コネタマ参加中: グリーン電力について語ろう!
仕事も始まったことですし、まったりとコネタマでも。
今回のお題は「グリーン電力について語ろう!」とのこと。
余り詳しいわけでもないので、あくまでも印象ベースです。
今のグリーン電力は有り体に言えば、まだまだ発展途上だと思います。これは大きく分けて2つ。
1.エネルギーからの発電効率が良くない
2.発電した電気を貯蔵出来る充電池の効率が良くない。つまり、全ての電力をためることもできず、更にすぐ放電してしまう。
今の通常の発電システムは、穴の空いたホースに水をジャブジャブ流している状況だとか。つまり発電した電気はどこかで使って貰わないと無駄になる仕組みなのです。なので発電能力を総量で考えるのではなく、電力消費のピーク時で考えなくてはならないとか。
電子ちゃんがしきりとエアコン等の節電を訴えるのも、深夜電力が安いのも、全てこの「貯蔵出来ない電気」から来る問題なわけです。
これが純粋に発電した量は貯めることが出来て、必要なところにだけ電気を供給することが出来たら・・・。
例えば水力発電、風力発電はより価値が出てくるわけですし、住宅毎の太陽光発電も売電とかすることなく自家用で夜に使うことが出来るのです。
では、今の技術が意味が無いか?
そんなことはありません。当然今の技術がベースにあって、次世代の技術が開発されるわけです。であれば、国として出来ることは、そこに関連する産業が育つように市場環境を作ってあげることと、技術開発に何らかの援助を与える。これに尽きると思います。
なので、ドイツで実施されているという太陽光発電での電力を電力会社は強制的に高い金額で買い取らなくてはいけないという制度は、なかなか工夫されていて素晴らしいものだと思います。
日本もエコカー減税、エコポイントもいいのですが、もっと根本技術である発電素子や充電池の技術が促進されるような市場作りの手助けをしてあげてもらえればと思うのです。
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■世界一になったドイツ太陽光発電産業、その秘密と未来-EUの黄昏は確実か?
こんにちは。ドイツの太陽光発電産業は、日本のそれを追い越し世界一になっています。しかし、それには秘密があります。そうして、その秘密が故に、今は良いですが、いずれ破綻し、大きな負の遺産を残してしまうのは必定です。EU諸国がどうして、このようなことをするのか?それは、かつての共産主義のように、実証された理論にもとづいているのではなく、理想にもとづく理念に基づいて動いているからです。ご存知のように、共産主義はそれを実行した国旧ソ連や中国で、そうして、その他の国々でもことごとく破綻しました。共産主義に影響を受けて、自由主義陣営でも福祉国家がつくられましたが、これも破綻しました。実証されていない理論にもとづき、理想論やあるべき論で行動すれば、ことごとく失敗するのは目に見えています。EUの太陽光発電も同じ運命をたどるものと思います。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。
yutakarlsonさん
お初のコメントですね。どうもありがとうございます!
さて、最初にこの記事で書いたようにあくまでイメージで語っているので、もし間違っていたら申し訳ないです。
確かに環境問題というのは神学論争になりやすく、「理想に基づく理念」となりやすいのだと思います。
だからこそ、理念だけではなく実利が必要だと思うのです。
今、ドイツの太陽光発電産業が世界一になったわけです。それは簡単に言って、「儲かる」ので民間が意欲を持って参加したわけです。そこで成長した企業は当然国内にとどまらず世界に出て行くことでしょう。つまり国がある種の補助金をうまく使いながら、新たな国際競争力のある産業を育成したと思うのです。そしてその産業は今のところ、大きな将来性があると言われているものなのです。これはおっしゃる共産主義には余りつながらないように思えるのです。
勿論環境問題を純粋に考えれば、太陽光発電の矛盾や電気自動車の矛盾というのはありますが、それを産業として成り立たせるようにすれば、自然と民間の力で進んでいきます。共産主義国家は全て共産党の一党独裁の指導の下で理想社会の実現を目指しましたが、そこに無理があったのです。国を構成する様々な人たちが、自分たちの力を発揮しだした時、国は大きく動くと思うのです。今の中国も、文革時代のようではなく、経済活動においては党のしばりが少なくなりある種の原始資本主義のような状態になったら、すごい勢いで成長したではないですか。やはり一人一人がしっかりと創意工夫を持って働く国の力はすごいと思うのです。そして、ドイツはFITを元に、そういった流れを作っているように思えるのです。
国がただ補助金を垂れ流しているのでない。離陸する前の助走段階だった産業に対して戦略的に投資し、育成しようとしたドイツ政府の戦略が、産業政策的に素晴らしいと思えたのです。それが多少なりとも環境問題に貢献出来るのであれば、それはそれでいいのではないでしょうか?
だから「未来の地球のためにCO2を削減しよう」というより、「この産業に参入すれば、みなさん儲かりまっせ」というやり方が、余程人間の本質に合っていると思ったわけです。