鳩山兄弟対決!?自分のボスにするならどっち?

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ちょこっと、コネタマに手を出してみます。
今回のお題は、「鳩山兄弟対決!?自分のボスにするならどっち?」とのこと。
その答えは、う~ん迷いますねえ・・・。なんて言うわけはありませんね[E:coldsweats01]
どちらもご遠慮したいです。理由は、拙ブログ内でたくさん述べさせて頂いております。
ちなみにそれに関連して、とても共感した記事があったのでご紹介させて頂きます。
郵政問題をいまさら政争の具にする愚 (from NIKKEI. NET)

 一応、日本郵政の社長人事問題が決着したそうだ。大臣の更迭にまで及んだ今回の結末は西川善文社長の減俸だという。まさに政治決着。大臣を辞めさせたのだから、社長が何もなしでは済まされないという、純和風な落としどころに見える。なぜ西川社長が減俸になるのかさっぱり理解できない。(夏野剛のネオ・ジャパネスク論)
■「かんぽの宿」は問題だったのか?
 郵政会社の人事問題はもともと、これほど大きな政治問題ではないはずであった。財界の重鎮で構成された人事指名委員会が設けられており、そこで続投となったのだから、その後に総務相が介入する余地はない。しかし「かんぽの宿」を巡る問題をきっかけに、郵政会社の一挙手一投足に政治的ケチがつき始めた。いまだに民営化に反対する勢力がいろいろ問題視しているものと思われる。
 かんぽの宿問題が、本当に問題であったかどうかは、はなはだ疑問である。民間の常識でいえば、いくらお金をかけて作ったものでも今現在の収益力がない、大きな赤字の事業であれば、価値はほとんどないのが原則である。それをビジネスをよく知らない人々、特に政治家の方々が、プロセスが不透明だとかなんとか騒いでいらっしゃる。
 結構なことだが、だいたいそんな赤字垂れ流しの、将来性のないものを作ったのは誰なのか。もし放置しておいたらこれから先も赤字を垂れ流し続けて大変になることが目に見えているのにどうするのか、ケチだけつけて解決策がない。
 しかもそのかんぽの宿問題を取り上げて、総務相が社長に辞任を迫るとは何ごとか。その総務省(旧郵政省)のマネジメントがなってなかったから、郵政民営化が国会で決議されたはずである。民営化プロセスのために招聘(しょうへい)した財界の大物を今度は引きずり下ろそうとするなんて、まさに政治。しかし、西川さんは政治家ではない。政治的駆け引きは政治家同士でやってほしいものだ。
■「古巣に便宜」などあり得ない話
 とかく変革をしようとするリーダーは攻撃を浴びる。西川さんは最後のバンカーの異名を取ったほどやり手の銀行マンであり、経営者であった。私も何度かご一緒したことがあるが、きわめて合理的な、そして信念のある経営者だ。三井住友フィナンシャルグループのトップまで上り詰め、いまさら郵政問題で利権誘導などするメリットはまったくない。
 しかも郵政会社の社長の給料はきわめて安い。民間では考えられないほど安い。確定申告はいらないレベルだとも聞く。もちろん国会議員よりも安い。そんな安い給料でもこんな難職を引き受けたのは、まさに男気の通った西川さんらしい決断だった。
