ。そう思えたので、この値段でその人に切ってもらったことに納得できるようになりました。
そうやってすがすがしい気持ちでレジに行くと、
「5,775円になります。(通常のスタイリストの値段)」
とレジの人。
ここは納得したんだし値段のことを言うべきか・・・。
えへっ、でも僕せこいんで、そのまま会計を済ませてしまいました。
でも今回の話はプロの仕事って感じがしました。そういう話を聞くのは気分がいいもんですね。

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