平成26年春季東京六大学リーグ 対立大2回戦

今日も何とかやってきました、神宮球場。
先発は塾野球部が加藤君、立教が齋藤君。
到着したのは5回表からだったのですが、リードを早速広げてくれる何とも嬉しい展開。気を抜かず、このまましっかり試合を進めていきたいですね!

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(懸命のスライディングをする佐藤旭君)
5回表 2死12塁を抑えて無失点に抑えます。
5回裏 齋藤君三振、小笠原君ショート内野安打、加藤君バントで2死2塁、佐藤旭君四球、山本泰君ショートゴロエラーで満塁、谷田君、レフト前に2点タイムリー!4−1。横尾君の時にパスボールで2死23塁、大澤君に投手交代。横尾君ショート頭上を越えるポテンヒットで6−1,藤本君セカンドゴロでチェンジ。
6回表 三者凡退に抑えます。
6回裏 投手が井上君に交代。竹内君四球、齋藤君サードファウルフライ、小笠原君ライトフライ、加藤君三振で無得点。
7回表 ライトフライ、ショートライナー、三振で三者凡退に抑えます。
7回裏 佐藤旭君センターフライ、山本泰君凡退の後、谷田君四球、横尾君四球で12塁も藤本君センターフライでチェンジ。
8回表 死球を受けた横尾君が北村君に交代、投手が三宮君に交代。三振、セカンドライナー、ライトフライで三者凡退に抑えます。
8回裏 投手が小林昌君に交代。竹内君レフト前ヒット、代走照屋君、齋藤君4−6−3のダブルプレー、小笠原君サードゴロで無得点。
9回表 センター前ヒット、ライト前ヒットで12塁、センター横ヒットで6−2,なおも無死13塁、ショートフライ、三振で2死13塁、ライト前ヒットで6−3.なおも13塁。続けてまたライト前ヒットで6−4.なおも13塁。ここで江藤助監督がマウンドへ、最後は代打山崎君を三振に仕留め、塾野球部が勝利を収め、勝ち点の行方は明日の試合で決まることとなりました。
1)やっぱり攻めの走塁は素晴らしい
私は5回からの観戦なので、横尾君のホームランを見ることが出来なったのは、とても残念でした。
それはさておき、5回裏の4点ですが、4点目のホームインを果たした佐藤旭君、そして何よりも2死12塁の場面で、ショートバウンドの投球を前に弾いたら、すかさず2塁ランナーの山本泰君が3塁へダッシュ。間一髪ではありましたがセーフで、一緒に連動して1塁ランナーの谷田君が2塁に進み、2死23塁となりました。そして横尾君のタイムリーで更に2点追加することが出来ました。9回の展開を考えると、この2点は本当に大きかったです。
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(3塁を陥れた山本泰君)
2)守備の時に追い込まれたら
9回表、肝を冷やした人は多かったのではないでしょうか。この時に自分が感じていたのは、何だか雰囲気が浮き足立ってきた時に、場を落ち着かせるためにはどうすればいいかということでした。今季の塾野球部はこういった時に横尾君がサードの守備位置から投手に声掛けをしたり、内野守備陣や場合によっては外野まで指示を出していました。しかし、9回表の時は横尾君が死球の影響からかベンチに下がっていました。そのせいか、これでもかとばかりにライト前ヒットを打たれ続けているように感じました。4点目が取られてたまらず江藤監督がマウンドへ。でもなかなか打ち取れないとき、横尾君がベンチの前に出てきて大きな声で一喝していました。そうしたら三振。これは偶然でしょうか?いや、横尾君の力が伝わったんだと思います。
これをもって「横尾君の存在感はやはり素晴らしい」とも読めますし、「他の内野陣ももっと投手や他の野手とコミュニケーションを図って、誰がいようとも、空気に流されないようになるべき。」とも読めると思います。
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(マウンドで諭す江藤助監督)
3)クリーンアップが何とかして得点しようとしている姿勢
今日の横尾君のホームラン(見ていないのですが(T_T))、昨日の谷田君のホームラン、法政戦での藤本君のホームラン、どれも素晴らしい当たりで、やっぱりミートしたときの彼らは本当に凄いです。でもそれがいつも続くわけでは無い。そんな時にいわゆる「何とかする」という気持ちを強く持って、食らい付く姿勢が今の3人には出ていると思います。もちろん全てミートすることが理想ではありますが、そうでなかったとしても何とかする。こういった姿勢を中軸打者が見せてくれれば、チーム全体が奮い立つと思うのです。今日の5回裏の谷田君、横尾君のバッティングにそういった姿勢を感じて、心強かったです。
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(タイミングがずれるも、なんとかバットを残して、レフト前にしぶとく運ぶ谷田君)
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(バットの根元ながらも、気持ちでショートの頭上を越えるヒットを放つ横尾君)
4)やはり自信を持って、今までやってきた野球をするべき
昨日の敗戦をもしかしたら序盤は引き摺ってしまっていたのかもしれませんが、横尾君のホームランで鎖がほどかれたかのように点数が入りました。昨日の試合、立教の守備が本当に素晴らしかったです。ジャンプすればグローブにボールが入り、飛び込んでも入り、投げれば相手にストライク投球でアウト。素晴らしい野ですが、これがずっと続くとはとても思えません。やはり今日の試合ではもちろんしっかりしていましたが、そこまで神がかった守備は出ませんでした。南アフリカW杯の時、優勝候補の一角のスペインは最初まさかのスイス戦で敗戦を喫しました。次の日、スペインチームはその試合を全部見たそうです。ボールは殆どスペインが保持し、シュートはことごとくギリギリで外れる、相手が少ないチャンスでどんぴしゃで決めるといった試合だったことを再び見た後、「この試合内容でうちが負けるのは100に1つくらい。なので、このままの試合を続ければきっと勝てる」とみんなで意思統一したそうです。塾野球部も昨日の敗戦はそういった具合で捉えても良いと思っていました。そして今日の試合を見て、そう確信した次第です。
明日の試合、とにかく各自がやるべきことをやる、まさに「How to paly,How to win」を実践することが大事だと思います。いつも通り、普段通り、普通に明日の試合に臨んでもらえれば、きっと勝ち点を掴めるでしょう。勝つぞ勝つぞ!慶應。

