夏休みの読書 「民王」

備忘録的に、読んだ本の感想をちょっと書いておこうかと思いまして・・・。 池井戸潤さんの作品は半澤直樹以来、結構読むようになった割とミーハーな自分ですが[E:coldsweats01]、この本は割とばかばかしい設定(総理と馬鹿息子が入れ替わる)で始まりつつ、訳のわからない出来事も交えながら(他にも入れ […]

戦後70年に考えること

今、日本テレビのミヤネ屋で戦後70周年企画と言うことで、硫黄島の戦いのことを放送しています。 その中で栗林中将が採った地中にトンネルを張り巡らし、持久戦を目指した作戦を「今までやったことのない、考えたことの無い」といった言葉で表現していました。 この人たちは、ついこの間、ペリリュー島に陛下が慰霊に行 […]

「慶應義塾の昭和二十年」の展示物から③ 退院に際しての小泉塾長の挨拶文(昭和二十年十二月一日)

戦前・戦中・戦後の厳しい時代に慶應義塾の塾長を務め、戦後は今上陛下の教育掛にも就任された小泉信三元塾長は、戦争末期の昭和20年5月、空襲によって被災し、大火傷をおって、長期入院を余儀なくされました。彼の7ヶ月の入院生活の間に、日本は戦争に敗れ、世の中は一変し、世相も混沌としていきました。いよいよ退院 […]

「慶應義塾の昭和二十年」の展示物から② 特攻出撃10日前の隊員の雑談を記録した手帳(上原良司妹・清子)

今日ご紹介するのは、上原三兄弟の妹、上原清子さんが出撃直前の特攻隊員の会話を記録した手帳(特に有名なのは上原良司さん。経済学部1年で学徒出陣、特攻出撃前につづった「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます。」の言葉が印象的な手記は有名。清子さんが兄良司さんとの最後の面会時、居合わせた学徒出身の […]

「慶應義塾の昭和二十年」の展示物から① 学徒出陣時にレコードに残された音声(塚本太郎)

最初は昨日拝観した「慶應義塾の昭和二十年」での展示物を色々とご紹介しながら、感じたことを書こうと思ったのですが、一つ一つを省略することが勿体なく感じ、一つ一つについてゆっくりと書いていこうと方針転換しました。第一回目は学徒出陣時にレコードに録音した特攻隊員の言葉です。 (このレコードを録音した塚本太 […]

玉音放送の原盤公開を受けて放送された「週刊ニュース深読み」を視聴して

今日は、終戦の玉音放送のレコードの原盤の音源が宮内庁から公開されたこともあり、朝のNHKの「週刊ニュース深読み」で、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代以降というくくりでゲストが呼ばれ、終戦時の日本について話していたので、視聴しました。 が、正直言って、内容については変な断定口調を […]