 やれ外資系銀行と昵懇(じっこん)だとか、古巣に肩入れしているなどと騒がれているが、経営者たるもの、企業を一度離れてしまうと、いわゆる「古巣」に便宜を図ることはない。なぜならそんなことをするメリット、合理性がないからだ。いかに社長であろうと、合理性のないことを社内で通すのは難しい。
 しかも、まさにそういう合理性が失われている郵政会社という組織を改革しようとする者が、自ら非合理なことをできるわけがない。天下り官僚であれば、次の職場を世話してもらうためにも古巣に便宜を図ろうとするだろうが、民間ではそんなことはあり得ない。
■郵便局のサービスはよくなった
 一方で政治家にとっては、郵政会社の経営者をこのタイミングでたたくのは、選挙対策になるという見方もある。事情を知らない一般の人々から見れば、こわもての経営者、しかも元銀行のトップで、マスコミがいろいろうわさしている人物に、怪しいレッテルを張るのは至極簡単だ。
 きっと庶民の分からないようないろいろな悪巧みがあるのではないか、きっと政界のようなどろどろとした世界があるのではないか、きれいごとで社長職を引き受けたはずがないなど、勘ぐればきりがない。でもよく考えてみてほしい。 
 経営者といえども一人の人間。小泉純一郎元首相がライフワークにしていた郵政民営化の責任者に請われ、だからこそ安い給料にもかかわらず引き受けたのである。私利が目的なら、最初から魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界のような旧郵政公社の総裁なんて引き受けなかっただろう。もっとワリのいい話はいくらでもある。
 民営化の流れになってから、郵便局のサービスは本当によくなった。昔は郵便局の窓口で大変不快な思いをしたものだ。お客さんが並んでいるのに、ゆったりとお札勘定をしている人、命令調でお客さんの振替用紙の記入ミスを指摘する人など当たり前にいた。
 今では、郵便局で、いらっしゃいませ、と言われ、頭を下げられる。再配達や集荷の方々も大変腰が低い。なにより、みんな優しい。変なことを頼んだって、にらまれることもない。民営化ってこういうことなんだなぁ、と実感するところはいくらでもある。もちろん、すべてが社長の指導力とはいわないが、それにしてもここまで変えるのは大変だっただろうとは容易に想像がつく。
■民営化をやめるつもりか
 と思っていたら、今度は民主党が、政権交代の際には西川さんに辞めてもらうと言い出した。しかも党首は更迭された大臣の兄弟。いい加減にしてほしい。その後、一体誰が郵政会社の社長を引き受けるというのか。それともそもそも民営化をやめるのか。
 安月給で、政治家に目をつけられ、かつ従業員の中にも根強く民営化反対を唱える人がいる、そんなポジション。まさに針のムシロ。もし西川さんが退任することになったら、少なくとも西川さんクラスの財界人がこの仕事を受けることはないだろう。あまりにばかばかしすぎる。
 みなさん、冷静に見よう。郵政民営化をいまさら政争の具にしてはいけない。その社長人事がどれほどの政治課題か。いままで散々議論され、解散総選挙までやって決めたこと。しかも剛腕経営者でないと完全民営化までもっていけないからこそ、西川さんを招聘したのだ。世の中を効率化し、社会を発展させるような動きを止めるようなことは絶対にしてはいけない。
[2009年6月29日]
-筆者紹介-
夏野 剛(なつの たけし)
慶應義塾大学政策メディア研究科特別招聘教授、ドワンゴ取締役

