東京六大学野球平成23年度春季リーグ戦 慶早戦2回戦で感じたこと1

だいぶもう記憶の彼方に行ってしまった観のあるところですが、思い出しながら感じていたことを書きます。
1)やっぱり緊張していたように感じます。
打線は多分一巡目は全員ファーストストライクは見逃しだったように思います。3回の攻撃も辰巳君まではやはりファーストストライクを見逃していました。コントロールが悪く、与四死球の多い投手なら待ちから入るのもわかりますが、コントロールの良い投手に対してはファーストストライクから振っていってプレッシャーを掛け、気持ちよく投げさせないことが重要だと思います。今まではそうでもなかったのに、この試合がそうだったということは、やはり緊張していたんだなあと思います。貴重な3〜4点目を叩き出した宮本真君は「初球からいこうと決めていました。甘い球が来ると思って。でも、寧ろボール気味の球が来て。でも何とかヒットが打てて良かったです。」と言っていたわけで、結局のところ相手のコース云々より、どれだけ有利なカウント・状況で打つことが出来るかといった方がよっぽど重要なんだなと改めて思いました。これから大事な大一番の試合の時は、普通にしているとまずはボールを見逃しやすいという特性を意識し、今まで以上に積極的にファーストストライクを狙いにいって欲しいなあと思います。
2)竹内大君の不完全燃焼感
今季の竹内大君はパレード時に聞いたように、調子が悪くて・・・という印象が本人の中に強く、到底満足していない状況なんだと思います。この試合でもそう。6回2死で福谷君にスイッチという中途半端なタイミングでの交代でした。第1戦なんかは完全に不満、というより訳がわからないといった感じでしたね。
でも今季の数字は、本人が思っているほど悪くない・・・、と言うか普通に見たら良い数字だと思います。
勝ち数は5で2位。勝率は福谷君を抜かせば(リリーフなので)野村君を上回り2位。防御率も4位。奪三振率もいつも並。では、どうしてここまで不満?
それは、回の途中での交代が多いからでしょう。
彼の投球は去年の春にしてもいつも塁上を賑わせながら、大事なところを締めるといった投球でした。去年の春秋の慶早戦第一戦はどちらとも斎藤君がさっさと終わらせるのに対して、竹内大君はなかなか三者凡退がなく、いつもどこかにランナーがいた印象です。勿論、信頼して任せるのも一つなんですが、後ろに絶対的守護神がいれば、どうしたって交代させた方が抑える確率が高くなると判断してしまいます。去年までの大石君がいた早稲田のように、完投能力のある投手が完投せずにいつも途中で降板となってしまいがちになるんだと思います。
その役割を淡々と受け入れられるなら良し。でも完投能力のある人にとっては、不完全燃焼感がどうしたって残るんでしょう。
自分が思うに、竹内大君はここで焦ってはいけません。去年の春と違うのは、ピッチングスタッフの構成。2戦目を任せられる投手が育ってきたので福谷君が抑えに回った。これが、竹内大君の続投を阻んでいるに過ぎません。決して竹内大君の調子が悪いからでは無いと思うのです。そんな風な交代はいやだ!圧倒的なピッチングで交代なんかさせないとばかりに、剛球を身につけようとすると、3年生以降の斎藤君みたいになってしまいそうな気がするのです。
それより、いかに今のピッチングの延長線上でより安定感のある投球が出来るか、それを探ることこそが必要なんだと思います。
これだけ投手の数が揃っている投手陣だけになかなか思い描いているような形(先発完投)になり得ないと思うのですが、イヤにならず、今以上に安定感をつけるように頑張って貰いたいです。
大丈夫、監督が信頼しているからこそ、いつも第1戦は竹内大君が先発なんだから。去年の春以降第1戦のマウンドを守り続けていることはすごいことなんだと。
3)福谷君の力みと剛速球
反対に福谷君は球の力で勝負するだけあって、順調に伸ばしている印象です。
ただそれが力みに繋がると、スピード表示は出ているものの、ボールのキレがなくなってしまう印象です。
腕の振りと同じくらいに出てくるスピードボールって案外打ちやすいですからね。
力みの抜けたフォームから繰り出される速球は、腕から遅れてボールが急に来るといった見え方で、打者もタイミングが取りづらいはず。そんな球を前半戦では投げていました。ただ後半になるにつれて、段々昨年までの悪癖、すなわち投げ急ぎ、力んでしまっていた印象です。
こんなとき、長﨑君ならわざと山なりのボールで返球し、落ち着け落ち着けといったゼスチャーをしたことでしょう。スローカーブからわざと入っていたかも知れません。慶明戦3回戦の時、慶早戦2回戦の時、どんどん前のめりになっても周りも止めることがなかなか出来ず、力みがなかなかとれなかった感じです。
いかに球速に惑わされることなく力みを取ることが出来るか、これが今後の課題になってくると思います。球速で5km/h速いとさぞかしかと思いますが、150km/hのボールがホームベースに到達するのが0.442秒。155km/hのボールがホームベースに到達するのが0.428秒なのでその差約0.014秒。ストップウォッチの早押しでもなかなか出せない時間の差でしかないのです。球速の拘りより腕の脱力とポイントでの加力のリズムを身体に覚え込ますことが出来れば、相当すごい投手になるんだと思います。
これはバッティングに関しても同じ。昨シーズンまではホームランしか狙っていないのか?といったスイングでしたが、今年は最初の慶立戦1回戦での最終打者の時以外は、カウントの若い時は今まで通りですが、追い込まれた後は力を程よく抜くようになってきました。こちらも力まず打つことが出来るようになると、すごい打者にもなれそうですね!
う〜ん、他にもあった気がするんですが、なかなか思い出せません。思い出したら書くようにします。

