雑誌記事のご紹介 〜野球小僧8月号


もう少し早くご紹介したかったのですが、今月号の野球小僧はちょっと垂涎ものの記事。
それは名物コーナーの「流しのブルペンキャッチャーの旅」。今回は福谷君のところに来てくれました。ここで登場する「流しのブルペンキャッチャー」とは早稲田出身の安倍昌彦さん。初めて慶應の、とありますが確か白村君のボールも受けてくれたことがあるはず。とは言え、大学である塾野球部のグラウンドは別格なんですね。すごく愛情溢れるレポートが泣けてきます。
また福谷君の受け答えも素晴らしい!特に自分が感服したのは以下の段です。
「右ピッチャーは右バッターの外角低めに投げられれば、僕はOKだと思ってます(野村克也さんもここを基本線と呼んでいました)。今、そこんところを練習してるんです、秋に向けての課題として。何があっても『慶應の福谷』っていう存在感はブラしたくない。自分の責任感として、そこは守りたい。チームメイトに対する責任感でもあるし、親に対する責任感だし、後輩に対する責任感、それに、『慶應』という伝統に対する責任感でもあります」
これに対して安倍さんが
「福谷浩司の語りには、学生にありがちな「迷い」がない」
と評していました。自分の立ち位置、置かれている環境を冷静に見ようとしているその心、本当に素晴らしいと思います。でも、上記の文で一番感服したのは
「チームメイト、親、後輩、慶應という伝統」に対する責任感と評した部分。
人は得てして今ある環境を天からただ授かったように感じてしまうものだし、実際自分もそうですが、彼は周りの環境全てに感謝して、その恩義に応えるべく責任を果たそうとしている。しかも優等生的にそつなく回答したのでは無く、自分の内側から絞り出したかのような言葉。その点にとても感服したのです。
自分はたまたま何かのご縁で福谷君の親御さんとお話しさせていただいたことがありますが、確かにあれだけ立派な親御さんの薫陶を受けてきたことによって、人間として一番大事な部分では無いかと思える「感謝」の気持ちが自然ににじみ出ているんだなあとしみじみ思いました。
あとは、責任感は時には自分の身体にブレーキをかけることがありますからそこを乗り越え、感謝・責任感を昇華させ、壁を突き抜けた後にある愉しみ、それこそ「エンジョイベースボール」を体現して、塾野球部を卒業してくれればと祈るばかりです。
その後はつづいて「激痛!スカウティング旅情」では、塾高の齋藤大輝君が取り上げられています。しかも導入部の最初の1行が
「この選手、故障無く学生生活を終えれば、「塾」の偉大な先輩・高橋由伸(巨人)クラスの外野手になれる」
とのこと。安倍さん、またまたどうもありがとうございます[E:happy01]
さて、まだご覧になっていない方で、塾野球部や塾高野球部にご興味のある方がいらっしゃれば、是非ご覧になることをお勧めします。気分も盛り上がりますよ[E:up]

「雑誌記事のご紹介 〜野球小僧8月号」に30件のコメントがあります

  1. 夏バージョン衣替えの最初の記事がこれとは嬉しい限りですね。子供を見れば親が判るとのご指摘、これまでに何度も実感してきたので赤面すること頻りです。福谷君の秋が益々楽しみになりました。おっとその前に、甲子園で斉藤君の勇姿を是非見たいですねえ。

  2. 帝京が辛勝、早実が小室君の母校日野に惜敗。日野君は早実に惜敗でしたが・・・
    強豪校が意外にどの地区も苦戦しているようです。
    応援の方、くれぐれも熱中症にご注意ください。
    神奈川の地区予想
    横浜隼人、東海大相模、桐蔭学園に続き4番手が横浜、5番手が慶應とか・・・
    打線は東海大相模と慶應がトップクラスだそおうですが、慶應は投手の整備が必要
    あくまで予想でしたが、加藤君が完封したようで打線は4点どまりの初戦は投高打低。

  3. バックが白くなって最近のコメント欄見やすくなりました。
    近所の森のオオタカもグリーンの保護色で見えにくかった・・・

  4. 今日は、今のところ中止ではないようです。TVKを楽しみにしています。
    去年のことは思い出したくないですね。厚木高校は立教の川村君の出身校。
    慶應野球部関係者のお話ではスカウトでは出遅れたとか・・・
    神奈川も東京も公立が頑張っていますので・・・

  5. コメント頂いた方、本当にありがとうございます。
    タイミングを逸してしまい、ここでのコメントもちょっとずれてしまいそうなので、感謝のお気持ちだけお伝えさせて頂きます。
    とにかく、塾高野球部の三年生のみなさん、お疲れ様でした!