全文ご紹介するのも何ですが、まさにその通り!と膝を叩いてしまったもので。
勿論郵政問題というよりは、各諸問題に対する両人の姿勢からなのですが、とてもついていけるとは思えないので、両方ともご遠慮させて頂きたいですね(←って、頼まれてもいませんが[E:coldsweats01])

「鳩山兄弟対決!?自分のボスにするならどっち?」に14件のコメントがあります

  1. 管理人さまはよき我が社の理解者のようで[E:happy02]てか、世間一般があの法律案をどこまで理解し賛成したのか今でさえ首をかしげたくなります。ただ、管理人さまが紹介してくださった記事の方がいうようなサービスの向上はまだまだだと自分自身は思っています。ただそれは、民営化によって起きたことも一つの問題だと現場も実際に感じています。わけなくてもいい組織をわけて、時間のロスを生んだり、無駄な手数料を負担かけている等。元々独立採算でやっていたわけですからね。ちなみに給料は本当に安いですよ。高卒で入って手取りは五桁でしたからね。てなわけで、神宮から書き込みしました。

  2. 私塾に参加している経営者の話
    「今、従業員から訴えられたら、どれほど非合理な要求でも
    経営者は負ける。
     いつからか根拠のない水戸黄門裁判が横行している。
    だからつい訴訟に持ち込まれないよう妥協する」
    モンスター親から西川問題に至るまで、
    正義を主張する身勝手さが目立つ。
    患者に訴えられる医師も同意していました。

  3. ボスといえば、先日まで放映していたドラマはなかなか面白かったですね。今日、昨日行われるはずだった試合を観戦に行きましたが、あの公園、昨日までは通り抜け出来たのに今日からはしばらくNGとか。理由は7月5日に国立に元祖BOSSが。その準備の車を止める場所として使用するそうです。余談・試合はこの方が今日勝ったチームにいたのかと今日出発前気付き情けなさと嬉しさがありました。埼玉では高校時代2年連続完全試合を成し遂げた男。今日もリリーフ登板で胴上げ投手。しかもこの都市対抗東京予選MVP獲得。万歳です。ちなみに昨日はあのキャッチャーが代打ででて。見事ヒットを打ちました。まだ彼のチームも可能性があります。頑張れ!!

  4. ココログも随分と浅はかなテーマを用意したもんですな…
    同じくどちらもパスです。
    かんぽの宿は結局いまだ赤字垂れ流しなんでしょうか?その責任は誰がとって下さるのでしょうか。

  5. 最悪なのは、政界再編で
    兄弟が首相と幹事長のポストで
    ひたすら表人気、裏官僚主導で
    日本をメチャクチャ、食い物にしてしまう悪夢。

  6. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    自分も内情がよくわからない中でのコメントなので、もしかしたらお気に障る点があるかもしれませんね。気をつけないといけませんね。
    確かに今まで一つの窓口でやっていた業務をなぜ4分割にする必要があったのかは、よくわからないですよね。
    但し、どの民営化でも必ず言われる「サービスの向上」、今回も自分は確実に感じています。そうなっているのも黄色と黒は勇気のしるし♪さんを始めとする職員さんの懸命なる努力、そして「サービスの向上はまだまだだ」と心を引き締める気持ちがそうさせているのでしょうね。
    それにしても、5桁はさすがに大変ですよね。西川さんも普通だったら考えられないような給料で取り組んでおられるみたいですね。
    余りにも政治と世論に翻弄されすぎている日本郵便。素直に、業務の改善と効率化という観点で見ることが出来る日は、いつ来るのでしょうか?

  7. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    さて、お互いに正義を叫ぶ兄弟ですが、今日はちょっと旗色の悪い日でしたね。
    考えてみると、官僚機構に牙をむく人には、やがて相応の報いが来ていますね。安部さんしかり、渡辺さんしかり、小沢さんしかり、お兄さんしかり。
    なんとも怖いものです。
    正義とは絶対的なものでは無く、相対的なものだとみんながわかっていればいいのですが、わからずにあたかもこの正義は絶対だ!と思ってしまうことから、おかしな路線に国が走ってしまうことを、数多の歴史が示していると思うんですけどね・・・。

  8. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    それにしてもあそこの軍団はいろいろ考えますよね!今になってもここまで語られる存在というのは、美空ひばりもそうですが、やはり時代の熱を帯びていたからでしょうか?マイケル・ジャクソンもそうでしたし、エルビス・プレスリー、マリリン・モンローなど、時代の代名詞となるようなスターの命の儚さ、短い間に命の炎を燃えつくした代償だったのでしょうか・・・?
    岡崎投手ってそんなにすごい投手だったんですね!三木投手とのやりとりもなんだかほのぼのとします。
    捕手は・・・、う~んわかりません[E:coldsweats01]