「東京六大学野球平成23年度春季リーグ戦 慶早戦2回戦で感じたこと1」に61件のコメントがあります

  1. 後1本で首位打者。
    迫力あるライトライナーの2塁打連発のひっぱりを
    ちょっとだけやめて影山流のレフトへの軽打が
    できれば首位打者だったのに・・・
    という気がします。
    ひとりだけ蚊帳の外の明治第4戦。
    外角球を見逃し三振したあと伊藤チルドレンに
    何やらアドバイス。
    すると全員左へのバッティングで明治投手陣を攻略。
    あの王選手への王シフトを思い出しました。
    「自分は左へ流せばヒットになるとわかっているが、
    右への強い打球にこだわる。
    それをやると自分のバッティングではなくなる。
    狭い1、2塁間でも強い速い打球で抜けばいい」
    センターオーバーはあっても左へ流すヒットは
    伊藤君には似合わない。

  2. http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp3-20110602-784785.html
    候補に小室君、竹内君が入っていない。
    小室君にとってはベストナインであるにもかかわらず
    三上君に負けたのは納得いかないだろう。
    竹内君はシーズン前の目標にリーグ優勝とともに
    去年は候補に入りながら落選した全日本入りを
    挙げていた。これも悔しい思いをしているだろう。
    ただ選手権の活躍によっては候補に追加される。
    慶應にとっては竹内君が頑張る要因になるので
    プラスかもしれない。
    候補入りした伊藤君、福谷君とともの是非3人揃って
    全日本入りしてほしい。

  3. 明治戦(1回戦と3回戦)。スタンドで観戦していたら、私の席の5列ぐらい前に見たことある後姿が。ちょっと写メをして確認したらやはり。竹内君が心の癒し所のボスでした。
    恐らく気に掛けて来ていたんでしょうね。
    早慶戦2回戦。予想以上の風。試合中は離席はしたくなかったのですが、歓喜の瞬間を見逃すのは苦痛でしたので8回表が終了してすぐにワールドカップへ(略して…)戻ってきて出入り口で観戦。彼にはみなスピードをやはり期待するだろうし(スピードガン表示をされると『ウォー』という歓声が!本人も力ずくでみたいな事があったかも。
    さて、今日は願い通じて神宮にご飯を食べにこれから行ってきます。
    バッティング。私も好きですね。あの明治戦のガッツポーズ!!そしてその後のボーンヘッド(汗)

