「風邪をひきそうだ・・・」からの悪あがきもむなしく、ついに風邪をひいてしまいました。
こうなったらまずは風邪を治すのが先決!とにかく早く寝て栄養を取って温かくすることが大事です。
なので12時前には就寝しようと思っていますので、コメントが滞ってしまって申し訳ないです。
本当は斎藤隆夫の粛軍演説・反軍演説の話が出れば、石橋湛山が戦前戦中に唱えていた全植民地の放棄だとか、浜田国松の切腹問答とか、語りたいことが数多くあるのですが、もう11時59分・・・。無念です。
では、またお会いしましょう!
風邪を治すのが最優先。コメントは気にしないで・・・
民主党の麻生首相への質問を聞いていたら
優先順位がわかりません。
キャノンが非正規社員を解雇したのは、
麻生首相が御手洗経団連会長に頼みに行った翌日。
民主党は、解雇はけしからん、と言いつつ、
株価の下降が日本が最も酷い、と政府の対応を批判。
株価を企業が気にしてリストラをしているのに・・・・
解雇と株価はトレードオフの関係にある、
今、解雇を阻止が優先するなら、民主党は同じ文脈で
株価の問題を出すのは?
質問者が元ジャパンタイムスの編集長。
斎藤隆夫や石橋湛山は現実を見据えた政策提言を行なった。
そこには、最優先すべきは、と言う問いがまずある。
文武両道さん
コメントありがとうございます。
民主党の質問もそうですし、自民党の最近打ち出す政策もそうですし、自民党内でわさわさ動いている人たちもそうですし、与党内で1度では懲りず2度目の変な政策を打ち出した党もそうですし、万年野党として何を言いたいかよくわからない党もそうですし、政治家のみなさんには本当のところどうやってこの経済的な難局を日本は乗り切ろうとすべきかを、もっと真剣に、広い視野で語りかけて欲しいです。
ヒトラーが台頭してきたのは、世界大恐慌のまっただ中で多額の賠償金にあえいでいたワイマール憲法(当時もっとも民主的と言われていました)下のドイツであり、当時ナチスを支持した人のコメントで、「当時ドイツをどうするか、私たち国民に熱く語りかけてきたのはヒトラーだけだった。だから私たちは彼の言う責任を持った独裁に賭ける気になった。」というのがNHKの「映像の世紀」で紹介されていました。
今まさにそのような時代に入りつつあります。早く政治が立ち直らないと、やがて扇動家が政権をとらないとも限りませんよ。
ひとりひとりの政治家はいろいろ考えているのでしょうから、政争や権力闘争ではない中で、すなおに「多事争論」してほしいものです。
では、今後ともよろしくお願いいたします。
同じ懸念から、私塾では今月、
ヒトラーの台頭を予測したマックス・ヴェーバーの
「権力と支配」をとりあげます。
政治の混乱から官僚が権力を固め、国民がカリスマ指導者
を求める・・・・
「政治家に天職意識を求める」彼の「職業としての政治」も・・・
大学1年のとき、首席で経済学部を卒業し、開銀に入った
先輩から教えられたヴェーバー。
来月はヒトラー体験にもかかわらずネオナチの誘惑に駆られる
「戦後西ドイツの国民の精神構造」を探ります。
ドイツでは禁書の「我が闘争」も、同じような政治状況が
出て来た今、禁書にするだけでよいのか、
という声もあります。
私は私塾では「我が闘争」を輪読しました。
連立、再編、すべて「ただの人」になりたくない
利己心に見えます。
文武両道さん
コメントありがとうございます。
マックス・ヴェーバーの「権力と支配」という本も興味深そうですね。機会があれば読んでみます。
「猿は木から落ちても猿だが、代議士は落ちればただの人」
とは大野伴睦の言葉ですが、当選する為だけに、政権を取る為だけに、それらが目的化してしまっていますね。
本来は政治家になって何を為したいかが大事だと思うのですが。