日本軍「戦略なき組織」検証失敗の本質を読んで-その1

うちの会社くらいの規模ですと、なかなか社員さんたちを研修に受けさせてあげられないところが悩みの種です。元請けさんの関係の部署ですと、そちらからの研修というのもあったのですが、そうでない部署はそういった機会もほぼ皆無。 そんな中たまたま自分宛に来た研修のお知らせ(本は読んでおくものですね)を見て、ちょ […]

「顧客」としての市民でよいのか -三田評論12月号より

最近記事もコメントもご無沙汰してしまっており、申し訳ございません。 さて、今月号の三田評論を読んでいたら、なるほどと思わされる文章があったのでご紹介させて頂きます。 三田評論 2010年12月号 ◆講演録 〈福澤諭吉先生生誕175年記念講演会〉 『私立』ということ 鷲田清一(大阪大学総長) と題して […]

KEIO革命と小さな大投手を読んで

黄色と黒は勇気のしるし♪さんに教えられて初めて知った江藤監督の本。当然の様にAmazonで予約をして、発売時に手にすることが出来ました。 タイトルは「KEIO革命」とありますが、内容は今年のシーズンの振り返りと、今まで歩んで来た野球人生、そして兄江藤慎一への想いが描かれています。 その中で印象に残っ […]

なぜ人々は、マスコミから離れるのか(塩野七生)を読んで -文藝春秋十月号

本屋さんに行ったら、塩野七生さんの「日本人へ リーダー篇 (文春新書) 」がベストセラーとして紹介されていました。 この「日本人へ」は、文藝春秋の冒頭に掲載されている短文をまとめたもとですが、確かにこれはいつもいろいろと考えさせられる内容が多いです。 そして今月号の「なぜ人々は、マスコミから離れるの […]

「動物農場」におけるある典型

夏休み読書三昧で次にご紹介するのはジョージ・オーウェル作の「動物農場」です。 こちらの物語は通常、著者がスペイン内乱に義勇兵として参戦した際に見たスターリン支配下でのソ連の共産主義的体制の欺瞞を、動物の寓話に託して描いた作品とされています。 wikiに掲載されているあらすじではこう紹介されています。 […]

8月15日に「日本のいちばん長い日」を読む

昨日たくさん挙げた書籍の数々。 読まないことには話にならないと思い、まず手に取ったのが です。 この本は、昭和20年8月15日正午に至る24時間をスリリングに、そして克明に再現したノンフィクション(帯を参考にさせて頂きました)です。 これを読んで、そう言えば今まで大して疑問にも思っていなかったことに […]

こんな時に読みたくなった本 ~「流れ」の正体

まずは東海大相模のみなさん、神奈川県大会の優勝おめでとうございます!ここ一番で見せる集中力はすごかったですね!そんなことを7-9回のところでも書こうかと思っています。 という具合で、今日は本来であれば7-9回を書こうと思っていたのですが、遅い時間からの書き始めで、且つ明日は早くから写真撮影(竣工写真 […]

文藝春秋「日本国民に告ぐ」を読んで

諸方面で好評を博している文藝春秋七月号に掲載されている藤原正彦先生が書かれた「一学究の救国論 日本国民に告ぐ」。毎月文藝春秋を楽しみに読んでいる管理人としても、当然読ませて頂きました。 実は自分はこれを読んで、全てに共感出来たわけではありません。もちろん頷くところも多々あるのですが、ちょっとどうかな […]

「ソ連が満洲に侵攻した夏」を読んで

読んでいてここまで辛くなる本というのはなかなかありませんでした。 太平洋戦争末期、日ソ中立条約から始まり、連合国で唯一対日戦争に参戦していないソ連に、日本は滑稽なくらいに米英との仲介をすがろうとしていたところの描写から始まります。 しかし例えば日ソ中立条約の不延長を通告したり、刻々と運び込まれる軍需 […]

昭和史を読みながら感じる既視感

最近、読んでいる本で、平易かつ興味深いのが半藤一利さんが書いた「昭和史 1926-1945」です。 その中で、最近の国会のニュースでも同じようなことがあったなあと思い、その部分をご紹介します。 (国家総動員法の下りのところです) 総動員法の委員会でしつこく質問する人がいて、それにいちいち陸軍省軍務局 […]