  4. 「長崎君なら・・・」のくだりは管理人さんならではですね。大学選手権、伊場君にしろ阿加田君にしろこれまで以上にヘッドワークが求められそうですね。

  5. 動画を観て・・・
    最後の伊藤君の打席、初めのボールは打てました。
    いつもの伊藤君の積極性があれば・・・
    福谷君が戻ってきて、
    竹内君がグローブと飲み物を渡す。
    福谷君は飲み物をグイっと飲みほし、
    グローブを受け取る・・・
    なぜか奥さんに世話してもらう旦那様、
    微笑ましい・・・

  6. 残念ですが放送しませんでした。
    きっと優勝したときのために・・・
    昨年春、リーグ戦優勝したとき、
    練習の模様かなり放送してましたから・・・
    NHK決勝戦は放送予定ですから。
    優勝したら・・・

  7. オープン戦、、
    相手の球場でやった2試合だけ観なかった。
    それが東京国際大と東洋大戦。
    観戦したアマに詳しい方によれば、
    東京国際大はもともと慶大OB古葉君が監督。
    お父さんが監督になって息子が助監督。
    お父さんは江藤さん、息子さんは慶大野球部に
    詳しい。
    それが原因か?去年に続き今年も負けた。
    東洋大は藤岡も登板したが慶應が勝った。
    もしかすると最大の難敵は
    東洋の前の東京国際大?

  8. 龍谷大は天理、大阪桐蔭など甲子園上位進出出身の
    大型選手。
    東京国際大は埼玉の公立出身の投手など無名校出身の
    小柄な選手。
    古葉監督のカープ機動力野球、
    ヤクルト時代の技巧派浅野投手コーチの投球術、
    そして古葉助監督のヘッドワーク
    見事に接戦に勝ちました。
    素材を育てる、試合での采配、
    監督と投手コーチ
    似たチームだけに当ると恐いですね。

  9. 通い様が、昔、東北福祉大と対戦した際のスタンドでのエピソードを読んで、そんなことがあったのかと苦汗。 明日は東農大水産。確か、昨年東海大学と当たった際は、略して東大と言っていた気が(試合中ではなく、塾注の時) 果たして、明日もこのネタ使うのかいなや?!
    そういえば、東農大といえば、なんとかのほとりが有名だが、ここは使うのかな?
    東京国際大は、川越に学校が確かあり、①②年前までは、大宮駅の川越線に乗るための階段に、野球部のポスターがありましたよ。(もちろん監督を交えてので、 津田さんの息子さんも映っていたかどうかは覚えてないですがね[E:coldsweats01])そういえば、東洋も確か…[E:coldsweats02]

  10. 早慶戦でのファーストストライクを見逃し追い込まれて凡打の事も、よく観察されてますね。作戦として相手投手がノウコン投手場合にはどうしてもウエーティングの作戦がありがちですが、そんな時に限って相手投手が調子よく普段に無いような好投してしまうのですよね。野球は相手投手にかかわらず積極的に好球必打で攻撃的野球で常に主導権を握ってゲームを進行して行く事が勝利への原則ですね。
    竹内投手のまだ3年生だし、大きなエースになってもらいたいこそ野球は一人でやるもんじゃない。ベンチ全員で戦うものなんだ。監督さんも、そんな思いがあるのではないでしょうか? それとも慶応大学の監督さんくらいの方だとプロ的意識で先発-中継ぎー押さえ 勝利の方程式を考えているのでしょうか? 竹内投手には今以上に高い意識をもって頑張ってもらいたいですね。 もう一人の国立高校卒の竹内投手にも期待しています。
    私の同級生の佐藤賢司監督の教え子なので頑張って欲しいです。
    福谷投手は出身は横須賀高校ですね。投球ホームもしっかり溜めてからの蹴りからの投球ホームが澤村投手のようにダイナミックな感じを受けました。多少下半身の軸がぶれる部分からと力みからのコントロールが定まらない事もありそうですが?
    走って走っての下半身強化が必要ですかね?
     