「平成26年春季東京六大学リーグ 対立大2回戦」に10件のコメントがあります

  1. 一先ず、勝てて良かった\(^-^)/
    明日のランチは、もちろん。。ですよね(^-^)v

  2. 横尾君に待望の一発、値千金でした。早慶での優勝争いは久しぶりの感がありますが、まずは明日の一勝ですね。これから明日の時間捻出作業に入ります。

  3. 今日も先制を許してしまいましたが、まあ追いつき追い越せるだろうとは思っていました。
    三宮君は2イニングを0点で抑えれば、防御率トップに返り咲きでしたから期待していました。
    ちょっと調子悪かったのかな。
    まあ貯金がたくさんあったので9回もまあ大丈夫だろうとみていることが出来ましたが、やはり立教は「嫌な相手」ですね。

  4. 黄色と黒は勇気のしるし♪さん
    コメントありがとうございます。
    最初勘違いしていて、明日は第1試合だからなんとかと思っていましたが、よくよく考えたら第2試合。ランチを食べに行くのが難しい状況です。何とかなればいいのですが。

  5. kktfさん
    コメントありがとうございます。
    横尾君のホームラン、値千金でしたね。またその後のタイムリーもまた、値千金でした。合わせて二千金?とにかく死球の影響がそれほどなく、明日また元気な姿でグランドで活躍してほしいですね(*^。^*)

  6. B717さん
    コメントありがとうございます。
    そうなんです。相手がどうこうというより、今のみんなの力であればしっかり点は出来るはずだと思います。慌てないで、やるべきことをですね。
    三宮君の9回ですが、自分は付け足した本文にも書きましたが、浮き足だったときに誰がそれを鎮めるかだと思いました。内野がみんなでバックアップしていってほしいですね。

  7. 横尾君、自分だけホームラン出ていないので内心穏やかでなかったと思いますが、
    狙い通りの右打ちホームランで自信を深めたのでは。
    三宮君、リリーフに出てきたときは防御率1位の風格でしたが
    やはりリーグ戦は甘くありませんね。
    今シーズン点差がひらくと精神的なものからバタバタして
    江藤さんも気が気ではないですが、結果としては逃げ切っているので。
    加嶋、三宮君にとっては苦い薬ですが優勝のための学習と思えばいいのでは。

  8. ここまで投手3人は能力の限界までがんばってきている。
    澤田君、有原君に強力クリーンアップが打てるか
    すべてがそこにかかっている。
    プロをめざす打者3人はプロのスカウトにアピールするチャンス
    思い切ってやってほしい。

  9. ずっと練習してきた逆方向への打撃がようやく実り
    ここ数試合右方向への長打を打てるようになった横尾君
    ベースから離れて立ち、相手に外角を攻めさせ
    踏み込んで右打ち
    大リーガーから学んだ

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