斎藤くん

並んでいる最中に日経新聞のスポーツ欄を読んでいたら、昨日の慶早戦の記事が。
1 やはり昨日のスクイズの際のワンバウンド投球はわざとだったんですね。どれだけ視野が広いのでしょう!
と、感心するのも一興ですが、ということは投球動作中にいろんなものが見えているわけです。なれば、視界の中でガチャガチャ動けば、混乱する可能性が通常の投手より高いと思うのです。
2 そのスクイズを敢えて「全然動揺しなかった」とコメントしているのを見て微笑んでしまいました。あの後2―3球は明らかにボールが乱れていました。そんなことではいかんと、短時間で気持ちを立て直したのはさすがですが、動揺はしていました。
マスコミを通じて敢えて自分の弱味を見せないようにしている彼に、微笑ましさを感じました。外側を頑張ってガードしているみたいな。
柔道は殆どわかりませんが、組合った時はまず相手の体を崩す、すなわちバランスを崩すことを第一に考えて、その後に技をかけるのだったと思います。
彼の基本線である精神の安定性を崩すことこそが、彼に勝利する第一歩だと思うのです。
但し今季中に対戦するには、今日勝って第三戦に臨むしかありません。
頑張れ!塾野球部。

「斎藤くん」に4件のコメントがあります

  1. 昨日のその映像はまだみてませんが、夏の決勝でも彼はやりましたね。(その試合は現地観戦しました)彼は個人的には大好きな選手です。物凄く冷静でこれで高校生か?とビックリしましたから。ですから明日彼がもう一度マウンドに立たせ倒すには、今日は四年生の為にも絶対勝たなければん!せめて早稲田から勝ち点を挙げ四年間を終える。そうじゃなきゃ悔しくてしょうがないと思う。アニマル浜口ではないけど『気合いだぁ〜』

  2. 山口君の不幸な出来事が、幸い?
    山口君に代わって出た、今福君の2本の2塁打、4打点で
    呪縛が解けました。
    左打線はプレッシャー?
    明日は淵上君も使って左でもっとプレッシャー?

  3. おくさん
    コメントありがとうございます。
    そうです、彼は甲子園でやりました。ちゃんとそれを想定して当時の捕手の船橋くん相手に相当投げ込んだようです。
    あの浮き沈みの少ない気持ちは元来のものではなく、自らの意志で作り上げたようですよね。高校1年生くらいまでは結構キレていたようですし。自己管理能力に優れていますよね、斎藤君は。
    そんな彼をいよいよ引きずり出すことが出来た塾野球部。
    明日こそ彼に打ち克ち、見事勝ち点をもぎ取ってくれると信じています!

  4. 文武両道さん
    今福くんへの書き込み、見事花開きましたね!!
    彼の今日の活躍は本当に嬉しかったです。
    明日はどんな打順で来るのでしょうか?

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