    突然のメールすいませんでした。
    これからも楽しい野球教室、宜しくお願いします。

  11. アマに詳しい方によれば、
    古葉監督になってから、東京国際大野球部の部員が
    この就職氷河期にもかかわらず一流企業に100%
    就職する。
    その理由が黄色さんご紹介記事で
    わかるような気がします。

  12. 連戦を考えると白村君。
    硬くなっていました。
    捕手も久しぶりに伊場君を使いましたが・・・
    とにかく勝ちましたから、
    明日竹内君使って、
    準決勝、今日の山形君から観て、先発
    そして決勝を竹内君か?
    白村君にとっては残念。
    伊藤君はさすがです。ボールは見逃し
    3四球、2塁打1本・・・
    やはり5番がカギ・・・・

  13. 六大学関係者が常に口にするのは、
    リーグ戦と同じ気持ちで大学選手権の臨みたい。
    どうしてもそうならない。
    なぜか気が抜ける。
    逆に地方の大学は晴れの舞台。
    今日も相手チームは
    「慶大とやれることが嬉しくて仕方がない。
    楽しめた」
    江藤監督は渋い表情、
    山崎、伊藤、白村君に嬉しさのかけらもなし。
    東洋も辛勝だった。
    野球は精神面で難しい・・・

  14. 東北福祉の山路さん、
    準優勝旗を受け取った時のハニカニの表情
    すがすがしかった。
    その山路さんが堂々たる体格になって
    監督になって神宮に戻ってきた。
    山路さんは志村君と同期・・・
    志村君と同じころ東大で野球をしていた
    私塾の塾生のひとりが今、
    野球仲間の友人を宇宙に見送った。
    新聞で旅立った宇宙飛行士が47歳と知った。
    常日頃、管理人さんの世代は若くていいな、
    と感じていたが、自分が年をとったことを
    忘れていた。
    今の47歳は我々の世代にくらべ
    遥かに活きるのに大変な時代だ。
    頑張ってください!

  15. ゲームに出てないせいか、
    伊場君の調子が上がりませんが、
    決勝の藤岡君を想定すれば、
    5番伊場、6番宮本は決勝までも出して
    試合勘を養わせるべきです。
    東京農大ですらエースでなく左をぶつけてきた。
    ましてや大学ナンバーワン左腕。
    小室君に苦労したレベルではすみません。
    幸い同じブロックには右投手が多いので
    「普通にやれば勝てる」(江藤監督)

  16. 今日は出勤前にちょっとだけライブでみて出発。バッテリーをみておもわず『ウォー』 きっと、あの方も観に行っていることかと思ったので、よかったですねと心の中で。 瀬川さんのブログで、佐倉シニアの方からのコメントに、瀬川さんが応えてました。なんかいばっち(世間的には、伊場ちゃん・伊場くんって言っているだろうけど、個人的に勝手にそう呼んでいる) らしさがでていてよかったですよ[E:happy02]

  17. やっぱり気持ちがゆるんでいた。
    朝日朝刊
    伊藤も
    「最初に点をとって、このまま簡単にいくだろう
    という空気になってしまった」と反省。
    監督は
    「みんなわかっている、次は修正してやります」

  18. 志村君で日本一になったときは
    準決勝で勝ってます。
    日米では愛知学院サウスポーーエースと
    一緒に!