  6. http://www.big6.gr.jp/game/preseason/2012summer_preseason.html
    i法政のオープン戦が多いので法政OBに聞くと法政には2軍がないので監督が常に全選手を見るため試合数が多いそうです。平等にチャンスがあることは選手の励みになりますが試合数が多いと怪我をする選手も出てくる。気になった選手をあげて聞いてみるとやはり怪我でした、早慶は少ないのは、ほぼ戦力が確定していて試す人数が少ないからとか。
    そう言えば、法政の次に明治が多いですね、戦力的にはダントツの法政明治は生き残りが大変でシーズン前に疲れてしまう弊害も・・・

  7. 川越市広報より。市制施行90周年記念事業 大学野球交流戦大会 8月25日(土)、午前10時〜東洋大学対東京国際大学。午後1時30分〜全早稲田大学対全慶應大学。初雁球場。無料。

  8. 春勝ち点を落とした立教、法政と続きます。
    ここ数シーズン出足でつまずき後半持ち直す展開です。相性の悪い立教との対戦に全力!
    なぜか明治、早稲田には相性がいいので、スタートがうまくいけば優勝と期待しています。
    クリーンアップは山崎、横尾、谷田を期待しています。

  9. 上田さんのブログで塾高から大学でマネージャーをしている1年の善波君が紹介されていましたが、伯父さんが明治の監督のあの方です。兄と父が早稲田の吉澤君、弟が早稲田の鈴木君、父が法政の木村君・・・ライバル繋がりはいるものですね。

  10. 桐光エース松井君。甲子園を決めたことで関東ナンバーワンの評価。
    高校進学時に数十校の中から桐光を選んだのは慶大志望?
    緑東シニアの先輩で桐光→慶大と進んだ松本君を尊敬しているそうです。
    彼は後輩に「野球も勉強も両方出来なきゃ」と説いていたとのこと。
    春青山学院の関係者が言っていた。大学から慶應に入るのは高校より難関。
    「よく松本君は入った」

  11. 残念なお知らせ。中学野球小僧。今月号をもって休刊です。

  12. 松井裕樹君の完投勝利を緑東シニアの先輩の松本大希君が横浜球場で祝ったそうです。

  13. 早稲田の東條君と松本君は同じシニアから高校に入って1年からただ2人レギュラー。
    松本君、待望の神宮初ヒットを秋に期待。

  14. 早稲田の野村元監督は捕手出身で北野高校卒、進学校で捕手の丸亀の捕手は高く評価しているようです。慶應は進学校の選手がレギュラーで活躍しているが早稲田は・・・というプライドがあるようです。指定校推薦でないと早稲田に行くかも・・・
    松阪の竹内君はプロ志向という噂もあり、これも指定校推薦で早く決めてほしいところ・・・

  15. 松井君、歴史的ヒーローに。
    早慶争奪戦の前にプロ入りするかも?
    「松本君に憧れて慶應」に期待しますが・・・

  16. 松本君の慶應、野呂監督の早稲田ゆえ争奪戦になるかと?
    フジの田中アナウンサー
    「江草君とは一緒に同じ大学の野球部を目指した仲です」
    阪神時代にバレー銅メダリストと知りあったとの報道を受けて・・・
    江草君の受験したことは知っていましたが、田中君と同期だったとは?

  17. 池田監督の顔を観て思い出しました。
    慶應藤沢の監督を経て母校の監督、とNHK
    まずホームランを打った西口君に入学してもらって
    小学校からの大竹君とのバッテリーを期待しています。

  18. まったくこの題材とは関係ございませんが、高校野球中継をしていたら宣伝をしていたもので。。。
    放送は、9月14日 Eテレで18:55分~だそうです。
    それにしても、男子…(涙)
    検索をしたら、あるかたのブログにでていましたので、そちらを拝借
    http://ameblo.jp/nakamura-anne/entry-11283555921.html?frm_src=thumb_module

  19. 次は大阪桐蔭。池田監督は自信ありげ・・
    「うちは本格派に強い、3点はとれる。相手打線は左に弱い。」
    明日の松阪の竹内君、全く同時間帯に外出予定。
    勝ってもらって次に観たい。

  20. j順延でリアルタイムで竹内君を見ました。8回は甲子園の浜風でポテンヒット連続で逆転されてしまいました。ぜひ今度は塾野球部で活躍してください。

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