  9. げんきさん
    コメントありがとうございます。
    さて、今回の報道を熱心にしていたY新聞さんの今日の社説です。
    郵政株主総会 西川社長再任は条件付きだ
    (前略)
     問題の発端となったかんぽの宿は、2008年度に54億円の赤字だった事業を、11年度に黒字にする計画という。
     高値で売却するためだが、新規顧客の開拓や人件費削減などありきたりの方策で、長年の赤字体質から抜け出せるのだろうか。
     かんぽの宿は2012年の秋までに売却か廃止が義務づけられている。不動産価格の低迷が長引くなど環境が悪ければ、赤字の大きい施設などは処分しつつ、有利な売り時を待つ選択肢もあろう。
     民営化では、効率アップと郵便などのサービス維持の両立が求められる。効率一辺倒になっていないか、佐藤総務相の言う「国民が良かったと思う民営化」にできるか厳しく監視せねばならない。
     ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険は、2017年10月までに完全民営化する。
     独り立ちに必要な収益を求めて業務を拡大すれば、「民業圧迫」の批判も出るだろう。理解を得るための説明が欠かせない。
    (後略)
    何を言っているかわかりますか・・・?高値で売却するための黒字化と言い、2012年までに売却か黒字化だと言い、民業圧迫するなと言い、いったいこの社説子は具体的にどうしろと言っているんでしょうか・・・?
    こんな論理で攻め立てている方もいる方ですよね。

  10. 文武両道さん
    コメントありがとうございます。
    さて、彼らが食い物に出来るほど力があれば、ある意味めでたいと思います。
    彼らの一番の問題として感じるのは、彼らが持っている政治力の無さと今の地位、もしくは人気の余りのアンバランスさに危惧を感じます。
    二人とも東大で首席卒業だったようですし、育ちが育ちですから気位が高いのはわかります。真面目であろうとしていることもわかります。でも人の心を動かす力に欠け、また周りの悪意を悪意と感じられない鈍さを感じます。そういった方々が国の舵取りを担ったら・・・。それこそ恐ろしくて仕方ありません。

  11. 今日、またへんなニュースがでてきましたね。死んだ人が献金とか。でもって秘書のせいと相変わらず無責任な発言。そういう人に解任とか言われたくないですね。
    そうそうY新聞は昔から我が社を色々書くのが好きな集団ですから無視です。

  12. 芸能界の一発屋、ポッポ~ ポポポポポ ポッポポポポ~ ポポポポポポポポポ ポ~ポポ(別名=○先輩)は年内引退の予定だそうですので、政界の二人にもそうしていただきたい。そういえば、民営化になってよくなったと思うのは、切手のデザイン。フレフレ様はよく使っていただいてるようで感謝します。先日発行された開港150年はすぐに品切れになりましたし、30日にでた切手はシール式でかなり気に入ってます
    http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2009/h210630_t.html
    また23日のふみの日にはこのようなかわいい切手も
    http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2009/h210723_t2.html
    あっ宣伝になってしまいましたが。150年なんとかもよかったなあ。
    梅雨が明けると暑中見舞いです。今年は一応菊池君が予定ですが、勿論出場が決定しての前提です。ちなみに中学の頃から手紙は書くのが好きですね。深夜ラジオのハガキ職人をやっていた時代もありますし。

  13. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    今まで気づいていませんでしたが、Y新聞はもともとそうだったんですか!であれば、今回のことは確信犯かもしれませんね。
    鼠○○は、ある意味自分をよくわかっていて、自ら一発屋だから身を引くと言っていました。鳩○○○は、柔軟性がなく、一度こうだと思うとなかなか転換できないところがあります。こういったところに、彼らが今まで歩んできた道を考えてしまいます。彼らが世襲議員を批判しているのを聞くと、まず己を知るべきでは?と思ってしまうのです。
    記念切手、いいですよね!普通部時代は学年240人中、ただ2人しかいない書道でのDを取った[E:scissors]管理人ですが、実はある本に触発され、字の練習をして、それなりの字になったところで手書きのお手紙をお世話になった人やお客様に送るようになりました。そうしたら、評判は上々。やはり自筆だから伝わる想いってありますからね。なので、今は時々郵便局に行っては記念切手を買い、その切手を貼った手紙を送っているんですよ[E:happy01]

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