  19. http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000657&tid=a4ffckdcbg3xln5ea1a6ffcjfa1a6bfc05dcbg2qa4ja4ia4na5ha5t&sid=2000657&mid=5
    赤池君も東京国際大だったとは!
    当時の2郎トリオ、
    印出、赤池、古葉、みんな野球の指導者に。

  20. 試合後の勝利監督インタビュー
    「今日、白村君が一番早く神宮に来ていたので、
    白村君が先発なのか、と思いましたが・・・」
    「白村は練習で調子が良かった。
    でも試合間隔が空きすぎましたね」
     早慶戦2回戦、新人戦決勝戦に登板させておけば
    よかった、というような口ぶりでした。
     3点先制したあと四球、四球で守備のリズムを壊し
    金田君の考えられないようなエラー・・・
     打つ方にも、走塁にも打撃にも悪い流れをつくってしまった。
     勝ったことよりも(悪い流れ」が気になっての
    自分へのご立腹みたいでした。

  21. よく慶應を研究していました。
    慶應は本格派の投手に強いので、
    何んとリーグ戦3試合登板の投手先発。
    のらりくらり投法の前に不発。
    また変則左腕に弱いということでリリーフ。
    ところが最後にエース2人を登板させてくれた。
    相手の監督がまともに行っても勝てない、
    と奇襲が成功したのに最後に勝ちを意識して・・・
    江藤さんに伊場スクイズにはビックリ。
    スクイズは予想もしない選手がやれば奇襲となり
    成功する。
    最初に正攻法で、最後の場面で奇襲。
    江藤さんらしい。
    今日もご機嫌悪し。
    救いは竹内君の完全復活。
    ゾーンは強豪ぞろいで不利と思ったが、
    何んと東北福祉、日体大まで負けてしまった。
    「国際大にはオープン戦では負けているが、
    レギュラーは使っていない」
    と自信満々。
    東洋に備え、竹内君は温存するかも知れない。
    東北福祉、日体大、東洋と予定していただろうから
    慶應にとっては戦いやすい。

  22. 6月8日の「おはよう日本」のスポーツコーナーで
    伊藤君の特集をやったそうです。
    あれだけチェックしていたのにまさか?
    ご覧になった方からの報告、
    がっくり!

  23. 2浪トリオ
    印出、赤池、古葉
    少し上の代の2浪トリオ
    芳賀、猿田、鈴木哲
    この3人は写真誌「FOCUS」に取上げられました。

  24. 古葉コーチ、赤池トレーナーは
    母校慶大に挑戦!
    野球人としては、
    兄江藤と古葉監督は社会人で同じチームで活躍、
    ともにベストナイン、野球殿堂入りの名選手で
    しかも古葉監督は日本シリーズ3度制覇の名将。
    こちらは江藤さんが挑戦!
    とにかく名将2人の采配は
    今大会、図抜けている。
    選手の素材からいえば、他大学は全国の甲子園組、
    育てて勝つプロの指導。
    多くの高校生は2人の指導を受けたいだろう。
    古葉さんは永久監督らしいが、
    江藤さんは4年契約、三宮、谷田君までは・・・

  25. ノッカー古葉の力かも?
    外野からダブル中継の本塁アウト。
    伊藤の好投は浅野コーチの力かも。
    球場も日本一だがスタッフも日本一。

  26. 川島君の代走起用、サード川島での伊場スクイズ。
    投手真正面だったので川島君でなかったらアウト。
    東京国際の韋駄天も古葉さんの直弟子2代。
    お父さんは古葉監督が初めて代走に起用した選手。
    両校の盗塁、エンドランなど機動力野球も見もの。

  27. 竹内君の悔しさは優勝して
    福谷君と一緒に全日本入りするのでなければ
    晴れない、
    という気がする。
    東洋の藤岡君と投げ合って勝つことによってしか
    それは叶わない、
    そういう思いが今日のピッチングの迫力。
    東京国際の伊藤君との候補滑り込み争い。

  28. 関西の最後の砦・同志社が負けた。
    勝った九州共立大には候補が2人いる。
    東洋OBの話では、
    東洋は藤岡しかいないので準決勝が苦しい。
    決勝は九州共立大が出てくるかもしれない・

  29. 江藤監督は「相手は1試合ごとに強くなっている」と警戒感をあらわにした。
    毎日新聞から抜粋

  30. サンスポ紙面から抜粋
    エースが踏ん張り、名将の采配もさえ、初出場ながら準決勝進出を決めた。11日は元巨人、中日でプレーした江藤監督率いる慶大戦に臨む。
     「そうなればいちばんうれしいなと思う対戦まで、うちが勝つことができた。今までやってきたことを精いっぱい出したい」
     古葉監督も感慨深げだ。江藤監督の兄の故慎一さんと社会人の日鉄二瀬でチームメートだった縁で、つきあいは長い。注目のプロ出身同士の監督対決。“古葉マジック”から目が離せない

  31. スポニチ紙面から抜粋
    準決勝では元巨人、中日の江藤監督率いる慶大と激突する。3月29日にオープン戦で対戦した際には4―1で勝ち「お互い選手権に出られたらいいな」と励まし合い、リーグ優勝後には「対戦できたらいいな」と話していたことがついに現実となる。
    準決勝で顔を合わせる東京国際大の古葉、慶大の江藤両監督は現役選手時代の66年から69年までセ・リーグに同時在籍。
     古葉監督は広島で、江藤監督は巨人(66~68年)、中日(69年)でともに二塁手としてプレーした。69年9月4日の中日―広島戦(中日)では古葉監督が2回に右前打を放つと、6回には代打で出場した江藤監督が同点となる中前打と2人が同じ試合で安打を記録している。
    1―1の9回。1死一、三塁から5番・伊場の初球にスクイズ。指揮官が「なりふり構わず点を取りにいった」と説明したように、決めた本人が「自分にスクイズのサインが出たのは初めて」と目を丸くする采配で決勝点をもぎ取った。 この日は10安打を放ちながら、8回まで3回に相手の暴投で得た1得点のみ。しかし、試合前の打撃練習中に伊場がボールの軌道を見極めるために行っていたバント練習を観察していた指揮官は相手の意表を突く作戦を決行した。

  32. スポーツ報知抜粋
    慶大が苦しみながら2年連続の4強入りだ。7回まで毎回走者を出しながら、あと1本が出ない。1―1の9回、5番・伊場竜太の決勝スクイズを足がかりに3点を挙げて、ようやく試合を決めたが、江藤監督は「イラついてますよ。潰瘍が3つくらいできた」。初戦(2回戦)に続くタイムリー欠乏症に不満顔だ。
     それでも、次は夢の対決が待っている。古葉監督率いる東京国際大との対戦に話題が変わると、指揮官の表情が一変した。「こういう舞台でやれるのは本当に幸せ。オープン戦で対戦した後、『また神宮で会いましょう』とは言っただけど、お互いに優勝しないとできない。まさか、まさかですよね」。隠し切れない喜びが、心の奥底からにじみ出た。

  33. 慶大関係者によると、
    状況としては、かなり有利。
    候補東北福祉、日体大、同志社が消え、
    残る2候補九州共立と東洋のどちらかが消える。
    雨が降らなければ2校とも3連戦となる。
    東京国際とはオープン戦に負けているとはいえ、
    レギュラーメンバーでは戦っていない。
    さらに毎年練習試合を数試合やっているので
    相手チームのデータはあり、試合に出た選手からも
    情報が得られる。
    準決勝の相手としてはやりやすい。
    平常心でやれば大丈夫。

  34. 藤岡君から連打は不可能。
    青山の連勝は2戦連続のホームラン1対0
    東洋打線は
    ゆるい変化球に滅法強く、速球剛球に弱い。
    今季初めて福谷先発。
    福谷を5番、DH伊場、宮本と続ける
    全員ホームラン狙いの一か八かの攻撃野球。
    東洋に勝つのはまともでは無理。
    初めて藤岡君を観ての率直な感想。

  35. 東洋大・藤岡は150キロの直球に加え、内角へのカーブやスライダーで次々と空振りを奪った。普段はほとんど投げないフォークを実戦で試す余裕の投球。道都大の山本監督は「積極的に振らせようとしたが、手が出なかった」と脱帽するしかなかった。今大会計32奪三振で、創価大の八木(現・日本ハム)が05年にマークした最多記録49個の更新も視野に
    右打者への投球について毎日新聞の記事ですが、
    右を並べたとて打てるものではありませんね。

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